批評回帰宣言―安吾と漱石、そして江藤淳 [単行本]
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批評回帰宣言―安吾と漱石、そして江藤淳 [単行本]



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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2024/08/27
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批評回帰宣言―安吾と漱石、そして江藤淳 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    文学にとって「近代」とは何か。安吾、漱石、和辻哲郎、福澤諭吉、中江兆民、そして江藤淳。知の巨人たちとの対話と格闘の軌跡。新しい批評の誕生!
  • 目次

    批評回帰宣言――序に代えて
       アイデンティティの政治
       暴力と絶対的自己表現
       「近代システム」とは「虚無」のことである
       魔女はナチズムを生みだす
       ドストエフスキーの示唆
       批評回帰宣言


     第Ⅰ部 戦争と人間

    第一章 天皇と人間――坂口安吾と和辻哲郎
     1 天皇は、美しすぎる
       和辻哲郎の戦後
       坂口安吾・吉本隆明という系譜  
       坂口安吾がいた「場所」
       坂口安吾は倫理学者である  
       戦争と美
       暴力について
       坂口安吾の「堕落」  
       政治の美学化
       政治的ロマン主義
       坂口安吾の政治観
     2 天皇と肉体
       日本ロマン派とは何か
       自然主義リアリズムと「人間」  
       日本文学は「離人症」である
       和辻倫理学と天皇  
       人間は、歴史的存在である
       「人間」、この弱きもの

    第二章 近代の超克――江藤淳論
     1 文藝批判家にとっての「近代」
       出会い
       日本「と」私
       敗戦体験
       「父」と「母」の不在  
       家族と近代
       三つの問い
       産業化と流動性
       近代の超克の方法  
       石原慎太郎とは何者か
       「もの」のように佇む
     2 江藤淳の描く精神史
       芥川龍之介からの脱出
       近代日本批評の課題
       江藤淳の下降史観  
       夏目漱石と武者小路実篤
       夏目漱石以後
       加藤典洋の「自然」  
       「近代システム」からの脱出方法


     第Ⅱ部 古典回帰宣言

    第三章 核兵器はなぜ、ダメなのか――中江兆民『三酔人経綸問答』を読む
     1 中江兆民が生きた時代
       時代背景
       民権と国権
       条約改正と暗殺未遂事件  
       対ロシアの外交観
     2 三酔人の主張を解剖する
       洋学紳士の理想主義
       政治的自由と自立心
       豪傑の客と文明  
       豪傑の客の自己否定
       南海先生とは何者か
       恐怖が戦争を生み出す

    第四章 人間・この豊饒なるもの――福澤諭吉『文明論之概略』を読む
     1 『文明論之概略』について
       成立の経緯
       その影響
       福澤諭吉は西洋文明崇拝者ではない  
       アジアを軽視する福澤諭吉像
       どう読むべきか――時代診察と処方箋
     2 福澤諭吉は啓蒙主義者か
       「啓蒙主義者」とは何か
       司馬遼太郎のリアリズム  
       「交際」という言葉
       福澤諭吉の誕生
       近代化=文明化なのか
       狼狽する近代人
       文明とは何か

    第五章 グローバル時代の日本人――夏目漱石『門』を読む
     1 二つの広野を彷徨う
       本当に『門』はつまらないのか
       内部崩壊する「近代」
       「冒険者」とは何か
     2 虚無とテロリズムのあいだで
       自然主義と自己絶対化
       石川啄木のニヒリズム
       石川啄木と夏目漱石が見たもの
       「近代」と「国家」のあいだ
       参禅が意味するもの


    終 章 新・代表的日本人
       西郷隆盛の影響力
       柳田國男と近代の「死」  
       小林秀雄と江藤淳の自意識
       歴史に参加する

    初出一覧
    あとがき
    人名・事項索引
  • 出版社からのコメント

    文学にとって「近代」とは何か。安吾、漱石、和辻哲郎、福澤諭吉、中江兆民、そして江藤淳。知の巨人たちとの対話と格闘の軌跡。
  • 内容紹介

    今、必要なのは、批評である。批評は、「近代システム」に違和感をもち、密着することを拒否しながら、それでもなお刻印される時代の証言である。描くべきは、この居場所のなさ、不確実性に耐える言葉の立ち姿である――。
    気鋭の批評家がその新生面を開き、文学にとって「近代」とは何かを問う。安吾、漱石、和辻哲郎、福澤諭吉、中江兆民、そして江藤淳。知の巨人たちとの対話と格闘の軌跡。新しい批評の誕生!
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    先崎 彰容(センザキ アキナカ)
    1975年、東京都生まれ。東京大学文学部倫理学科卒業。東北大学大学院日本思想史博士課程単位取得修了(文学博士)。現在、日本大学危機管理学部教授
  • 著者について

    先崎 彰容 (センザキ アキナカ)
    2024年8月現在
    日本大学危機管理学部教授

批評回帰宣言―安吾と漱石、そして江藤淳 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房
著者名:先崎 彰容(著)
発行年月日:2024/08/31
ISBN-10:4623096238
ISBN-13:9784623096237
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:314ページ
縦:20cm
横:13cm
厚さ:2cm
重量:420g
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