リスク意識の計量社会学―犯罪・失業・原発・感染症への恐れを生み出すもの [単行本]
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リスク意識の計量社会学―犯罪・失業・原発・感染症への恐れを生み出すもの [単行本]



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出版社:勁草書房
販売開始日: 2024/09/03
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リスク意識の計量社会学―犯罪・失業・原発・感染症への恐れを生み出すもの の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    どのような人々が高いリスク意識をもち、それはなぜなのか。2000年代の治安悪化認知の高まり、福島第一原発事故後の脱原発世論、新型コロナの感染不安―様々な種類のリスクに向けられる人々の意識は、社会階層・ジェンダー・家族形態などの社会的要因によって、どのように異なるのか。U・ベックのリスク社会論の課題を乗り越え、全国調査データの分析をつうじて現代日本社会のリスク意識の姿を描き出す。
  • 目次

    はじめに

    序 章 計量社会学によるリスク意識の探究
     1 多様なリスク研究の展開
     2 ベックのリスク社会論と計量分析
     3 リスク意識の社会的規定要因
     4 リスク意識への計量社会学的アプローチ

    第1章 犯罪リスク認知の社会的規定構造
         ――日米比較分析からみる日本の特殊性
     1 犯罪リスク認知の属性差の探究
     2 欧米における脆弱性仮説
     3 分析――犯罪リスク認知の規定構造の日米比較
     4 日本の特殊性の解釈

    第2章 犯罪リスク意識の時点間比較分析
        ――2000年代における加熱と沈静化
     1 犯罪リスク意識の水準の変化――加熱から沈静化へ
     2 犯罪リスク認知の規定構造の変化
     3 分析――犯罪リスク認知の規定構造の時点間比較
     4 高階層効果の消失と男性における家族効果

    第3章 メディア接触と犯罪不安
    ――「全国ニュース」と「重要な他者への犯罪不安」の結びつき
     1 メディアと犯罪不安
     2 メディア接触効果仮説と日本への適用
     3 分析――メディア接触効果仮説の検証
     4 全国ニュースと重要な他者への犯罪不安

    第4章 失業リスク認知の規定構造
    ――客観的・主観的リスクの比較分析
     1 雇用不安と個人化論
     2 失業リスク認知の先行研究
     3 分析1――失業リスクの規定要因
     4 分析2――失業リスク認知の規定要因
     5 客観的・主観的失業リスクの比較

    第5章 脱原発志向とジェンダー・年齢・社会階層
    ――価値観による媒介モデルの検討
     1 原発事故と世論・政治の変化
     2 仮説――価値観・ジェンダー・年齢・社会階層
     3 分析――脱原発志向の規定要因
     4 原発への態度の社会的差異

    第6章 新型コロナウイルス感染症に関する意識の規定構造
    ――属性・政治的態度・価値観の効果の検討
     1 新型コロナの流行と社会変容
     2 先行研究――属性・政治的態度・価値観
     3 分析―― 専門家への信頼・感染不安・自由制限容認・自粛規範の規定要因
     4 新型コロナに関する意識の普遍性

    第7章 環境保護の支持と環境リスク認知の国際比較分析
    ――2つの環境への関心の異なる規定構造
     1 脱物質主義説の検討
     2 仮説――「豊かさ」と「資源の欠如」
     3 分析――環境保護の支持と環境リスク認知の規定要因
     4 環境保護の支持と環境リスク認知の異質性

    終 章 現代日本社会におけるリスク意識
     1 各章のまとめ
     2 本書の知見
     3 残された課題
     4 おわりに


    参考文献一覧
    初出一覧
    謝辞
    あとがき
    索引
  • 内容紹介

    どのような人々が高いリスク意識をもち、それはなぜなのか。社会調査データの分析によって現代日本社会のリスク意識の姿を描き出す。

    2000年代の治安悪化認知の高まり、福島第一原発事故後の脱原発世論、新型コロナの感染不安といった、様々な種類のリスクに対する人々の意識は、社会階層・ジェンダー・家族形態などの社会的要因によって、なぜどのように異なるのか。ベックのリスク社会論の課題を乗り越え、日本社会におけるリスク意識の計量社会学の端緒を開く。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    阪口 祐介(サカグチ ユウスケ)
    1981年大阪生まれ。現在、関西大学総合情報学部教授
  • 著者について

    阪口 祐介 (サカグチ ユウスケ)
    阪口 祐介(さかぐち ゆうすけ)

    1981年大阪生まれ.2010年大阪大学大学院人間科学研究科博士課程修了.2010年博士(人間科学).現在: 関西大学総合情報学部教授.分担執筆 :「なぜ高卒女性で初職非正規雇用リスクは高まったのか」(中村高康・三輪哲・石田浩編著『少子高齢社会の階層構造1 人生初期の階層構造』東京大学出版会,2021年).主論文:「 現代日本における性役割意識の長期的変動――社会的地位の構成変化に注目した媒介分析」(『社会学評論』74巻1号,2023年).「失業リスクの趨勢分析――非正規雇用拡大の影響と規定構造の変化に注目して」(『ソシオロジ』55巻3号,2011年).

リスク意識の計量社会学―犯罪・失業・原発・感染症への恐れを生み出すもの の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:阪口 祐介(著)
発行年月日:2024/08/30
ISBN-10:4326603739
ISBN-13:9784326603732
判型:B5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:240ページ
縦:22cm
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