アレクサンドロス以後―長いヘレニズムとギリシア世界 [単行本]
    • アレクサンドロス以後―長いヘレニズムとギリシア世界 [単行本]

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アレクサンドロス以後―長いヘレニズムとギリシア世界 [単行本]
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アレクサンドロス以後―長いヘレニズムとギリシア世界 [単行本]



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出版社:名古屋大学出版
販売開始日: 2024/09/25
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アレクサンドロス以後―長いヘレニズムとギリシア世界 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「グローバル」な世界が立ちあらわれる。ヒト・モノ・アイデアの活発な移動、メガシテイや新宗教の出現、市民の政治参加とその侵蝕―。西地中海から中央アジアまでひろがった言語・制度・文化は、在地社会と交わりながらかつてない光景をもたらした。ローマ支配下でも継続したギリシア人の拡散・統合のあゆみを、500年のスパンで展望する画期的通史。
  • 目次

     日本語版へのまえがき
     凡 例
     地 図



    第1章 すべてはどうはじまったのか(前356年~前323年)
          -- マケドニアからオイクメネへ
         父の遺産(前356年頃~前336年)
         息子のビジョン(前336年~前331年)-- トロイアからエジプトへ
         ペルシアへの道(前331年~前327年)-- 復讐者アレクサンドロス
         ポトス(前327年~前324年)-- 限界を目指す欲望
         不死へ(前324年~前323年)
         アレクサンドロスの遺産

    第2章 後継者たち(前323年~前275年)
          -- 王国を作った山師たち
         継承の問題(前323年)
         後継者たち -- 野心の肖像画美術館
         ラミア戦争あるいはヘラス戦争(前323年~前322年)
         将軍から王へ(前322年~前306年)
         帝国の夢(前306年~前281年)
         シチリアの冒険
         最後の山師 -- ピュロス
         東と西の新世界 -- 別々の、しかしつなぎ合わされた世界

    第3章 短い3世紀の「古い」ギリシア(前279年~前217年)
          -- 生存・自由・覇権を求める闘い
         遍在する戦争
         新しい蛮族(前279年~前277年)-- ギリシア世界に入るガリア人
         クレモニデス戦争(前267年~前261年)
         アラトス、そしてアカイア人の興隆(前251年~前229年)
         権力の回復者(前239年~前221年)-- ドソンとクレオメネス
        「同盟市戦争」(前220年~前217年)-- ギリシア人だけで戦った最後の大戦争

    第4章 プトレマイオス朝の黄金時代(前283年~前217年)
         短い3世紀におけるプトレマイオス朝の覇権
         東部戦線異常あり(前274年~前253年)-- シリア戦争
         犯罪の陰に女あり(前246年~前241年)-- ラオディケ戦争とベレニケの髪の房
         プトレマイオス朝の最後の勝利 -- ラピアの戦い

    第5章 王と王国
         バシレイア -- ヘレニズム王権の多様な起源
         家族の問題としての王権
         新しい行政上の課題 -- 帝国を統治する
         都市と王 -- 自治をめぐる闘いと自由という幻想
         ヘレニズム王権の軍事的性格
         ヘレニズム王の人間的神性
         権力を交渉する
         君主政を演出する

    第6章 連邦と帝国の世界のなかでの都市国家
         ポリス -- 現実での衰退と観念での継続
         ポリスにあふれる世界
         ヘレニズム期の連邦主義 -- 大きな期待と大きな失敗
         政治制度
         民主政という幻想と金権政治という現実
         ヘレニズム期のスター・システム -- 扇動家、僭主、世襲の王家、英雄

    第7章 絡まり合い(前221年~前188年)
          -- ローマの登場
         シュンプロケ -- グローバル・ヒストリーの誕生
        「女、火、海」(前229年)-- バルカン半島にローマ人を連れてきた戦争
         信頼と忠誠から拡大へ -- ローマの帝国支配への最初の一歩
         パロスのデメトリオスと第二次イリュリア戦争(前219年~前218年)
         西方の黒雲(前217年~前205年)
         大錯綜(前215年~前204年)-- 第一次マケドニア戦争
         エジプトの危機と日和見的同盟(前204年~前201年)
         ローマ帝国主義の転換点?(前200年~前197年)-- 第二次マケドニア戦争
         自由(前196年)-- 宣言とその影響
         死にいたる対立(前196年~前189年)-- アンティオコス三世とローマ
         アパメイアの和約(前188年)-- 東方ギリシア語圏の歴史の転換点
         ギリシアが人士を産まなくなった時

    第8章 ギリシア国家からローマ属州へ(前188年~前129年)
         習慣としての支配
         マケドニア王国の終焉(前179年~前167年)
         グラエキア・カプタ(前167年~前146年)-- ギリシアの属州化
         同盟王国から属州へ(前159年~前129年)-- アッタロス朝の最後の王たち
         搾取としての領土拡張 -- アシアにおけるローマの徴税請負人

    第9章 アジアとエジプトのヘレニズム王国の衰亡(前188年~前80年)
         東方の「神々の黄昏」
         ユダヤでの文化衝突 -- 最高神官から王へ
         中央アジアでのギリシア人王国の興隆と衰退
         セレウコス朝の内紛と緩慢な死
         ゲーム・オブ・スローンズ -- プトレマイオス朝の内戦

    第10章 来寇する野心家たちの戦場(前88年~前30年)
         戦争をできる自由に焦がれて
         ポントス -- 辺境の王国から国際舞台へ
         第一次ミトリダテス戦争とスラの台頭
         第二次・第三次ミトリダテス戦争とルクルスの野心
         対海賊戦争とポンペイウスの台頭
         ポンペイウスのローマ期東方の構想
         最後のプトレマイオス朝の王たち -- 支配者からローマの主人の庇護民へ
         ローマの情事 -- クレオパトラとカエサル
         独裁者は死んだ。歓呼を受けるのは誰だ
         ヘレニズム最後のドラマ -- アントニウスとクレオパトラ

    第11章 ローマ期東方(前30年~138年)
          -- 地方の歴史とそのグローバルな背景
         地の神々と天の王たち
         グローバル・ヒストリーを眺めるギリシア人
         アウグストゥスと元首政の形成
         ローマ期東方を編成する -- 藩属王と領土併合
         ギリシアと小アジアを蘇生する
         ネロ、そしてギリシア人の短い自由とユダヤ人の長い闘争
         ギリシア人を帝国エリートに統合する -- フラウィウス朝
         オイクメネの境界を固める -- トラヤヌスとハドリアヌス

    第12章 アウグストゥスからハドリアヌスまでの皇帝、都市、属州(前30年~138年)
         人類への神慮の贈り物 -- ローマ皇帝
         遠くにあって支配する -- 目にみえる皇帝
         テオイ・セバストイ -- 皇帝の神性
         属州行政
         都市 -- 伝統的なポリス、ローマ植民市、政治生活

    第13章 社会経済状況
          -- ギリシア都市から「普遍的」ネットワークへ
         社会的ヒエラルキーを再編する -- 財産、法的身分、社会的地位
         教養ある男たち -- 教育と技能を通じた社会上昇
         権力への近さと社会上昇
         ヘレニズム期ギリシアの喫緊の課題とその解決の失敗
         住めば都 -- ヘレニズム期の移住
         職業の専門化と移動性
         パクス・ロマナ -- 継承された緊張と新たな環境

    第14章 社会と文化の流行
          -- 恩恵施与者、自発団体、エペボス、運動競技者、女性、奴隷
         トレンドとイノベーションを突き止める
        「エヴェルジェティズム」-- 恩恵施与、社会的名声、政治的権力
         自発団体
         競技祭文化とスポーツ・娯楽の国際的スター
         都市の価値観と市民のアイデンティティを形成する
          -- エペベイアとギュムナシオン
         新しい結婚様式と女性の可視化
         シェイズ・オブ・グレイ -- ヘレニズム世界とローマ期東方の奴隷制

    第15章 都市の儀礼から大神主義へ
          -- コスモポリタニズム世界の諸宗教
         世界の流行と個人の経験
        「長いヘレニズム期」の宗教の、何が「ヘレニズム的」なのか
         祭 礼
         伝統的な神々への嗜好の変化
         エジプトとエジプト化する宗教
         ミトラ
         最高神、ユダヤ教の影響、一神教的傾向
         奇跡の時代
         耳を貸したまえ -- 神的なものとの個人的な交流
         伝統的な密儀宗教
         来 世
         宗教のイノベーション -- 宗教家、宣教師、「聖人」
         キリスト教と宗教的不寛容のはじまり

    第16章 ギリシア人とオイクメネ
         六次の隔たり -- 古代の「グローバル化」
         接続可能性 -- 小さな世界
         移動する人々
         文化の一体化と地域の伝統

     訳者あとがき
     研究案内と史料
     文献一覧
     年 表
     図版一覧
     索 引
  • 出版社からのコメント

    政治・社会・文化の「グローバル」な展開を、地中海から中央アジアまで500年にわたり描いた、画期的通史。
  • 内容紹介

    ヒト・モノ・アイデアの活発な移動、メガシティや新宗教の出現、市民の政治参加とその浸蝕──。西地中海から中央アジアまでひろがった言語・制度・文化は、在地社会と交わりながらかつてない光景をもたらした。ローマ支配下でも継続したギリシア人の「グローバル」な拡散・統合を、500年のスパンで展望する画期的通史。

    図書館選書
    ローマ支配下でも継続した政治・社会・文化の「グローバル」な展開を、西地中海から中央アジアまで500年のスパンで描いた、画期的通史。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    藤井 崇(フジイ タカシ)
    1978年山口県に生まれる。現在、京都大学大学院文学研究科准教授、Dr.phil.(古代史・刻文学)
  • 著者について

    アンゲロス・ハニオティス (アンゲロス ハニオティス)
    Angelos Chaniotis
    1959年アテネ生まれ。ハイデルベルク大学にて博士号・教授資格を取得。ニューヨーク大学教授、ハイデルベルク大学教授、同大学副学長、オクスフォード大学オール・ソウルズ学寮上級研究員等を経て、2010年よりプリンストン高等研究所古代史・古典学教授。本書の他、『ヘレニズム世界の戦争──社会史と文化史』(2005年)をはじめ著作多数。

    藤井 崇 (フジイ タカシ)
    1978年 山口県に生まれる
    2003年 京都大学大学院文学研究科修士課程修了
    2010年 ハイデルベルク大学哲学部博士課程修了
    京都大学白眉センター特定助教、関西学院大学准教授等を経て、
    現 在、京都大学大学院文学研究科准教授、Dr. phil.(古代史・刻文学)

    著訳書:
    クリストファー・ケリー『1冊でわかるローマ帝国』(訳、岩波書店、2010年)
    Imperial Cult and Imperial Representation in Roman Cyprus (Stuttgart: Franz Steiner Verlag, 2013)

アレクサンドロス以後―長いヘレニズムとギリシア世界 の商品スペック

商品仕様
出版社名:名古屋大学出版会
著者名:アンゲロス ハニオティス(著)/藤井 崇(訳)
発行年月日:2024/09/30
ISBN-10:4815811709
ISBN-13:9784815811709
判型:A5
発売社名:名古屋大学出版会
対象:専門
発行形態:単行本
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:410ページ
縦:22cm
横:16cm
厚さ:3cm
重量:685g
その他: 原書名: AGE OF CONQUESTS:The Greek World from Alexander to Hadrian(336 BC-AD 138)〈Chaniotis,Angelos〉
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