猫目荘のまかないごはん―夢とふっくら玉子焼き(角川文庫) [文庫]

猫目荘のまかないごはん―夢とふっくら玉子焼き(角川文庫) の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  満開の桜の中、古びた下宿屋「猫目荘」にやって来た結芽の心は重い。念願の漫画家になったものの、筆を折ろうと決意したのだ。未来が見えなくても、ここのまかないは美味しい。牛肉とごぼうの和風炒め、タリアテッレに絡むボロネーゼ、イワシのオーブン焼き。大家の伊緒のドジっぷりも楽しく、毎日食卓はにぎやかだ。そんな中、思いがけない話が舞い込んできた―。自分を信じたいすべての人に贈る、美味しくて勇気の出る物語。

• 目次

  目次
  
  第一話　桜咲き、捨てた名前と玉子焼き　
  第二話　梅雨空に、わたしの才能どこにある　
  第三話　夏天使、チーズケーキと魔法使い　
  第四話　山紅葉、夢と卵の賞味期限　
  第五話　冬の鍋、世界を変える扉は開く
  第六話　春が来て、ふたりの見つけた物語　

• 出版社からのコメント

  答え合わせの人生なんて、 つまらない。

• 内容紹介

  満開の桜の中、古びた下宿屋「猫目荘」にやって来た結芽の心は重い。念願の漫画家になったものの、ヒット作を出せず、筆を折ろうと決意したのだ。未来が見えなくても、ここのまかないごはんは美味しい。牛肉とゴボウの和風炒め、タリアテッレに絡むボロネーゼ、イワシのオーブン焼き。大家の伊緒のドジっぷりも楽しく、毎日住人たちで囲む食卓はにぎやかだ。そんな中、思いがけない話が舞い込んできた――。自分を信じたいすべての人に贈る、美味しくて勇気の出る物語。
  
  
  
  図書館選書
  美味しいまかないつきのオンボロ下宿屋「猫目荘」。一度は夢を叶えながらも絶望し筆を折る決意をした漫画家・結芽が、さまざまな住人たちと出会い、新しい価値観に触れることで、新たな夢を見つけていく。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  伽古屋 圭市(カコヤ ケイイチ)
  １９７２年大阪府生まれ。第８回『このミステリーがすごい！』大賞優秀賞を受賞した『パチプロ・コード』（文庫化にあたり『パチンコと暗号の追跡ゲーム』に改題）で、２０１０年にデビュー

• 著者について

  伽古屋　圭市 (カコヤ　ケイイチ)
  1972年大阪府生まれ。第8回『このミステリーがすごい！』大賞優秀賞を受賞した『パチプロ・コード』（『パチンコと暗号の追跡ゲーム』に改題）で、2010年にデビュー。著書に『21面相の暗号』『幻影館へようこそ　推理バトル・ロワイアル』『帝都探偵　謎解け乙女』『あやかしよろず相談承ります』『冥土ごはん』『ねんねこ書房謎解き帖　文豪の尋ね人』『断片のアリス』など多数。シリーズに「からくり探偵・百栗柿三郎」「かすがい食堂」などがある。

猫目荘のまかないごはん―夢とふっくら玉子焼き(角川文庫) の商品スペック