食の豊かさ食の貧困―近現代日本における規範と実態 [単行本]
    • 食の豊かさ食の貧困―近現代日本における規範と実態 [単行本]

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食の豊かさ食の貧困―近現代日本における規範と実態 [単行本]
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食の豊かさ食の貧困―近現代日本における規範と実態 [単行本]



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出版社:名古屋大学出版
販売開始日: 2024/09/11
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食の豊かさ食の貧困―近現代日本における規範と実態 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「善き食生活」とは何か―。「崩食」を背景として、栄養学や伝統・自然など多様な指針が乱立するいま、食の豊かさ/貧困をどう再定義するかが問われている。社会学と倫理学を結び合わせて「食潜在能力」の考え方を提示し、日本食文化の歴史的考察と現代の食卓調査から、私たちの食生活を問い直す力作。
  • 目次

    序 章 あいまいな「食の豊かさ」、みえにくい「食の貧困」
         1 現代=再帰的近代の食べ手
         2 潜在能力としての「食の豊かさ」
         3 相対的剥奪としての「食の貧困」
         4 本書の内容

      第Ⅰ部 現代の食をどう捉えるか
           -- 社会と倫理の結節

    第1章 食の社会学
         1 農村社会学から食の社会学へ
         2 食の社会学の発展史
         3 食の近代化論
         4 食事モデルと社会表象
         5 近代家族と戦後体制

    第2章 食の倫理学
         1 基本命題
         2 功利主義、義務論、徳倫理
         3 ウェルビーイング(生活の質)研究
         4 フード・インセキュリティ研究
         5 潜在能力アプローチの可能性

      第Ⅱ部 食規範と実態の歴史的変遷

    第3章 「第一の食の近代」の萌芽
         1 フードシステムの近代化
         2 近代家族と栄養学
         3 「米食型食生活」の成立

    第4章 戦後「食の近代」の再出発
         1 食生活の戦後体制の確立
         2 フードシステムの戦後体制と副作用
         3 「日本型食生活」の成立
         4 食事型にみる家族の戦後体制の矛盾

    第5章 「第二の食の近代」の徹底化
         1 崩食論の本質
         2 食品安全問題と法的規制化
         3 食育と栄養主義
         4 和食の遺産化
         5 食の貧困と脱政治化

      第Ⅲ部 現代日本の「善き食生活」と「食の貧困」

    第6章 食潜在能力
          -- 理論から実践へ
         1 食潜在能力理論の応用
         2 本書で用いるデータ
         3 分析方法

    第7章 「善き食生活」の多様性と共通性
         1 「善き食生活」の主観的価値づけ -- 健康から品質まで
         2 食事モデルの客観的評価 -- 食事回数から食事内容まで
         3 食生活言説と実態との相克

    第8章 経済的貧困では捉えられない「食の貧困」
         1 「食の貧困」とは十分な食料がないことか
         2 貧困シングルマザーの食生活
         3 シングルマザーの食生活特徴
         4 シングルマザーの「食の貧困」測定

    第9章 食潜在能力の測定
         1 「善き食生活」と「食の貧困」の認定
         2 食潜在能力の格差はどこにあるか
         3 現代社会の縮図としての食生活

    第10章 食料政策の体系化
         1 食生活支援の実態とニーズ
         2 食料政策の国際的動向 -- フランスを中心に
         3 日本型「食料政策」の体系化へ

    終 章 豊かさの中の貧困、貧困の中の豊かさ
         1 食の豊かさ、食の貧困とは何であったか
         2 研究の制約と批判
         3 食の豊かさの哲学へ

     註
     あとがき
     付 録
     参考文献
     図表一覧
     索 引
  • 出版社からのコメント

    栄養中心の考え方を問い直し、歴史的考察と広範な食卓調査から、私たちの「善き食生活」への道を拓く。
  • 内容紹介

    「善き食生活」とは何か──。「崩食」を背景として、栄養学や伝統・自然など多様な指針が乱立するいま、食の豊かさ/貧困をどう再定義するかが問われている。社会学と倫理学を結び合わせて「食潜在能力」の考え方を提示し、日本食文化の歴史的考察と現代の食卓調査から、私たちの食生活を問い直す力作。

    図書館選書
    栄養中心の考え方を問い直し、社会学と倫理学にもとづく新たな指針を提示、歴史的考察と広範な食卓調査から私たちの「善き食生活」への道を拓く力作。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    上田 遥(ウエダ ハルカ)
    1992年生まれ。2018‐19年トゥールーズ・ジョン=ジョレス大学客員研究員。2020年京都大学大学院農学研究科博士後期課程修了。博士(農学)。日本学術振興会特別研究員(名古屋大学)などを経て、東京大学東洋文化研究所助教。主著に『食育の理論と教授法』(昭和堂、2021年、日本農業経済学会奨励賞)などがある
  • 著者について

    上田 遥 (ウエダ ハルカ)
    1992年生まれ。2018-19年トゥールーズ・ジョン=ジョレス大学客員研究員。2020年京都大学大学院農学研究科博士後期課程修了。博士(農学)。日本学術振興会特別研究員(名古屋大学)などを経て、現在、東京大学東洋文化研究所助教。主著に『食育の理論と教授法』(昭和堂、2021年、日本農業経済学会奨励賞)、Food Education and Gastronomic Tradition in Japan and France (Routledge, 2022)がある。

食の豊かさ食の貧困―近現代日本における規範と実態 の商品スペック

商品仕様
出版社名:名古屋大学出版会
著者名:上田 遥(著)
発行年月日:2024/09/20
ISBN-10:4815811660
ISBN-13:9784815811662
判型:A5
発売社名:名古屋大学出版会
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:368ページ
縦:22cm
横:16cm
厚さ:2cm
重量:635g
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