中野武営―渋沢栄一と双璧と呼ばれた男 [単行本]
    • 中野武営―渋沢栄一と双璧と呼ばれた男 [単行本]

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中野武営―渋沢栄一と双璧と呼ばれた男 [単行本]
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中野武営―渋沢栄一と双璧と呼ばれた男 [単行本]



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出版社:岩波書店
販売開始日: 2024/09/10
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中野武営―渋沢栄一と双璧と呼ばれた男 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    高松藩出身で、香川県の独立を導き、明治から大正半ばまで政治家と実業家の二刀流で活躍。渋沢栄一から東京商業会議所会頭を継ぎ、政府と対峙することも恐れず、軍事力から経済力中心の国家の発展をめざした中野武営(1848‐1918)。忘れられてきた「士魂商才」の気骨あるラストサムライの生き様を、同時代の政治経済の実相とともに綴る初の本格評伝。
  • 目次

     はじめに

    第一章 生い立ちから中央へ
     1 出生から高松藩士へ
      剛健の士風
      家厳の四教訓
      武道に励んで恨みをはらす
      書巻を懐にしながら漢籍を修める
      名前からして「士魂商才」
      朝敵となった高松藩
     2 官吏の時代
      ふり出しは地方官吏
      地租改正で地方を巡る
      近代の情報戦で奮闘
      本省に登用される
      開庁とともに農商務省へ
      「明治十四年の政変」で下野

    第二章 政党政治をめざし、香川県の独立に東奔西走
     1 民権運動の闘士として
      立憲改進党結党に参加
      政党の苗は大木とするまで培養する
      代言人となって世界を広げる
      趣味は謡曲
     2 香川県独立に東奔西走
      一年中製塩できるように
      浮遊した香川県
      政変により準与党に
      香川県独立に走る愛媛県会議長
      最後の置県
      香川県会議長は逃す
     3 財政通の論客
      衆議院議長候補にも
      実業家の利益よりも国家の利益を
      命がけの衆議院議員選挙
      病歴
      勝海舟を屈する
      衆議院予算委員長に就任
      政局への関心を失う
     4 香川県と松平家への貢献
      旧藩士のネットワーク
      信頼できる人しか紹介しない
      君辱しめられれば臣即ち死す
      讃岐を愛す

    第三章 実業家と政治家の「二刀流」
     1 鉄道実業家として奮闘
      初めての鉄道経営
      天下に名を知られるに至った登竜門
      重役は株主から大切なものを託されている
      まず実地を示して東京に鞭打つべし
      電車鉄道経営の第一線から手を引く
      競争ほど世に恐ろしきものはなし、また競争ほど世に善きものはなし
     2 実業界の第一流の立役者へ
      「二刀流」発揮の場
      武営の経済思想
      「泣く子と地頭には勝てない」時代ではない
      お上と素町人
      恐れるのは武断政治
      経済界で第一流の立役者の一人
      日本興業銀行を設立
     3 東京株式取引所理事長として
      誇りとするところは限月制度
      東株の基礎を築き上げる
      晴天の霹靂の「取引所打壊令」
      大臣と局長の引責辞任
      大きな犠牲
      私は酒を妾としている
      「不思議の買い物」
      東株理事長辞任

    第四章 偏武的政治との闘い
     1 渋沢栄一の後任として
      無給の東商に力を注ぐ
     2 日露戦後経営
      ロシアの謬信迷想
      二つの「臥薪嘗胆」
      商議所連合会を活動の舞台に
      官業は非効率である
      損をしても動じない株主
      職工適材教育の推進
      平和の戦場
      国策ホテル構想から東京ステーションホテルへ
     3 三悪税廃止運動と増税反対運動
      三悪税廃止運動
      不況の中での増税方針決定
      国民全体の休戚につき忍びざる
      実業を離れた政治はなく、政治を離れた実業はない
      空砲から実弾へ
      戊申倶楽部の結成
     4 古武士、米国を動かす
      米国大統領への警告書
      失敗すれば切腹する

    第五章 大正デモクラシーの旗手
     1 初めての大きな挫折
      三税廃止法案の否決
      商業会議所撲滅令
      権宜術策なし
     2 国民的外交の実践
      平和の戦士
      国民的外交に臨む決意
      二十六州、五十三都市を巡る
      碑に眼鏡ぬぐふや初時雨
      健剛なる自治思想による地方分権制
      税制整理の実現
      武営の憂慮
      サーベルとピストル
      衆議院議員選挙への不出馬
      贅沢は罪悪なり
     3 陸軍二個師団増師問題と大正政変
      大整理を命ずる
      減税か陸軍増師か
      大正政変の火蓋を切る
      増師反対運動から政変へ
      満洲を我が勢力範囲に置くことは百害あって一利なし
      強い味方の存在
      大日本国防義会会長
      威武も屈する能わず
     4 営業税は最大悪税なり
      排日土地法案阻止に向けて
      山本内閣への期待
      内閣の方針を見極める
      猛然と廃税に舵を切る
      政局を動かす商議所連合会

    第六章 晩年の総決算
     1 戦時経済への対応
      一六年ぶりの大隈内閣
      重化学工業化に本腰を入れる
      独創的発明による工業の発達を
      実業界の双璧
      大隈内閣支持を貫く
      実業は平和の畑でなければ成木しない
      引退時に政府が介入
     2 東京市に貢献する
      しゃがれ声の議長
      新たな御代を奉祝する
      市政最大の問題の解決
      明治神宮と乃木神社の造営
      東京に田園都市を
      武営の子どもたち
     3 一点の私心を挟まず
      徳義裁判所の最終審判官
      時に応じて宜しきを制す
     4 巨星隕つ
      新しき富豪振りが見たい
      「平和の戦争」に向けて
      唐崎の松も老たり我も老たり
      巨星隕つ

      引用した中野武営の論考一覧
      参考文献一覧
      関連年譜

     おわりに

      写真・図版出典一覧  
      人名索引
  • 出版社からのコメント

    「恐れるのは武断政治である」。政府と対峙することも恐れず、日本経済の発展と平和の実現をめざしたラストサムライの生き様。
  • 内容紹介

    明治から大正半ばまで政治家と実業家の二刀流で活躍、渋沢栄一の後を継いで東京商業会議所会頭に就任、日本経済の発展と平和の実現のため、政府と堂々と渡り合い、軍事力から経済力中心の国家の発展を目指した中野武営(1848-1918)。「士魂商才」の気骨あるラストサムライの生き様を、同時代の政治経済の実相とともに綴る。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    石井 裕晶(イシイ ヒロアキ)
    歴史研究家。1956年生まれ。東京大学経済学部卒業。1980年通商産業省入省。在米日本大使館公使、内閣府政策統括官(経済財政運営担当)などを経て2014年退官。1986年プリンストン大学公共・国際関係大学院修士。2011年早稲田大学大学院社会科学研究科博士後期課程修了。博士(学術)。専攻、近代日本政治経済史
  • 著者について

    石井 裕晶 (イシイ ヒロアキ)
    石井裕晶(いしい・ひろあき)
    歴史研究家.
    1956年生まれ.
    東京大学経済学部卒業.1980年通商産業省入省.在米日本大使館公使,内閣府政策統括官(経済財政運営担当)などを経て2014年退官.1986年プリンストン大学公共・国際関係大学院修士.2011年早稲田大学大学院社会科学研究科博士後期課程修了.博士(学術).
    専攻―近代日本政治経済史.
    著書―『中野武営と商業会議所』(ミュージアム図書),
       『制度変革の政治経済過程』(早稲田大学出版部),
       編著書に『中野武営著作集』(早稲田大学出版部)など.

中野武営―渋沢栄一と双璧と呼ばれた男 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:石井 裕晶(著)
発行年月日:2024/09/06
ISBN-10:4000241869
ISBN-13:9784000241861
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:伝記
言語:日本語
ページ数:286ページ
縦:20cm
横:13cm
厚さ:2cm
重量:382g
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