フィデューシャリー法大全 [単行本]

フィデューシャリー法大全 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  広く深くフィデューシャリーがわかる！アメリカにおけるフィデューシャリー研究の最先端を訳出。わが国でも、注目を集める「フィデューシャリー」という新しい概念に、あらゆる法分野から多角的にアプローチ。フィデューシャリー法の全体像を鮮やかに描き出す決定版。

• 目次

  第１章　事実関係に基づく信認関係における信認原則
  第２章　代理法における信認原則
  第３章　信託法における信認原則
  第４章　会社法における信認原則
  第５章　会社以外の営利組織の法における信認原則
  第６章　慈善団体とそれ以外の非営利組織における信認原則
  第７章　銀行業務における信認原則
  第８章　投資顧問における信認原則
  第９章　年金法における信認原則
  第10章　雇用法における信認原則
  第11章　破産・倒産法における信認原則
  第12章　家族法における信認原則
  第13章　意思決定代行における信認原則
  第14章　代理人弁護士の信認原則
  第15章　医療における信認原則
  第16章　信認原則と公的な官職
  第17章　信認原則と国家
  第18章　国際法における信認原則
  第19章　信認関係の特定
  第20章　フィデューシャリーの忠実義務
  第21章　フィデューシャリーの注意義務
  第22章　その他の信認義務―忠実義務および注意義務を実行するための義務
  第23章　信認法の強行法規・任意法規
  第24章　フィデューシャリーに関する救済方法
  【事項索引】

• 内容紹介

  新たな法領域、フィデューシャリー法が俯瞰できる決定版！
  
  アメリカにおけるフィデューシャリー研究の最先端を訳出。
  信託法や信認法の代表的理論家を引き継ぐ当代切っての世代が、フィデューシャリー法の包括的な俯瞰を試みた The Oxford Handbook of Fiduciary Law が原書です。
  「フィデューシャリー」という新しい概念に、あらゆる法分野（代理法、会社法、銀行法、投資顧問法、年金法、労働法、破産・倒産法、家族法、医事法、国際法、公法など）から多角的・横断的にアプローチ。
  フィデューシャリー法をめぐる議論や研究は、わが国でも、信託や会社の文脈にとどまらず、代理や後見はもちろんのこと、金融商品取引や公益団体等に、広がりを見せています。
  フィデューシャリー・信認原理をめぐる議論が、今後も深化と発展を遂げるために貢献するであろう貴重な一冊です。
  フィデューシャリー法が幅広い分野で適用されることを示す決定版。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  溜箭 将之(タマルヤ マサユキ)
  東京大学法学部卒。現在、東京大学大学院法学政治学研究科教授
  
  萬澤 陽子(マンザワ ヨウコ)
  国際基督教大学教養学部卒。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。現在、筑波大学ビジネスサイエンス系法曹専攻准教授

• 著者について

  溜箭　将之 (タマルヤ　マサユキ)
  東京大学大学院法学政治学研究科教授（2024年7月現在）
  
  萬澤　陽子 (マンザワ　ヨウコ)
  筑波大学ビジネスサイエンス系准教授（2024年7月現在）
  
  有吉　尚哉 (アリヨシ　ナオヤ)
  弁護士（西村あさひ法律事務所）（2024年7月現在）
  
  中田　直茂 (ナカダ　ナオシゲ)
  弁護士（北星法律事務所）（2024年7月現在）
  
  友松　義信 (トモマツ　ヨシノブ)
  三菱UFJ信託銀行経営企画部（2024年7月現在）
  
  吉谷　晋 (ヨシタニ　ススム)
  三菱UFJ信託銀行経営企画部（2024年7月現在）
  
  佐藤　令康 (サトウ　ノリヤス)
  三菱UFJ信託銀行経営企画部（2024年7月現在）

フィデューシャリー法大全 [単行本] の商品スペック