唯物論研究年誌〈第29号〉ケアと資本主義 [全集叢書]

唯物論研究年誌〈第29号〉ケアと資本主義 [全集叢書] の 商品概要

• 目次

  ◆目　次
  特集　ケアと資本主義
  インタヴュー　ケアとは何か――重度障害者の親の立場から考える　その中核にあるもの（児玉真美）　
  ケアの「規範」――ナンシー・フレイザーの反資本主義的フェミニズムとケアの危機（小山花子）　
  親密圏とコミュニズム－－ハーバーマス、グレーバーにおける〈ケア〉の在り処（三崎和志）　
  ケア編成の新自由主義フレームを読み解く（中西新太郎）　
  ケア労働としての保育労働　試論――新自由主義保育政策との対立という視点から（蓑輪明子・小尾晴美）　
  
  思想のフロンティア
  ガザ侵攻下でパレスチナ／イスラエルの研究動向を概観する（早尾貴紀）　
  スポーツ政策から見た京都「北山アリーナ」問題（棚山　研）　
  
  レヴュー・エッセイ
  熊沢誠『イギリス炭鉱ストライキの群像』を読む（小西二郎）　
  
  研究論文
  「ドイツ・イデオロギー」諸草稿における「国家意志」批判と「法学幻想」批判（菊地　賢）

• 出版社からのコメント

  資本主義の原理が根深く浸透する中で注目される〈ケア〉。現状の問題点を示しつつ、〈ケア〉を起点とした社会変革の方向を探る。

• 内容紹介

  新自由主義、グローバリズムが進めた市場化、商品化が社会に浸透する中で、〈ケア〉が注目されている。ジェンダー秩序がもたらす歪みなど、現状の問題点を明らかにするとともに、〈ケア〉を起点とした社会変革の方向を探る。

• 著者について

  唯物論研究協会 (ユイブツロンケンキュウキョウカイ)
  唯物論の研究および現代社会と文化に関する批判的研究の発展と交流を目的とする1978年創立の全国学術団体。
  

唯物論研究年誌〈第29号〉ケアと資本主義 [全集叢書] の商品スペック