失語症・自閉症・口ごもる言葉たち―「声」・「音(おと)」のざわめきとラカン派精神分析 [単行本]
    • 失語症・自閉症・口ごもる言葉たち―「声」・「音(おと)」のざわめきとラカン派精神分析 [単行本]

    • ¥5,280159 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年11月3日月曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009003886794

失語症・自閉症・口ごもる言葉たち―「声」・「音(おと)」のざわめきとラカン派精神分析 [単行本]



ゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済で「書籍」を購入すると合計12%ゴールドポイント還元!合計12%還元書籍の購入はゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済がお得です。
通常3%ゴールドポイント還元のところ、後日付与されるクレジット決済ポイント(1%)と特典ポイント(6%)、さらにご利用明細WEBチェックにご登録いただくと2%追加して合計12%ゴールドポイント還元!詳しくはこちら

価格:¥5,280(税込)
ゴールドポイント:159 ゴールドポイント(3%還元)(¥159相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年11月3日月曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:晃洋書房
販売開始日: 2024/09/18
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可
店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

失語症・自閉症・口ごもる言葉たち―「声」・「音(おと)」のざわめきとラカン派精神分析 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「ざわめきたち」と「人間的なもの」。言葉をめざす失語症者の声たち、声をめざす自閉症者の音たち、閉じ込められ自由が奪われた「口ごもる言葉たち」―これら「ざわめき」たちを論じ、「人間的なもの」の核を抽出するラカン派精神分析家セルジュ・アイルブルムの論考。訳者による詳細な解説を付す。
  • 目次

    序── 一つの道筋 
    第1 章 解剖学的観察──眼差しから声へ
     【ド・フシーの「発話の自己観察」──「主体」の導入】 
     【ド・フシー vs. リンネ】 
     【ド・フシー「解剖学的観察」】 
     【眼差しから声へ──精神分析の出自】 
    第2 章 ブローカと失語症
         ──「ざわめく」発話における主体
     【名付けをめぐる論争】 
     【言語残余「タン」と罵り言葉──ブローカ,フロイト,ラカン,バンヴェニスト】 
     【「主体」の重視──アフェミー vs. アフラジー vs. アファジー】 
     【アフェミーから精神分析へ──「ざわめき」と「無意識」】 
     【トゥルソーへのブローカの手紙】 
     【言語の大脳局在──ブローカ vs. フロイト】 
     【「一対一対応の不可能性」と「主体」】 
     【フロイト──「二重の勘違い」からブローカの主張へたどりつく】 
     【ブローカ vs. トゥルソー】 
     【ブローカ vs. リトレ】 
     【再びアフェミー vs. アフラジー vs. アファジー】 
     【ブローカはなぜアフェミーに決めたのか?──「主体」の措定】 
    第3章 ユダヤ人,神経学者,そして精神分析家 
         ──口ごもる言葉たち
     【口ごもる言葉たち──イディッシュ語,下手くそドイツ語】 
     【アンリ・メージュとルシアン・イスラエル──イディッシュ語は追放されているのか?】 
     【アンリ・メージュ『サルペトリエールの彷徨える-ユダヤ人』】 
     【声・発話・言語活動は人間的なもののために存在する】 
    第4章 ざわめきたち──失語症と自閉症
     【ざわめきたちとしての失語症】 
     【言語活動と大脳組織との間】 
     【対象-声 vs. 固有なもの】 
     【声のない人間──声の向こう】 
     【対象aとしての声,呼びかけとしての声】 
     【話すことの残余──主体の到来】 
     【声の向こう──残余としての音〔おと〕】 
     【カナーと自閉症】 
     【フロイト,対象-声との出会い──鏡・同一性 vs. 欠落・分裂】 
     【精神分析理論の原理──代理,欠如,声】 
    第5章 無言症のヴェラ
         ──知に閉じ込められた子供
     【逃走──眼差しから離れることに耐えられない】 
     【ヴェラは記憶であり知である】 
     【無言症から「つらいの」へ】 
     【治療──「対象とならなかった声」から「対象としての自分の声」へ】 
     【「邪魔な音〔おと〕」・「いらいらさせる音〔おと〕」としてのヴェラ】 
     【音〔おと〕が声になれない──デビリテの身体】 
     【さらなる「つらいの」──知っていること・知ることのつらさ】 
    第6章 ラカンを読む,ラカンを聞く
     【フロイト vs. ラカン──書かれたものと声】 
     【ラカンを読むこと】 
     【フェティッシュと「書字を生み出す」読み】 
     【読むこと=書字に声を先行して与えること】 
     【声のかけら,声の享楽】 
    第7章 自閉症者と声
     【転移と「初めての言葉」──自閉症の少年アドリアン】 
     【音〔おと〕たち──深淵を乗り越える梃子】 
     【自閉症と声】 
     【排泄物たち】 
     【倒錯を呼び寄せる自閉症】 
     【音〔おと〕たちは聞かれなければならない】
     【「プラトンの洞窟」と言語活動の誕生】 
     【アドリアンの身体(=音〔おと〕のかけらたち=ざわめきたち)と主体の出現】 
     【ソジー妄想と声】 
     【身体と享楽──境域の作用】 
     【自閉症者の身体とは,声とは】 

    概要と解説
     Ⅰ.概要
      1.著者について 
      2.本書の梗概

     Ⅱ. 解説──声たち・音〔おと〕たちのざわめきと「人間的なもの」
      1.失語症と声 
      2.自閉症と音〔おと〕たち
      3.口ごもる言葉たち 
      4.文字と声 
      5.おわりに──ざわめきたちと「人間的なもの」
  • 内容紹介

    「ざわめきたち」と「人間的なもの」

    言葉をめざす失語症者の声たち、声をめざす自閉症者の音たち、閉じ込められ自由が奪われた「口ごもる言葉たち」――これら「ざわめき」たちを論じ、「人間的なもの」の核を抽出するラカン派精神分析家 セルジュ・アイルブルムの論考。訳者による詳細な解説を付す。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    アイルブルム,セルジュ(アイルブルム,セルジュ/Hajlblum,Serge)
    1944‐2008。フランスの精神分析家。Cartels Constituents de l’Analyse Freudienne(CCAF、フランス)および´Ecole Lacanienne de Montr´eal(カナダ、ケベック州)の会員。パリでラカン派の精神分析家として約30年間臨床に携わり、本書が刊行された2年後、2008年に亡くなる

    中西 之信(ナカニシ ユキノブ)
    京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。言語聴覚士。専門は失語症言語臨床・精神分析学。現在、失語症訪問相談室シェヴー・言葉人(ことばじん)研究所所長

失語症・自閉症・口ごもる言葉たち―「声」・「音(おと)」のざわめきとラカン派精神分析 の商品スペック

商品仕様
出版社名:晃洋書房
著者名:セルジュ アイルブルム(著)/中西 之信(訳・解説)
発行年月日:2024/09/20
ISBN-10:4771038538
ISBN-13:9784771038530
判型:A5
発売社名:晃洋書房
対象:専門
発行形態:単行本
内容:心理学
言語:日本語
ページ数:288ページ
縦:21cm
その他: 原書名: Hors la voix:Battements entre aphasie et antisme〈Hajlblum,Serge〉
他の晃洋書房の書籍を探す

    晃洋書房 失語症・自閉症・口ごもる言葉たち―「声」・「音(おと)」のざわめきとラカン派精神分析 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!