読書効果の科学―読書の"穏やかな"力を活かす3原則 [単行本]
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読書効果の科学―読書の"穏やかな"力を活かす3原則 [単行本]



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出版社:京都大学学術出版会
販売開始日: 2024/10/11
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読書効果の科学―読書の"穏やかな"力を活かす3原則 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    さまざまな情報メディアが溢れる現代、「本」の存在意義は何なのか?読書が有益にはたらくと言われている言葉・人格・精神的健康・身体的健康・学力・仕事(収入)の6要素について、その効果を科学的に評価。そこに確かに存在するが決して万能ではなく時として弊害も伴う「読書の力」をありのままに描き出す。読書の力をうまく利用するための3つの原則も提案。教育者、保護者、本好きの方、本が苦手な方、すべての人に送る処方箋。
  • 目次

    はじめに──読書は社会にとって必要か?

    第Ⅰ部 読書の力を正しく知るために

    第1章 読書研究を見る目を養う
    1.1 専門用語について──相関係数・メタ分析・横断/縦断調査
    1.2 「読書行動」の概念について──量的側面と質的側面の考慮で研究の切り口は膨大になる
    1.3 読書行動の測定法──読書をどうやって測るべきなのか

    第2章 誰がどれくらい読んでいるのか
    2.1 児童・生徒の読書活動──読書離れは起きていないが読書活動は二極化している
    2.2 大学生・成人の読書活動──日本はあまり読書に熱心ではないが二極化はここにもある
    2.3 3原則との対応関係──読書行動への親和性の個人差は早期から見られる

    第Ⅱ部 読書効果についての科学的研究知見

    第3章 読書は言語力を伸ばすか
    3.1 読書は語彙力を伸ばす
    3.2 読書は文章理解力を高める
    3.3 読みのマタイ効果は存在するか?
    3.4 読書は「書く力」も高める
    3.5 3原則との対応関係──特に語彙力は気長に構えた読書でじっくりと

    第4章 読書は人格を高めるか
    4.1 読書する性格とは
    4.2 物語の読書は「他者の気持ちを推し量る」力を高める
    4.3 物語の読書は「良い行い」を増やす……か?
    4.4 物語が文化・社会を作った
    4.5 3原則との対応関係──物語は現実の補完・拡張と心得るべし

    第5章 読書は心身の健康に寄与するか
    5.1 読書は思春期の心理・行動的適応にプラスにもマイナスにもなる
    5.2 「健全な」読書は高齢期の知能を維持し長寿に寄与する
    5.3 日本人データにおけるマイナス効果について──筆者自身に浴びせられた強烈な冷や水
    5.4 3原則との対応関係──自分にとって無理のないペースで気長に続けよう

    第6章 読書は学力や収入を伸ばすか
    6.1 「ほどほどの読書」をする児童・生徒が最も学力が高い
    6.2 縦断調査でも「読書は学力を高める」という結果が得られている
    6.3 読書と学力の間に存在する多様な要因
    6.4 読書と収入(仕事)には正の相関関係はある
    6.5 条件が整ったときに読書は収入を伸ばす
    6.6 読書は学力・収入にどれほどの効果を持つのか──長期的視野に立てば読書も選択肢の一つ
    6.7 さらなる背景因子「遺伝」
    6.8 3原則との対応関係──成果はすぐには現れない。気長に構えた読書を

    第Ⅲ部 読書とうまく付き合うために

    第7章 読書の行動遺伝学
    7.1 行動遺伝学と双生児法
    7.2 読書行動さえも遺伝によって影響されている
    7.3 遺伝は環境に影響する──遺伝と環境の相互作用
    7.4 読書行動に純粋な共有環境の影響は存在するのか──日本における読書行動についての双生児研究
    7.5 遺伝の影響はある──冷静に考えれば,それは当たり前のこと

    第8章 読書効果をうまく利用するために
    8.1 行動遺伝学が問いかける疑問
    8.2 【原則1】 平均的には効果は穏やか。気長に気楽に。
    8.3 【原則2】「 読みすぎ」は弊害を生む。目安は1日30分~1時間。
    8.4 【原則3】 個人差は大きい。読書そのものが合わない人もいる。
    8.5 本書から提案できる読書教育とは

    おわりに──読書の“穏やかな”力を享受していくために

    引用文献
    索引
  • 出版社からのコメント

    情報社会の現代、本の存在意義は何か? 言語力・人格・心身の健康・学力・仕事について、読書がもたらす効果を徹底検証。
  • 内容紹介

    さまざまな情報メディアが溢れる現代、「本」の存在意義は何なのか? 読書が有益にはたらくと言われている言葉・人格・精神的健康・身体的健康・学カ・仕事(収入)の6要素について、その効果を科学的に評価。そこに確かに存在するが決して万能ではなく時として弊害も伴う「読書の力」をありのままに描き出す。読書の力をうまく利用するための3つの原則も提案。教育者、保護者、本好きの方、本が苦手な方、すべての人に送る処方箋。

    図書館選書
    情報社会の現代、本の存在意義は何か? 言葉・人格・心身の健康・学力・仕事について、読書がもたらす効果を科学的に評価。そこに確かに存在するが決して万能ではなく時として弊害も伴う「読書の力」をありのままに描き出す。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    猪原 敬介(イノハラ ケイスケ)
    北里大学一般教育部専任講師。専門は教育心理学・認知科学。京都大学大学院教育学研究科修了。博士(教育学)。読書が語彙力・文章理解力にもたらす効果を中心に、調査・実験・計算モデルを組み合わせた多角的な研究を行っている。毎年、複数の小学校で読書と語彙・読解・作文の関係についての縦断的調査(追跡調査)を行い、学校へのフィードバックも行っている
  • 著者について

    猪原 敬介 (イノハラ ケイスケ)
    北里大学一般教育部専任講師。専門は教育心理学・認知科学。京都大学大学院教育学研究科修了。博士(教育学)。読書が語彙力・文章理解力にもたらす効果を中心に,調査・実験・計算モデルを組み合わせた多角的な研究を行っている。毎年,複数の小学校で読書と語彙・読解・作文の関係についての縦断的調査(追跡調査)を行い,学校へのフィードバックも行っている。著書に『読書と言語能力:言葉の「用法」がもたらす学習効果』(京都大学学術出版会)がある。

読書効果の科学―読書の"穏やかな"力を活かす3原則 の商品スペック

商品仕様
出版社名:京都大学学術出版会
著者名:猪原 敬介(著)
発行年月日:2024/10/15
ISBN-10:4814005601
ISBN-13:9784814005604
判型:A5
発売社名:京都大学学術出版会
対象:教養
発行形態:単行本
内容:教育
言語:日本語
ページ数:276ページ
縦:21cm
横:15cm
厚さ:1cm
重量:390g
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