在日サッカー、国境を越える―国籍ってなんだ?(ちくまQブックス) [全集叢書]
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在日サッカー、国境を越える―国籍ってなんだ?(ちくまQブックス) [全集叢書]



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出版社:筑摩書房
販売開始日: 2024/10/05
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在日サッカー、国境を越える―国籍ってなんだ?(ちくまQブックス) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    アン・ヨンハは、プロのサッカー選手になる夢を持つまったく無名の19歳の在日朝鮮人。選手権大会は予選敗退だし、Jリーグではチームに一人の「在日枠」を目指すしかないし、日本代表には絶対なれないけど、走り続けた先には世界があった!国境を越えて輝く魂の物語。
  • 目次

    第1章 安英学(アン・ヨンハ)が少年の頃
    第2章 韓国でプレーする在日の北朝鮮代表
    第3章 もう一つの夢
    第4章 ConIFA――W杯に出場できない人々の大会
    第5章 在日サッカー代表、ロンドンへ行く
  • 出版社からのコメント

    ルーツを尊びチームに愛される、プロサッカー選手の生き方って? 朝鮮学校の校庭から世界に飛び出した、アン・ヨンハの半生。
  • 内容紹介

    アン・ヨンハは、プロのサッカー選手になる夢を持つまったく無名の19歳の在日朝鮮人。
    選手権大会は予選敗退だし、Jリーグではチームに一人の「在日枠」を目指すしかないし、日本代表には絶対なれないけど、走り続けた先には世界があった!
    国境を越えて輝く魂の物語。

     1990年代に入ると、日本サッカーがプロ化された。Jリーグが誕生したのだ。
     ここからJリーグの舞台に進んで実力でプロ選手への道筋を作り、北朝鮮代表にも選出されてW杯に出場した在日サッカー選手がいる。以降、多くの在日Jリーガーや北朝鮮代表選手が続いた。サッカー選手として生きていくパイオニアとなり、後輩の将来を照らした彼は高校時代、まったく無名の選手だった。彼は、「自分の選手としての原点は浪人をしていた19歳のときです」と言う。
     19歳。現在のサッカーの世界ではとうにプロ契約を済ませて代表デビューを飾っていてもおかしくない年齢である。この年で中田英寿はアトランタ五輪で活躍し、メッシはゴールデンボーイ賞を受賞し、ネイマールはリベルタドーレス杯優勝の立役者になっている。いわばすでに完成されて脚光を浴びている世代である。しかし、彼はその頃、プロどころか、どこのチームにも所属していない一人の少年にすぎなかった。
    そんな男がやがて国家代表になり、W杯へ出場した。このドラマのようなストーリーを支えたのはサッカー部の出身ではなく、コーチ経験のない、これまたまったく無名のただのサッカー好きの男だった。
     浪人生とただの男。二人は何もないところから、夢を見て実現させた。私は今からその物語を書いていこうと思う。(本文より)

    図書館選書
    ルーツを尊びチームに愛される、プロサッカー選手の生き方って? 日韓で活躍し、北朝鮮代表も務めたアン・ヨンハ選手が、今度はもうひとつのワールドカップへ!
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    木村 元彦(キムラ ユキヒコ)
    1962年生まれ。ノンフィクションライター。著書に旧ユーゴスラビアのサッカーをテーマにした『オシムの言葉』(2005年度ミズノスポーツライター賞最優秀賞)、などがある
  • 著者について

    木村 元彦 (キムラ ユキヒコ)
    木村 元彦(きむら・ゆきひこ)1 9 6 2年生まれ。ノンフィクションライター。著書に旧ユーゴスラビアのサッカーをテーマにした『誇り』『悪者見参』『オシムの言葉』(2005年度ミズノスポーツライター賞最優秀賞)、『コソボ 苦闘する親米国家』などがある。『無冠、されど至強――東京朝鮮高校サッカー部と金明植の時代』『橋を架ける者たち』では、在日サッカー選手たちの肖像を描いた。

在日サッカー、国境を越える―国籍ってなんだ?(ちくまQブックス) の商品スペック

商品仕様
出版社名:筑摩書房
著者名:木村 元彦(著)
発行年月日:2024/10/05
ISBN-10:4480251537
ISBN-13:9784480251534
判型:B6
発売社名:筑摩書房
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:体育・スポーツ
言語:日本語
ページ数:128ページ
縦:19cm
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