モヤモヤする正義―感情と理性の公共哲学(犀の教室) [単行本]
    • モヤモヤする正義―感情と理性の公共哲学(犀の教室) [単行本]

    • ¥2,86086 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月9日土曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
モヤモヤする正義―感情と理性の公共哲学(犀の教室) [単行本]
画像にマウスを合わせると上部に表示
100000009003889520

モヤモヤする正義―感情と理性の公共哲学(犀の教室) [単行本]



ゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済で「書籍」を購入すると合計12%ゴールドポイント還元!合計12%還元書籍の購入はゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済がお得です。
通常3%ゴールドポイント還元のところ、後日付与されるクレジット決済ポイント(1%)と特典ポイント(6%)、さらにご利用明細WEBチェックにご登録いただくと2%追加して合計12%ゴールドポイント還元!詳しくはこちら

価格:¥2,860(税込)
ゴールドポイント:86 ゴールドポイント(3%還元)(¥86相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月9日土曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:晶文社
販売開始日: 2024/09/24
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

モヤモヤする正義―感情と理性の公共哲学(犀の教室) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    気鋭の哲学者による、感情に流されない、理性に基づいた議論の必要性を説く政治哲学のテキスト。
  • 目次

    【目次】
    まえがき

    ■第一部 社会的批判と自由の問題

    第一章 キャンセル・カルチャーの問題はどこにある?
    1 「キャンセル・カルチャー」が問題視されるようになった背景
    2 デュー・プロセスの侵害
    3 キャンセルをする人たちはどこが「おかしい」のか?

    第二章 「思想と討論の自由」が守られなければならない理由
    1 アカデミアでは「真実」よりも「社会正義」が重視されている?
    2 「思想と討論の自由」を擁護するJ・S・ミルの議論
    3 ロナルド・ドゥオーキンの「表現の自由」論
    4 ネットやマスメディア、書籍の議論があてにならない理由
    5 「言論の闘技場」としてのアカデミア

    ■第二部 マイノリティとレトリックの問題

    第三章 特権理論と公共的理性
    1 特権理論とはなんだろうか
    2 レトリックとしての特権理論
    3 「物象化」された特権理論
    4 在日外国人の視点から「日本人特権」を考えてみる
    5 アイデンティティ・ポリティクスが引き起こす問題
    6 いまこそ「公共的理性」が必要だ

    第四章 トーン・ポリシングと「からかいの政治」
    1 「トーン・ポリシング」という概念とその問題
    2 「怒り」に関する哲学者たちの議論
    3 マジョリティは「理性的」であるか?
    4 公共的理性を毀損する「からかいの政治」
    5 「トーン・ポリシング」というレトリックがもたらす弊害

    第五章 マイクロアグレッションと「被害者意識の文化」
    1 「マイクロアグレッション」理論とはなにか
    2 「名誉の文化」「尊厳の文化」から「被害者意識の文化」へ
    3 「感情的推論」に対処するための認知行動療法とストア哲学
    4 在日アメリカ人の目から見たマイクロアグレッション

    ■第三部 男性学と弱者男性の問題

    第六章 男性にも「ことば」が必要だ
    1 男性の不利益や被害は社会から無視されている?
    2 ひとりの男性としての経験と感情
    3 なぜ現在の「男性学」は頼りにならないか
    4 「弱者男性論」の有害な影響
    5 男性のための「ことば」をどう語ればいいか

    第七章 弱者男性のための正義論
    1 「理念」に基づいた弱者男性論が必要な理由
    2 恋人がいないことや結婚できないことの不利益とはなにか?
    3 リベラリズムと弱者男性
    4 フェミニズムと「幸福度」と弱者男性
    5 潜在能力アプローチと弱者男性
    6 「あてがえ論」と「上昇婚」
    7 弱者男性の問題に社会はどのように対応できるか

    終章 これからの「公共性」のために
    1 「壁と卵」の倫理とその欠点
    2 インターネット/SNS時代の「公共性」という難問
    3 「理性的」で「中立的」な政治はあり得るのか?
    4 フランクフルト学派の批判理論
    5 討議、承認、自尊
    6 リベラリズムと理性の未来

    あとがき
  • 出版社からのコメント

    正義にまつわるモヤモヤに「答え」を!気鋭の哲学者による、感情に流されない理性に基づく議論の必要性を説く政治哲学のテキスト。
  • 内容紹介

     「表現の自由は大切だが、あまりに攻撃的な表現は許容すべきでない」「少数派や女性に対してより配慮すべきだが、多数派や男性のことが無視されるのもおかしい」
    ……意見が対立するさまざまな問題について、多くの人はどちらの「正義」にも同意や共感を示し揺れている。
    こうした正義にまつわるモヤモヤに対し、どの意見が正しいのか、社会の規範はどうあるべきなのか、その「答え」を提示する政治哲学的論考。キャンセル・カルチャー、マイクロアグレッション、トーン・ポリシング、弱者男性論など重要な概念・議論を題材に、感情に流されない「公共的理性」による問題解決を試みる画期的なテキスト。
    「晶文社スクラップブック」の連載に大幅加筆・全面改稿した大ボリュームで!

    ■帯文/森本あんり、マライ・メントライン
    理性を公共的に使用せよ――これは多数者と少数者双方への挑戦である
    ──森本あんり

    時代を覆う「正義」と「権利」のインフレ、その核心を突く本書に刮目すべし!
    ──マライ・メントライン

    “世の中で起きている問題に向き合うときに、良さや正しさなど、規範に関する思考や感情を避けることはできない。/本書は「規範」を堂々と取り扱う。現状目立っている、「正義」の問題をあげつらったりイヤだと拒否したりすることで済ませるのではなく、認めるべきところは認め肯定すべきところは肯定しながら、それに代わる別の「正義」を提示していく。/わたしの目的は、すこしでも物事を正しくして社会を良くすることだ。読者の方々にも、本書を通じて「規範」について考えをめぐらし、自分でも「正義」をきちんと主張できるようになっていただければ幸いである。(「まえがき」より)”


    【目次】
    まえがき

    ■第一部 社会的批判と自由の問題
    第一章 キャンセル・カルチャーの問題はどこにある?
    第二章 「思想と討論の自由」が守られなければならない理由

    ■第二部 マイノリティとレトリックの問題
    第三章 特権理論と公共的理性
    第四章 トーン・ポリシングと「からかいの政治」
    第五章 マイクロアグレッションと「被害者意識の文化」

    ■第三部 男性学と弱者男性の問題
    第六章 男性にも「ことば」が必要だ
    第七章 弱者男性のための正義論

    終章 これからの「公共性」のために

    あとがき
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    クリッツァー,ベンジャミン(クリッツァー,ベンジャミン/Kritzer,Benjamin)
    1989年京都府生まれ。立命館大学文学部英米文学専攻卒業(学士)、同志社大学グローバル・スタディーズ研究科卒業(修士)。哲学者、書評家。哲学を中心に、進化論・心理学・社会学などの知見を取り入れながら、社会や政治と人生の問題について考えて執筆
  • 著者について

    ベンジャミン・クリッツァー (ベンジャミンクリッツァー)
    1989年京都府生まれ。哲学者、書評家。哲学を中心に、進化論・心理学・社会学などの知見を取り入れながら、社会や政治と人生の問題について考えて執筆。著書に『21世紀の道徳 学問、功利主義、ジェンダー、幸福を考える(犀の教室)』(晶文社、2021年)、論考に「感情と理性:けっきょくどちらが大切なのか?」(『群像』2022年7月号、講談社)など。

モヤモヤする正義―感情と理性の公共哲学(犀の教室) の商品スペック

商品仕様
出版社名:晶文社
著者名:ベンジャミン クリッツァー(著)
発行年月日:2024/09/25
ISBN-10:4794974434
ISBN-13:9784794974433
判型:B6
発売社名:晶文社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:560ページ
縦:19cm
他の晶文社の書籍を探す

    晶文社 モヤモヤする正義―感情と理性の公共哲学(犀の教室) [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!