"つながり"のリベラリズム―規範的関係の理論 [単行本]
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"つながり"のリベラリズム―規範的関係の理論 [単行本]



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出版社:勁草書房
販売開始日: 2024/10/12
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"つながり"のリベラリズム―規範的関係の理論 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    誕生と死―、生の両端で人は端的に「他者に依存する」存在となる。他者に依存するニーズを必ず持つ個人を、リベラリズムは捉えられるのか?ケア論を中心に批判が高まっている。言語化されないままに近代法体系に組み込まれてきた“向き合ってしまった者”との関係と、そのなかにある個人を、法の周縁から救い出す。規範的関係論は、個人を尊重する自由な社会の可能性を切り拓く。
  • 目次

    はしがき

    序 章 関係性の権利を考えるために――「関係性」と「権利」の関係
     一 関係性という言葉
     二 「関係性の権利」分析
     三 関係性のなかの権利――片務的権利義務関係
     四 批判と応答
     五 規範的関係論を構想するにあたって――本書の構成

    第一章 〈個人の尊重〉と〈他者の承認〉――出生前検査から考える
     一 生のはじまりを基点とする
     二 非侵襲型遺伝学的出生前検査の導入
     三 法の主体
     四 〈個人の尊重〉の意義
     五 NIPTによって問われる問い――他者の承認
     六 生のはじまりと法

    第二章 ケアの倫理と関係性――ケア関係を構築するもの
     一 ケアの倫理に対峙する
     二 〈依存〉をめぐる問題領域
     三 ケアの倫理と正義の倫理の関係
     四 ケア関係の意味するところ
     五 ケア関係のものさし
     六 ケア関係と個人――他の何者でもない私

    第三章 法的主体と関係性――ケアの倫理とリベラリズムの論理
     一 リベラリズムにおける主体
     二 主体の位置づけ
     三 〈個人の尊重〉の理由と意味
     四 〈関係性〉の観念
     五 主体と関係性

    第四章 関係性の権利――〈差異〉を/から考える
     一 差異・平等・関係性
     二 「差異のジレンマ」と「暗黙の五つの想定」
     三 関係性のアプローチ

    第五章 特別な関係下における責任――片務的負担という特性
     一 積極的責任(affirmative obligation)の議論
     二 リベラルな伝統と積極義務(positive duty)
     三 リベラリズムが抱える四つの課題
     四 一般的積極義務と特別積極義務
     五 協同的個人主義とメンバーシップ

    終 章 〈つながり〉のなかで――規範的関係の理論構想
     一 社会の自由を考える
     二 方法論的個人主義・批判
     三 自由意思に還元されない関係性のなかにいる個人
     四 規範的関係論――向き合ってしまった者との関係
     五 むすびにかえて――自由な社会を構想する規範的関係論

    補 論 ケアの倫理とリベラリズム――リプロダクション(生殖)をめぐる視角から
     一 問題の所在――個人の尊重と〈わたしの問題〉〈わたしたちの問題〉
     二 人口をめぐる状況
     三 生殖をめぐる今
     四 人口論という観点
     五 生殖補助技術の進展と公的助成制度
     六 リベラリズムと生殖政策
     七 リベラリズム・再考――承継(entailment)の観念
     八 個を尊重するということ

    索 引
  • 内容紹介

    「個人に閉じた自由」は「自由な社会」を構築しない。生と死に直面し〈向き合ってしまった関係〉から構想する関係性の法理論へ。

    他者に依存するニーズを必ず持つ個人をリベラリズムは捉えられるのか? ケア論を中心に批判が高まっている。本書は、言語化されないままに近代法体系に組み込まれてきた〈向き合ってしまった者〉との関係と、そのなかにある個人を、法の周縁から救い出す。個人を尊重する「自由な社会」の可能性を考える、旧くて新しい構想。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    野崎 亜紀子(ノザキ アキコ)
    獨協大学法学部教授。千葉大学法経学部卒業、2001年千葉大学大学院博士課程修了。博士(法学)。広島市立大学国際学部准教授、京都薬科大学教授を経て現職
  • 著者について

    野崎 亜紀子 (ノザキ アキコ)
    野崎 亜紀子(のざき あきこ)

    獨協大学法学部教授。千葉大学法経学部卒業、2001年千葉大学大学院博士課程修了。博士(法学)。広島市立大学国際学部准教授、京都薬科大学教授を経て現職。主な業績に「生殖の規律における自己決定の現在地」『法律時報』96巻4号(日本評論社、2024) 37-43頁、「〈ぼんやりとした〉集合的意思決定」日本法哲学会編『法哲学年報2020』(有斐閣、2021)68-79頁、「法は人の生life を如何に把握すべきか――Martha Minow の関係性の権利論を手がかりとして(一)─(四・完)」21 (1)1-62 頁(2006)、21 (2)1-60 頁(2006)、21(3)101-142頁(2006)、21(4)45-109頁(2007)。

"つながり"のリベラリズム―規範的関係の理論 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:野崎 亜紀子(著)
発行年月日:2024/10/10
ISBN-10:4326103434
ISBN-13:9784326103430
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:272ページ
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