日米グローバル経営史―企業経営と国際関係のダイナミズム [単行本]

日米グローバル経営史―企業経営と国際関係のダイナミズム の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  日本企業の経営課題とは何か？世界経済を牽引してきた日米両国では、どのように企業経営が展開してきたのか。本書は、１９世紀末から２１世紀初頭までの日米の企業経営の歴史を、両者の相互に絡み合う関係に注目して叙述する、新しい試みである。大企業（近代企業）の形成・発展・変容を中心におき、その前提となる人口、市場、技術、国際関係の違いから日米企業のパフォーマンスを読み解く。各時代のトピックスの理解を進めるとともに、１００年を超える企業経営の歴史を容易に把握できるよう工夫した絶好の経営史テキスト。

• 目次

  はしがき
  序　章　第2次グローバル経済化の日米企業
  
  ◆第Ⅰ部　工業化と近代企業の形成
  第１章　アメリカにおける大企業の形成
  第２章　日本の工業化と企業
  第３章　「アメリカの世紀」の始まり
  第４章　国際関係の中の第2次産業革命
  
  ◆第Ⅱ部　20世紀型大企業の成長
  第５章　ニュー・ディールと第2次世界大戦
  第６章　連続と断絶
  第７章　パクス・アメリカーナと大企業
  第８章　高度成長と企業経営
  
  ◆第Ⅲ部　グローバル化の中の日米企業
  第９章　ニクソンショックから日米摩擦へ
  第10章　ジャパン・アズ・ナンバーワン
  第11章　リストラクチャリングからニュー・エコノミーへ
  第12章　製造業のグローバル展開
  第13章　ネットワーク化と統合化
  第14章　「失われた」成長
  
  人名索引／事項索引

• 出版社からのコメント

  日本経営史上、最も重要な国際関係である日本とアメリカ。その影響しあった関係に注目し、それぞれの経営史の実像を丁寧に読み解く。

• 内容紹介

  日本経営史上、最も重要な国際関係である日本とアメリカとの相互に影響しあった関係に注目し、それぞれの経営史の実像を丁寧に読み解く。19世紀末から21世紀初頭までの各時代のトピックスの理解を進めつつ、企業経営の歴史的な流れをわかりやすく説明する。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  西村 成弘(ニシムラ シゲヒロ)
  １９７３年滋賀県生まれ。現在、神戸大学大学院経営学研究科教授

• 著者について

  西村 成弘 (ニシムラ シゲヒロ)
  西村 成弘（神戸大学大学院経営学研究科教授）

日米グローバル経営史―企業経営と国際関係のダイナミズム の商品スペック