人材マネジメント入門―多店舗展開を成功に導く [新書]

人材マネジメント入門―多店舗展開を成功に導く [新書] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  店舗拡大のために徹底してヒトを活かす。「人材重視」の経営にマインドチェンジせよ！整骨院・整体院を合わせて５店舗展開する著者が解説！スモールビジネスの多店舗展開を成功させる「人材マネジメント」。

• 目次

  はじめに
  
  第１章　深刻すぎる慢性的な人材不足……　スモールビジネスの経営者が多店舗展開に失敗する原因
  １店舗成功したら店舗を増やしたいのは経営者の常
  多店舗展開でつまずく経営者たち
  鍼灸整骨院で実感した２店舗目の難しさ
  突きつけられた人材のマネジメントの未熟
  慢性的な人材不足が多店舗展開をさらに困難にする
  人材不足の解消には、定着する環境づくりが必要
  多店舗展開型ビジネスの成功のカギは人材マネジメントにある
  
  第2章　多店舗展開を成功に導く人材採用　効果的な募集・面接で入社前から成長意欲を高める
  人材マネジメントに欠かせない３つの視点
  採用活動は集客に似ている
  効果的な求人情報の提供を考える
  働き手の意識の変化をキャッチする
  低下する開業志向
  どんな成長が可能か、具体的にイメージできるようにする
  企業の理念や目指すものをしっかりと伝える
  相手に響くアプローチを工夫する
  相手にとって価値ある情報を提供する
  先生に気に入ってもらうことも重要
  見学会は事実上の一次面接として行う
  年齢の近いスタッフと話し合う機会もつくる
  入社前から始まっている人材育成
  
  第３章　多店舗展開を成功に導く人材育成　「スタッフファースト」にこだわり、キャリアパスを明確にする
  スタッフファーストを貫く
  「来てくれてありがとう」から始める
  アウトプットで学習効果を高める
  社内のコミュニケーションをいかに豊かにするか
  環境整備で「徹底すること」と「気づく力」を養う
  整理・整頓を通じて仕事をやりやすくする環境をつくる
  日常の清掃とはまったく異なる教育プログラムとして環境整備を実施
  社長の視点を学び、会社の経営計画について学ぶ機会とする
  経営計画書を作成、ルールブックとして使う
  重要なことはスタッフ一人ひとりへの浸透
  経営計画の策定で人事評価も明確にできる
  院長を育てる
  院長の活躍をオープンにする
  ナンバー２を育てる
  CEOとCOOは入れ換え不能
  一緒に学び同じ目標に向かって、それぞれの役割を果たす
  経営計画に添って院長の育成を進める
  
  第４章　多店舗展開を成功に導く職場の環境づくり　“感謝と承認”の社風で社内コミュニケーションを活性化させる
  感謝と承認の雰囲気づくりが店舗展開を支える
  ありがとうをもっと言葉にする
  月間１５００枚以上が飛び交う「ありがとうコイン」
  さわやかで弾んだ空気が理想の治療空間をつくる
  「ありがとうコイン」が５店舗をつなぐ
  活発なコミュニケーションが豊かな環境をつくる
  「盲点の窓」の存在をお互いに知っておく
  コミュニケーションエラーをなくす
  心理的安全性のある組織が人を成長させる
  福利厚生は最大限充実させ、働きやすい環境を整える
  目標設定をサポートするための面談を定期的に実施
  来賓を招いて経営計画発表会を開く
  半期に１度の社員総会でも一体感を醸成
  
  第５章　スタッフの幸せを第一に考えれば、スモールビジネスの店舗拡大は成功する
  多店舗展開は事業を拡大し、リスク回避にもつながる
  人を育て、その成長に関わることができる
  院長として活躍する場を数多く用意できる
  多店舗展開は地域を豊かにすることができる
  多店舗展開は経営者を育てる
  １店舗目から多店舗展開は計画しない
  言語化しなければ決して身につかない
  スタッフの幸せこそ経営者の幸せ
  会社はスタッフが大切、スタッフはお客様が大切
  多店舗展開の成功はスタッフファーストから
  
  おわりに

• 内容紹介

  人が育てば事業も育つ！
  プレイヤーから経営者へ――。人材マネジメントで事業を拡大せよ！
  
  2店舗目を出店しよう――。飲食店や美容室など、1店舗目で成功を収めたスモールビジネスのオーナーのなかには、このような思いを抱く人も多いでしょう。多店舗経営は、既に得た知名度やノウハウを活かして売上増を見込めるだけでなく、集客減などのリスク分散もできるため、事業を成長させる有力な選択肢といえます。
  しかし現場のプレイヤーマインドから抜け出せないオーナーが店舗運営や人材の採用・育成でつまずいてしまい、あえなく撤退に追い込まれるケースは少なくありません。２店舗目以降は自分が現場できめ細かく対処することはできず、どうしても人任せにしなければならないため、自身がプレイヤーとして店舗運営をしていたときとは別の手法が求められるのです。本書の著者は「人材マネジメント」こそが多店舗経営の鍵になると主張しています。
  鍼灸整骨院を経営する著者は多店舗展開にあたって、「辞めない人材」の見極め方、社員個々の特性に合わせた効果的な研修プログラムの構築、さらに働きやすい環境づくりなど、社員に気持ちよく働いてもらい、かつ向上心を刺激し成長を促すような施策を次々と実行してきました。　
  その結果、2010年に開業した鍼灸整骨院を5店舗にまで拡大させ、本院は単店で年商1億円を超えるなど一部の全国チェーンを除けば異例の売上規模を誇っています。
  本書では、著者の取り組みを通じて、採用、育成、環境づくりの3つの観点から人材マネジメントについて詳しく解説しています。
  多店舗展開を目指すスモールビジネスの経営者や、将来の独立を考えている方必読の一冊です。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  勢力 匡展(セイリキ マサノブ)
  １９７６年三重県生まれ。両親が自宅で鍼灸マッサージ院を経営、自営業に憧れを抱くようになる。１９９９年名古屋商科大学商学部国際経済学科を卒業後、営業職や飲食店店長を経験するが、手に職を付けたいと思い２０００年に米田柔整専門学校へ入学。２００４年、同校を卒業後名古屋市内の接骨院へ就職。２００６年に父親と実家の鍼灸整骨院の共同経営者となり、同時に鍼灸師の資格取得のためユマニテク医療福祉大学校へ通う。２０１０年に、夫人の実家のある愛知県豊橋市でせいりき鍼灸整骨院を開業。現在、愛知県で最もスタッフ満足度の高い会社を目指し、県内で５店舗を経営。セミナー講師やコンサルタントなど活躍の場を広げている

• 著者について

  勢力 匡展 (セイリキマサノブ)
  勢力 匡展(せいりき・まさのぶ)
  1976年三重県生まれ。両親が自宅で鍼灸マッサージ院を経営、自営業に憧れを抱くようになる。1999年名古屋商科大学商学部国際経済学科を卒業後、営業職や飲食店店長を経験するが、手に職を付けたいと思い2000年に米田柔整専門学校へ入学。2004年、同校を卒業後名古屋市内の接骨院へ就職。2006年に父親と実家の鍼灸整骨院の共同経営者となり、同時に鍼灸師の資格取得のためユマニテク医療福祉大学校へ通う。2010年に、夫人の実家のある愛知県豊橋市でせいりき鍼灸整骨院を開業。2年目の2011年に同院を法人化し、2016年に分院2店舗目を開院。また、スタッフの成長と活躍の場を確保するという観点から店舗の拡大を目指す。現在、愛知県で最もスタッフ満足度の高い会社を目指し、県内で５店舗を経営。セミナー講師やコンサルタントなど活躍の場を広げている。

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