匂いの哲学―香りたつ美と芸術の世界 新装版 [単行本]
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匂いの哲学―香りたつ美と芸術の世界 新装版 [単行本]



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出版社:晃洋書房
販売開始日: 2024/10/19
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匂いの哲学―香りたつ美と芸術の世界 新装版 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    哲学者は、芸術家は、小説家は、匂いをいかに表現するのか。哲学の中で見落とされてきた「匂い」に焦点を当て考察する、比類なき著作。
  • 目次

    日本語版への序章
    監訳者より 新装版へ寄せて
    凡 例
    序 論
    嗅覚に興味をもたない哲学者たち

    第Ⅰ部 嗅覚による感受性
    第1章 自然と偏見
    1 この感覚は鈍いのか鈍くなったのか
      鼻に与えられる劣等性/子供とその鼻/嗅覚の遺伝的優位性/培われた鈍さ
    2  この感覚は原始的なものか、動物的なものか
       未開人とその鼻/アリストテレスによる嗅覚の人間性
    3  不快で非社交的な感覚か
       カントによる鼻の都市感覚の欠如/鼻の社会性
    4  汚らしく非道徳な感覚か
       汚いものの臭い、聖なるものの匂い/ 鼻の道徳性
    5  主観的でまるで信用ならない感覚か
    第二性質としての匂い/ホッブズと鼻の真実

    第2章 鼻から見た二つの視点
    1 他性の香り
    憎悪の鼻/愛の鼻
    2 自己同一性の香り
    属性の嗅覚的な構築/独特の本質としての香り/匂いと主観的記憶
    第Ⅱ部 嗅覚の美学
    第3章 匂いの芸術的表現
    序論――嗅覚、言葉をもたない感覚か

    匂いの文学表現
    1  『谷間のゆり』――鋭い嗅覚による恋愛小説――
    2  マルセル・プルーストの嗅覚世界
    嗅覚――親密な空間と内面性の感覚/嗅覚――情動と愛の欲望の感覚/嗅覚――無意識の記憶と永遠の感覚
    匂いによる音楽と造形の表現
    1 音楽と香り
    ドビュッシーにおける匂いの音楽(『ペレアスとメリザンド/「夜の薫り」 /
    「音と香りは夕暮れの空気に漂う」)
    2 絵画と香り
    ゴンザレス·コケスと嗅覚の寓話/ゴーギャン《ノアノア》――香りのする絵
    3 彫刻と香り
    ズンボ――悪臭のする彫刻/ロダンとアイリスの匂い
    4  嗅覚的な建築へ

    第4章 嗅覚芸術
    1 香りの芸術とその美学的地位
    美の芸術もしくは快の芸術/香りの構成とその地位/香水瓶の芸術/現代の香り技術の限界
    2 嗅覚芸術の哲学的モデル――プラトンにおける匂いの純粋な快楽――
    3 想像上の文学的モデル――デ・ゼッサントと嗅覚芸術――
    4 実在する歴史的モデル
    ―――「香道」、日本における「道」としての香――
    香道の時代背景と歴史的発展段階/新しい嗅ぐ芸術――香を「聞く」こと/香りの新しい芸術へ
    5 香りの現代アート誕生
    オドラマの登場/インスタレーションにおける嗅覚の促進/小山泰史、匂いの彫刻
    第Ⅲ部 嗅覚哲学
    第5章 無嗅症から全嗅症へ――嗅覚哲学の可能性の条件
    序論――哲学者の鼻
    嗅覚探求のベーコン的モデル
    1 パルメニデスとアナクサゴラスの嗅覚についての沈黙
    2 デモクリトスと漂う匂い
    3 ヘラクレイトス――理性の呼吸――
    4 エンペドクレスの全嗅症

    第6章 嗅覚哲学のモデル
    1 ルクレティウスの英知
    感覚の真実性と専門――鼻の地位向上の条件/鼻に固有の真実
    2 鼻を通じてもたらされる精神――コンディヤックと彫像――
    彫像の虚構と嗅覚の優越性
    (1) 嗅覚単独の力
    嗅覚のみに限られている人間の最初の認識/嗅覚から匂いの記憶と想像まで/嗅覚から感情へ/嗅覚から一般観念と自己観念まで
    (2) 嗅覚の他の感覚への漸進的再統合
    嗅覚の聴覚、味覚、視覚への再統合/触覚の嗅覚への再統合/全感覚の漸進的な再統合と、嗅覚への論理的帰結
    3 ニーチェにおける哲学者の鼻
    嗅ぐことの価値を高めること/虚偽の悪臭/「全く別の香り」

    新装版へのあとがき
    監訳者あとがき
    参考文献
  • 内容紹介

    長きにわたる沈黙を破り、匂いの哲学・美学に正面から挑む。香水やワインを生み出した「匂いの国」フランスから『源氏物語』の時代から薫り文化をもつ「香りの国」日本へと気鋭のソルボンヌ大学哲学教授が贈る「匂いの哲学」。「監訳者より 新装版へ寄せて」「新装版へのあとがき」を新たに挿入。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ジャケ,シャンタル(ジャケ,シャンタル/Jaquet,Chantal)
    フランスの哲学者。専門は近現代哲学史。とりわけスピノザやベーコンの哲学、心身論に造詣が深い。現在、パリ第一大学パンテオン‐ソルボンヌ名誉教授

    岩﨑 陽子(イワサキ ヨウコ)
    2002年、大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。専門はフランス美学、香道研究、香りの現代アート。「味と匂い研究会」主宰。Perfume Art Project代表。現在、京都嵯峨芸術大学短期大学部准教授

    北村 未央(キタムラ ミオウ)
    東京生まれ。2007年、ブルゴーニュ大学大学院フランス文学科博士課程修了。現在、翻訳家
  • 著者について

    シャンタル・ジャケ (シャンタルジャケ)
    フランスの哲学者。専門は近現代哲学史。とりわけスピノザやベ-コンの哲学に造詣が深い。現在、パリ第一大学パンテオン-ソルボンヌ大学教授

    岩﨑 陽子 (イワサキヨウコ)
    2002年、大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了、博士(文学)。専門はフランス美学、香道研究、香りの現代アート。「味と匂い研究会」主宰。Perfume Art Project代表.
    現在 京都嵯峨芸術大学短期大学部准教授。

    北村 未央 (キタムラミオウ)
    東京生まれ。2007年、ブルゴーニュ大学院フランス文学科博士課程修了。
    主要業績
    『生命の言葉365』(翻訳、オムラーム・ミカエル・アイバノフ著)、太陽出版、2014年。 

匂いの哲学―香りたつ美と芸術の世界 新装版 [単行本] の商品スペック

発行年月日 2024/10/20
ISBN-10 4771038740
ISBN-13 9784771038745
ページ数 314ページ
23cm
発売社名 晃洋書房
判型 B5
Cコード 0010
対象 一般
発行形態 単行本
内容 哲学
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分類 人文科学
成年向け書籍マーク G
書店分類コード P020
発売情報解禁日 2024/09/12
書籍ジャンル 哲学・宗教
再販商品 再販
書籍販売条件 委託
言語 日本語
出版社名 晃洋書房
著者名 シャンタル ジャケ
岩﨑 陽子
北村 未央
その他 原書名: Philosophie de l'odorat〈Jaquet,Chantal〉

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