歌舞伎鑑賞俳句日記 [単行本]

歌舞伎鑑賞俳句日記 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  助六、熊谷、お初・徳兵衛、与三郎、河内山、弁天小僧。…名作歌舞伎の数々を客席に鑑賞、芝居の展開を追った文章と、舞台の情緒、役者の風情を伝える俳句、３１０余句。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  一力の秋の夜更くる千鳥足（平一四・一〇・六、歌舞伎座）
  狐火を追って湖翔ぶ姫の恋（平一四・一一・二、歌舞伎座）
  こりや又何のこつた花の廓の初勇み（平一五・一・七、歌舞伎座）
  曽根崎の春の哀れや厄二人（平・一五・二・一四、新橋演舞場）
  頬傷の十字涼しや藍微塵（平一五・三・二五、歌舞伎座）
  髪結の凄みて睨む梅雨の傘（平一五・五・一三、歌舞伎座）
  墨絵浮く裾で花踏む男伊達（平一五・六・一七、歌舞伎座）
  子が曳けば動く棟木に秋の風（平一五・七・一五、国立劇場）
  御大身嗤ふ高頬の凍て黒子（平一五・九・六、歌舞伎座）
  魂の抜けし歩みの懐手（平一五・一一・二三、歌舞伎座）〔ほか〕

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  佐藤 吉之輔(サトウ キチノスケ)
  １９３６（昭和１１）年３月、東京神田に生まれる。慶応義塾大学文学部卒業。角川書店に入社。取締役編集部長、同営業部長等を経、監査役、角川文化振興財団事務局長、同図書館長に就任。「慶大俳句」ＯＢ会“丘の会”会員

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