楽園のおもかげ―最後の王国〈4〉（パスカル・キニャール・コレクション） [全集叢書]

楽園のおもかげ―最後の王国〈4〉（パスカル・キニャール・コレクション） の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  精神分析における「自由連想」のように、複数の深淵を飛び越えながら、規範化された文学像を解体する、新たな想像／創造の試み。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  （イスキア島）
  小説『世界のすべての朝は』で削除された冒頭の場面
  幸福な人生
  聖地の場所について
  ボージュの妻
  イヌサフラン
  地上の匂い
  想像のおよばぬ抱擁
  近江の国守の物語
  しぶとい差異〔ほか〕

• 内容紹介

  永遠を喚起する、誕生以前の「楽園」。
  生に刻印されたその痕跡をたどって紡がれる、キニャール版『枕草子』。
  パスカル・キニャール・コレクション完結！

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  小川 美登里(オガワ ミドリ)
  １９６７年、岐阜県に生まれる。カーン大学にて博士号取得。現在、筑波大学人文社会系准教授。フランス現代文学を専門とし、ジェンダー、音楽、絵画などに関心をもつ

• 著者について

  パスカル・キニャール (パスカルキニャール)
  1948年、ノルマンディー地方ユール県に生まれる。父方は代々オルガン奏者の家系で、母方は文法学者の家系。レヴィナスのもとで哲学を学び、ガリマール社に勤務したのち、作家業に専心。古代と現代を縦横無尽に往来し、時空を超えたエクリチュールへ読者を誘う作品を精力的に発表しつづけている。

楽園のおもかげ―最後の王国〈4〉（パスカル・キニャール・コレクション） の商品スペック