ミュージカルの解剖学 [単行本]
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ミュージカルの解剖学 [単行本]



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出版社:春秋社
販売開始日: 2024/10/17
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ミュージカルの解剖学 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    “ウェスト・サイド物語”の軽快なダンス、“サウンド・オブ・ミュージック”の美しい歌、“キャッツ”の魅惑の世界…なぜミュージカルは多くの人を虜にするのか。きらめく舞台にメスをいれ、「歌とダンスのエンタメ」の真の姿を露わにする。観る人作る人演じる人…舞台芸術にかかわる全人類が必読の一冊。
  • 目次

    プロローグ
     「ミュージカルはなぜいきなり歌うのか。」
     「リアリズム」の魔
     ミュージカルと観客の「型」
     「非日常」という「きらめき」
     本書の目的 

    第1章 ミュージカルの筋とプロット
    1 ミュージカルって何?
     「ミュージカル・ナンバー」
     物語の「筋」
     アリストテレスの「ミュトス」と「ロゴス」
     ミュージカルの「筋」
    2 プロットとナンバー
     「大きなプロット」と「小さなプロット」
     ブック・ミュージカルの誕生
     「プロット」の連鎖
     プロットの意図的な放棄――ブックレス・ミュージカルとコンセプト・ミュージカル
    3 ナンバーの「時間」
     ナンバーのなかの時間
     ナンバーのなかのプロット
     感情エネルギーとしてのダンスの「時間」
     プロットのなかの「ダンス」
     まとめ

    第2章 キャラクター
    1 キャラクターを手に入れる
     「役割」と「性格」
    2 「古典的」なキャラクター
     「シンデレラ・ストーリー」のキャラクター
     「役割」と物語
    3 「近代的」なキャラクター
     異形の悲しみ
     《オペラ座の怪人》(1986)
     シャッフルされた「役割」と「性格」
     「性格」のゆがみ
     複数形の視点
     正義なき時代の「ヒーロー」
     《ミス・サイゴン》(1989)
    4 「オズの魔法使い」にみるキャラクターの変化
     (1)映画『オズの魔法使』(1939)
     (2)ミュージカル《ザ・ウィズ》(1974)と映画『ウィズ』(1978)
     (3)《ウィキッド》(2004)
     まとめ

    第3章 ナンバーの機能
    1 ナンバーの機能
     登場人物は歌っているのか
     4種類の機能
     機能の組み合わせ
     分類するための手順
     機能分類のメリット
    2 ナンバーの機能(1)「ショー SHOW」
     舞台上のステージ
     登場人物の「職業」と「ショー」の機能
     ステージの外側で
     《シカゴ》と「ショーのショー」
     客役をひきうける観客たち
    3 ナンバーの機能(2)「ユニティ UNITY」
     「ユニティ」という言葉
     世界観のあらわれ
     「テーマ」の提示
     主人公から見た世界像
     「共有」と「同意」
    4 ナンバーの機能(3)「ダイアローグ DIALOGUE」
     「思想の説明・説得」
     ヒギンズ教授の孤独
     説得が「ショー」になる
     「ダイアローグ→ユニティ」(愛の告白)
     「ダイアローグ→ユニティ」(説得→共有)
     《ウェスト・サイド物語》の「説得・同意」
     《ジーザス・クライスト・スーパースター》の「ダイアローグ」
     同意にいたらないダイアローグ
     《レント》の場合――〈ライト・マイ・キャンドル〉
     「ナレーション」――わたしたちに向けた「ダイアローグ」
    5 ナンバーの機能(4)「モノローグ MONOLOGUE」
     「思想」・「願望」の提示
     「感情」の表現
     プロットの結果によらない「モノローグ」
     自問自答の「モノローグ」
     「ダイアローグ」なのに「モノローグ」
     みえないふり、きこえないふり
     物言わぬ者への「ダイアローグ〔モノローグ〕」
     モノローグの「ユニティ」
     まとめ

    第4章 「アダプテーション」と「リプライズ」
    1 舞台と映画 アダプテーション
     《サウンド・オブ・ミュージック》のアダプテーション
     オープニング~〈サウンド・オブ・ミュージック〉
     〈私のお気に入り〉と〈自信をもって〉
     〈ド・レ・ミ〉の位置
     〈ひとりぼっちの羊飼い〉、〈私のお気に入り〉
     〈エーデルワイス〉
    2 舞台と映画(2) 《ウェスト・サイド物語》の機能の変化
     (1)舞台版(1957)
     (2)映画版(ワイズ監督、1961)
     (3)映画版(スピルバーグ監督、2021)
    3 リプライズの機能
     《王様と私》〈アイ・ウィスル・ア・ハッピー・チューン〉、〈ハロー・ヤング・ラヴァーズ〉
     《ウェスト・サイド物語》〈トゥナイト〉
     リプライズのプロット化《キャッツ》〈メモリー〉
     《ウィキッド》〈だれも悪人のことを嘆かない〉
     〈だれも悪人のことを嘆かない〉(リプライズ)
     まとめ

    第5章 せりふと歌詞
    1 言葉が意味するもの 「せりふ」と「歌詞」
     せりふ
     ト書き
     象徴的な位置
    2 詩のリズムと音楽
     リズムの原則
     詩行としてのリズム
     (1)イアンブス格(○●)
     (2)トロカエウス格(●〇)
     (3)アナパエストス格(〇〇●)
     (4)ダクテュロス格(●〇〇)
    3 リズムの混合
     《レ・ミゼラブル》の〈民衆の歌〉

    第6章 音楽の役割
    1 音楽の「テイスト」
     楽団の位置
     「AABA形式」とミュージカル・ナンバー
     「形式」のヴァリエーション――『トップ・ハット』〈イズント・ディス・ア・ラヴリィ・デイ?〉
    2 「クラシック音楽」の語り口
     オーケストレーター
     ライトモティーフ
     《ウェスト・サイド物語》の「ライトモティーフ」
     民族音楽がしめす「物語の舞台」
    3 キャラクターとしての「音楽」
     イエスもモーツァルトもロックを歌う
     アンチテーゼとしてのポップス
     ジュークボックス・ミュージカル
     ノスタルジーとしてのジュークボックス・ミュージカル

    エピローグ 「きらめき」の構造
     きらめきの正体
     歌い、踊ること
     「ユニティ」による「肯定」
     「ユニティ」による疎外
     フィナーレ
     「わたしたちは自分の庭を育てよう」

    あとがき
    引用・参考文献
    索引
  • 出版社からのコメント

    ミュージカルのきらめく舞台にメスをいれ、「歌とダンスのエンタメ」の真の姿を露わにする。舞台芸術にかかわる全人類が必読の一冊。
  • 内容紹介

    「なぜいきなり歌うのか」――この問いに答えるべく、ミュージカルというジャンルを成り立たせ、「きらめき」をうみだす「型」のしくみを解き明かす画期的著作。筋やプロット、キャラクター、ミュージカル・ナンバー、歌詞やせりふなど、ミュージカルを形作るさまざまな構成要素を分解し、だれもみたことがない舞台裏をのぞく。ミュージカルについて本格的に学べる、観る人、作る人、演じる人・・・・・・舞台芸術にかかわる全人類が必読の一冊。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    長屋 晃一(ナガヤ コウイチ)
    1983年生まれ。愛知県出身。國學院大學文学部卒(考古学)。慶應義塾大学大学院文学研究科にて音楽学を学ぶ。博士課程単位取得退学。修士(芸術学)。現在、立教大学、慶應義塾大学他で非常勤講師。19世紀のイタリア・オペラにおける音楽と演出の関係、オペラ・音楽劇のドラマトゥルギーについて研究を行っている
  • 著者について

    長屋 晃一 (ナガヤ コウイチ)
    1983年生まれ。愛知県出身。國學院大學文学部卒(考古学)。慶應義塾大学大学院文学研究科にて音楽学を学ぶ。博士課程単位取得退学。修士(芸術学)。現在、立教大学、慶應義塾大学他で非常勤講師。19世紀のイタリア・オペラにおける音楽と演出の関係、オペラ・音楽劇のドラマトゥルギーについて研究を行っている。論文「ヴェルディにおける音楽の「色合い」:《ドミノの復讐》の検閲をめぐる資料から」(『國學院雑誌』、2023年)、「音楽化される川端康成:歌謡曲からオペラまで」(共著『〈転生〉する川端康成I 引用・オマージュの諸相』、文学通信、2024年)他。また、研究に加えて、舞台やオペラの脚本も手掛けている。オペラ《ハーメルンの笛吹き男》(一柳慧作曲、田尾下哲との共同脚本、2013年)、音楽狂言『寿来爺(SUKURUJI)』(ヴァルター・ギーガー作曲、2015年)他。

ミュージカルの解剖学 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:春秋社
著者名:長屋 晃一(著)
発行年月日:2024/10/20
ISBN-10:4393932366
ISBN-13:9784393932360
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:音楽・舞踏
言語:日本語
ページ数:320ページ
縦:21cm
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