麻痺治療の未来を拓く促通反復療法 [単行本]
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麻痺治療の未来を拓く促通反復療法 [単行本]



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出版社:幻冬舎
販売開始日: 2024/09/20
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麻痺治療の未来を拓く促通反復療法 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    促通反復療法を考案した著者が解説。医師や理学療法士、作業療法士が実践すべき脳の神経回路を再建し、麻痺を改善するリハビリ治療とは。手指の麻痺、歩行障害、眼球運動障害…諦めかけていた脳卒中後の片麻痺を改善し患者の理想的な身体機能を取り戻す!脳卒中リハビリの常識を覆す。
  • 目次

    はじめに

    第1章 従来の療法が脳卒中患者を苦しめる 効果的な治療が行われていないリハビリテーション医療の現場
    日本の脳卒中リハビリテーション治療は過去の遺物
    脳はやったことしか覚えない
    試行錯誤させない、患者に優しいリハビリテーション治療
    脳の可塑性をふりかざすだけの“苦行”を容認
    リハビリテーション医療は理念普及の時代から高度・効果的な治療技術を実践する時代へ
    【理念普及の時代】
    【高度・効果的な治療技術を実践する時代】
    偏った「ADL優先」がリハビリテーション医療の本質をねじ曲げる
    特に手指に対する有効なリハビリテーション治療が行われていない
    振り回される治療者の悩み、技術力向上が頭打ち
    このままでは、日本の麻痺の治療水準はいっこうに上がらない
    最も困るのは患者とその家族

    第2章 諦めていた片麻痺を驚くほど改善させる 神経路を再建・強化する促通反復療法とは
    「選択的に、目標の神経路の興奮水準を高める」
    画期的なリハビリテーション治療
    意図した運動の誘発と反復のために:促通反復療法
    「役立つ手」「役立つ脚」を目標とする治療法
    患者が切望する手指の麻痺と歩行障害の回復にも効果
    上肢と肘への基本的手技
    1.肩甲骨の外転・外旋と内転・内旋
    2.肩の屈曲
    促通反復療法を体験した梨木香歩さんと鍋倉淳一教授の感想
    3.前腕の回外
    4.前腕の回外から手を顎へ
    個々の指の運動
    5.母指の伸展外転
    6.母指の掌側外転
    7.示指の伸展
    8.示指の屈曲・伸展
    従来のリハビリテーション法に比べ麻痺改善に大きな差
    重度麻痺、慢性期の麻痺、歩行障害にも改善効果
    下肢麻痺と躯幹、歩行障害へのリハビリテーション治療と効果
    促通反復療法による片麻痺下肢と体幹の機能回復
    片麻痺下肢への基本的手技
    1.股関節内転筋の痙縮抑制法
    2.股関節の伸展外転と屈曲内転
    3.下肢の伸筋痙縮抑制と足関節の背屈
    4.股関節の伸展・外転・外旋(保持)、膝関節の伸展⇔股関節の屈曲・内転・外旋、膝関節の屈曲(背臥位)
    歩行訓練
    歩行訓練の変革
    立位バランス
    トウクリアランス(つま先を床に引っ掛けないこと)
    【下肢(含 体幹)と歩行編】
    歩行障害へのリハビリテーション治療の変革:さらば正常歩行、楽にスイスイ格好良く
    従来のリハビリテーション治療
    促通反復療法
    1.反復起立訓練
    2.健側立脚と麻痺側荷重の違い
    3.二動作杖歩行
    三動作歩行訓練の問題点
    4.歩行の促通法
    躯幹の回旋と側屈の促通法
    5.立位訓練
    姿勢制御(立位バランス)を改善するには
    6.長下肢装具での歩行訓練
    【眼球運動障害の治療編】
    外眼筋麻痺による眼球運動障害への治療
    「迷路性眼球反射」促通法

    第3章 電気刺激、振動刺激、ロボットの活用…… 促通反復療法の効果を加速する「併用療法」
    より効果的かつ効率の良い麻痺改善のために
    併用療法の考え方
    促通反復療法を基盤とする併用療法とエビデンス
    電気刺激下の促通反復療法
    振動刺激痙縮抑制法と促通反復療法の併用
    ボツリヌス療法との併用
    先端的治療との併用
    促通機能付きロボットとの併用
    再生医療との併用
    痙縮/拘縮、浮腫、疼痛などの、従来のリハビリテーションで助長されがちな課題も解消
    痙縮/拘縮
    浮腫
    疼痛

    第4章 症状に合わせた目標設定が回復への道筋に 適切な治療目標で諦めかけていた片麻痺を改善させた患者例
    促通反復療法の治療目標
    【上肢、手指編】
    麻痺回復の目標
    ①罹病期間1~6カ月の場合
    ②罹病期間6カ月以上の場合
    実用的目標
    誤った自主訓練
    患者の集中力・モチベーションを維持するための工夫
    促通反復療法で片麻痺の顕著な改善効果が得られた患者の声
    脳梗塞による慢性期左片麻痺 S.Fさん(76歳 男性)
    脳梗塞による右片麻痺 S.Hさん(74歳 男性)
    脳挫傷による右片麻痺 T.Hさん(53歳 男性)

    第5章 時代遅れの治療法から効果の高い最新の治療法へ 促通反復療法の歩み
    促通反復療法の歩み
    促通反復療法の論文と名称の変化
    促通反復療法の普及活動と壁
    より効果的な治療技術の確立を目指して

    おわりに ―自分が受けたいリハビリテーションを―

    参考文献
  • 内容紹介

    脳の神経回路を再建し、麻痺を改善する
    脳の回復期後も効果が認められた
    日本発の画期的なリハビリテーション治療とは?

    近年、脳神経科学の研究は著しく進歩し、脳卒中リハビリテーションの分野でも日本は世界トップレベルの治療環境と保険制度を整えています。しかし、この充実した体制にもかかわらず、脳卒中片麻痺のリハビリ成績は十分とはいえません。現在の一般的な治療法では長期間のつらい訓練を経ても、多くの患者が日常生活に支障をきたしたまま過ごさざるを得ない状況が続いています。
    この背景には、脳卒中片麻痺に対するリハビリテーションにおいて、脳科学の進展を反映した新たな手法の開発や普及が停滞しているという問題があります。1990年代に、「脳の可塑性」という脳が損傷を受けても自らカバーしようとする機能が明らかになりましたが、わが国ではそれをリハビリに応用する取り組みは進んでいません。むしろ、1950年代に主流だった「脳卒中片麻痺は回復が困難で、発症から6カ月以降は改善しない」という考え方が、いまだに根強く残っているのです。
    こうしたなか、著者が開発したのが画期的なリハビリテーション「促通反復療法(川平法)」です。長年にわたり脳卒中片麻痺患者のリハビリテーション治療の臨床に携わってきた著者は、アメリカ国立衛生研究所で脳の基礎研究に参加した際、当時最先端の発見であった「脳の可塑性」に着目しました。そして、この考え方をリハビリテーション治療に応用する道を探り、治療者の操作によって誘発される自動運動の反復により神経回路を再建・強化して麻痺改善を目指す方法を生み出したのです。
    促通反復療法では、目標とする運動の神経回路を治療者があらかじめ促通操作で患者の脳に教えることによって、患者は治療者の指示に従い20 ~40分間動かす努力をすれば、目標の運動が実現・反復できるので試行錯誤を減らすことができます。
    この治療法によって、「発症後数年経過した麻痺が2週間で改善に向かった」「指先の細かな運動が回復した」など、従来の治療では困難とされてきた症例でも著しい効果が得られているといいます。また、ヒトを対象にしたランダム化比較試験などの科学的効果検証を長年にわたって行っており、従来のリハビリテーション治療よりも優れた効果が得られることも実証されています。
    本書では、促通反復療法の基本的な考え方と具体的な手技、さらに他の治療法との併用による相乗効果についても詳しく解説しています。
    医療従事者には実践的な知識として、患者やその家族には麻痺改善の希望の光となる一冊です。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    川平 和美(カワヒラ カズミ)
    鹿児島大学名誉教授。1947年、鹿児島に生まれる。1974年鹿児島大学医学部卒業、1977年鹿児島大学医学部霧島分院(後の鹿児島大学霧島リハビリテーションセンター)リハビリテーション部助手、1986年内科助教授、1988年国立大学で初めてのリハビリテーション医学講座(田中信行教授)が鹿児島大学に開設されて、同助教授、1990年京都大学霊長類研究所(久保田競教授)へ、1991年アメリカの国立衛生研究所(NIH)へ留学。2005年鹿児島大学大学院リハビリテーション治療と研究、ならびに専門職への促通反復療法の普及活動を続ける。2022年4月鹿児島市キラメキテラスヘルスケアホスピタルに研究所を移し、活動を続ける
  • 著者について

    川平和美 (カワヒラカズミ)
    川平和美(かわひら・かずみ)
    鹿児島大学名誉教授
    1947年、鹿児島に生まれる。1974年鹿児島大学医学部卒業、1977年鹿児島大学医学部霧島分院(後の鹿児島大学霧島リハビリテーションセンター)リハビリテーション部助手、1986年内科助教授、1988年国立大学で初めてのリハビリテーション医学講座(田中信行教授)が鹿児島大学に開設されて、同助教授、1990年京都大学霊長類研究所(久保田競教授)へ、1991年アメリカの国立衛生研究所(NIH)へ留学。2005年鹿児島大学大学院リハビリテーション医学分野教授となり、全国各地や海外で講演や実技指導を行う。2013年定年退職し、2016年4月東京都渋谷区に促通反復療法研究所・川平先端リハラボを開設して、麻痺へのリハビリテーション治療と研究、ならびに専門職への促通反復療法の普及活動を続ける。2022年4月鹿児島市キラメキテラスヘルスケアホスピタルに研究所を移し、活動を続ける。

麻痺治療の未来を拓く促通反復療法 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
著者名:川平 和美(著)
発行年月日:2024/09/18
ISBN-10:4344947770
ISBN-13:9784344947771
判型:B6
発売社名:幻冬舎
対象:一般
発行形態:単行本
内容:医学・薬学・歯学
言語:日本語
ページ数:186ページ
縦:19cm
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