陸軍看護婦 [単行本]

陸軍看護婦 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  戦争末期の広東（現広州）、一報（要注意）二報（危篤）三報（死去）厳しい軍隊規定の中にあって、著者は赤痢、チフス、コレラ患者の伝染病棟で看護婦として従事した。友情、淡い恋、そして敗戦、集中営（収容所）での実体験を綴る。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  私の幼かった頃
  久留米陸軍病院
  海の上にて
  広東（現広州）の伝染病院
  チフス病棟
  看護婦宿舎
  松下婦長
  香港行き
  内務班（宿舎）
  伊丹大尉
  院内感染
  江村
  敗戦
  スキヤキの味
  別れ
  集中営（捕虜収容所）
  トタン屋根の廃屋
  ハンセン病
  文化祭
  演芸大会
  珠江の辺り
  強歩訓練ペンペン草の乾く道
  引き揚げ船
  田川好子さん
  再会

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  阿武 千代(アブ チヨ)
  １９２４年山口県に生まれる。１９４３年看護婦養成所卒業後、久留米陸軍病院に勤務。１９４４年広東（現広州）で陸軍看護婦として伝染病病棟で軍務に服す。１９４５年敗戦、収容所での生活を送る。１９４６年５月に復員。１９６６年幾つかの病院勤務ののち渡仏。フランス人（大臣）の家庭で子女の養育に携わる。その後大臣の父（陸軍提督）の介護もする。この間パリ１６区の花屋に通い草花の造形に関する知識を修得。１９７２年枯物による個展（パリ、三越）

陸軍看護婦 [単行本] の商品スペック