学校力が向上する遠隔合同授業―徳之島町から学ぶへき地・離島教育の魅力 [単行本]
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学校力が向上する遠隔合同授業―徳之島町から学ぶへき地・離島教育の魅力 [単行本]

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販売開始日: 2023/03/01
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学校力が向上する遠隔合同授業―徳之島町から学ぶへき地・離島教育の魅力 の 商品概要

  • 目次

    はじめに -へき地・離島の遠隔合同授業の可能性と発展条件-

    序章 遠隔合同授業の理念と学校力の発展条件

     1 子供の減少・過疎化とへき地・小規模校の「学校力」向上の課題

     (1)少子化・過疎化と小規模校存続の課題

     (2)へき地・小規模校の協働性を活かした教育活動の発展と「学校力」向上の課題

     2 ICTを活用した遠隔合同授業の可能性とへき地・離島教育の発展条件

     (1)「遠隔授業」と「遠隔合同授業」の区別と遠隔性・小規模性克服の可能性

     (2)遠隔合同授業を契機とした子供間交流・教職員交流の拡大の可能性

     3 ICTを活用した学校間連携への挑戦と遠隔合同授業の組織的・継続的な発展条件

     (1)新しい遠隔合同授業への挑戦と教師の総合的な教育力の向上

     (2)新たな取り組みとしての遠隔合同授業の組織的・継続的な発展条件

     4 徳之島町教育振興策の特徴と小規模校教育支援

     (1)徳之島町の歴史文化と行政の教育振興計画

     (2)徳之島町の小規模学校の存続と教育振興策

     5 徳之島町の遠隔合同授業の特性と組織的・継続的な遠隔合同授業の発展条件

     (1)試行錯誤の挑戦と段階的改善による遠隔合同授業の発展条件

     (2)直接子供間の顔が見える信頼関係の構築と遠隔合同授業の発展条件

     (3)同規模校どうしの均等な時間配分と遠隔合同授業の発展条件

     (4)学校間の授業方法・教材の共有化と遠隔合同授業の発展条件

     (5)教師間の学び合いと教師力向上による遠隔合同授業の発展条件

     (6)学校間の組織的協働体制と合同研修活動の定例化による遠隔合同授業の発展条件

     6 遠隔合同授業のステップ段階別類型化と難易度の検討

     7 遠隔合同授業の発展条件をとらえる本書の課題と構成

     (1)遠隔合同授業の発展条件と本書の課題

     (2)本書の構成と各章の課題

    1章 最先端のICT遠隔合同授業の導入と徳之島町の挑戦

     1 はじめに

     2 当時の母間小の教諭の思い~離島から始まる新しい遠隔合同授業の姿を求めて~

     3 取り組みの背景等について~本県の全校の約3割が離島に約4割がへき地~

     4 遠隔合同授業「徳之島型モデル」とは

     (1)「徳之島型モデル」の仮説及び視点

     5 実践内容(文科省指定実証研究:平成27~29年度・大島地区研究指定:平成30~)

     (1)視点1:単元の精選と指導計画の作成

     (2)視点2:複式授業における授業改善

     (3)視点3:日常化に向けた工夫や対策検討

     6 教育の質の維持向上に繋がる「徳之島型モデル」の効果とは

     (1)小規模校のネットワーク化

     (2)小規模校における教育の質の向上

     (3)教員の専門性を生かした授業の実現

     (4)児童の学習環境の向上及び一体感の向上による進学時のギャップ等の解消

     7 データが示す遠隔教育の学習効果とは

     (1)学習内容の定着について

     (2)遠隔合同授業の研究の視点から

     (3)児童の考え方の広がりや深まり

     (4)新型コロナウイルスと遠隔授業の経験(2020.11)

     8 「最先端の学びの町」の今後の展望

    2章 へき地教育の基本特性を活かした遠隔合同授業と極小規模校の学校力向上

     1 へき地・小規模校教育のメリットを活かす遠隔合同授業の観点

     (1)ICT活用教育による協働性と児童の発達を重視した取り組み

     (2)小規模校における離島の固有課題と発想の転換

     (3)学級編制に応じた複式学級の学年別学習指導の特性と発展的活用

     2 学校間の日常的な子供の交流を活かすオンライン・ICTの効果的な活用

     (1)へき地教育の学習展開・学習方法の質を発展させる契機としての遠隔合同授業

     (2)ICT活用型複式・少人数授業運営の理念と効果的なICT活用教育の選択

     3 教師と児童の側から見た遠隔合同授業の長期的な学び合いの教育的効果

     (1)2021年に実施した教師のアンケート調査結果の概要

     (2)2021年に実施した児童の調査結果から見た遠隔合同授業の評価

     4 ICT活用教育による子供の学びと社会性を育む教育的効果

     (1)2021年質問紙調査からとらえた複式双方向型遠隔授業における教育的効果

     (2)複式双方向型遠隔授業の意義と離島教育の可能性

     5 徳之島町のへき地・小規模校の特性を活かした遠隔合同授業の効果と学校力向上

     (1)へき地・小規模校の特性を活かした遠隔合同授業効果と学校力向上

     (2)複式学級間接指導の役割と遠隔合同授業による学校力向上

      column 極小規模校児童の心の支え

    3章 最先端の教育「徳之島型モデル」のICT活用と環境整備

     1 できるところから始めたICT活用〔黎明期2014-2015(H26-H27)〕

     (1)タブレットPCをGIGAスクール構想に先駆けて導入

     (2)学習状況の把握によって一人ひとりのつまずきに対応

     (3)ICTを日常使いしていくスタンスの共通理解

     2 学習インフラとしてのICT環境の構築〔萌芽期2015-2017(H27-29)〕

     (1)交流の場をつくるICT活用~「遠隔合同授業」のはじまり~

     (2)教室と教室を繋ぐ「オンライン会議システム」

     (3)大型の電子黒板で情報共有

     (4)ICTを使った反転学習が効果を上げる

     3 授業改善のためのICT活用へ〔発展期2018-2020(H30-R02)〕

     (1)インターネット環境・PC性能の向上による利便性の向上

     (2)鮮明な映像で資料を共有

     (3)コロナ禍でのタブレット端末の持ち帰り等の取り組み

     4 「令和の日本型学校教育」を先ゆくICT活用へ〔革新期2021-(R03-)〕

     (1)GIGAスクール構想による端末の更新

     (2)精細な映像による学習環境の改善

     (3)ICTドリル教材のデータを有効活用する

     (4)Web共同編集ノートの有効活用

     5 徳之島型モデルから見えてくるこれからのICT活用

     (1)学習データの蓄積と有効利用が鍵

     (2)学習ログを紐解く教師の関わりへ

     (3)徳之島型モデルのICT活用のこれからの可能性

    4章 協働的な学びと個別最適化を目指した遠隔合同授業の実際

     1 「徳之島型」による遠隔合同授業

      授業1 6年・国語科学級討論会「小学生にもスマートフォンは必要であるか」

      授業2 6年・国語科伝えたいことを明確にして書き、読み合おう

    「思い出を言葉に」(2/7)

     2 新たな展開としての極少人数の学級間の遠隔合同授業

      授業3 6年・社会科・「今に伝わる室町文化」(1/3)

      授業4 5年・社会科・「これからの食料生産とわたしたち」(2/5)

      column 「遠隔合同授業」の魅力

      column 遠隔合同授業に思う

    5章 徳之島町の取り組みから学ぶ複式学級間の遠隔合同授業の理念と方略

     1 遠隔合同授業開発のあゆみ

     (1)創生段階(2013年頃・母間小)

     (2)第一段階(2015年~・母間小・花徳小・山小・手々小)

     (3)第二段階(2019年~・母間小・花徳小・山小・手々小・尾母小)

     2 遠隔合同授業を支える理念と方略

     (1)交流と対話による遠隔合同授業の2つの方向性

     (2)集団での思考の広がりと深まりを目指した授業過程

     (3)遠隔合同授業の下支えとしての学びの仕組み

     3 徳之島町の遠隔合同授業から学ぶ

      column 遠隔合同授業の可能性を求めて

    6章 遠隔合同授業を通じた教師の学び合いとチーム学校力の向上

     1 徳之島町教師の学び合いを通じた教師の成長感と教員研修会の運営

     (1)個人と組織を繋ぐ教員研修の理念と方法

     (2)「学校間合同研修会」の定例化と運営方法

     (3)遠隔合同授業の簡略化と実践の考え方

     2 遠隔合同授業による教師間の学び合いと負担軽減による学校力の向上

     (1)徳之島町赴任前後における教師の遠隔合同授業の意識変化

     (2)遠隔合同授業による教師間の学び合いと教師から見たメリット

     (3)遠隔合同授業に取り組む教師の負担軽減の試みと学校力の向上

     3 緩やかな学校間の指導方法の共有化・統一化による教育活動の展開と学校力の向上

     4 遠隔合同授業による子供の成長と学校力の向上

     (1)遠隔合同授業による子供間の学び合いによる成長と学校力

     (2)子供の学習効果と学校力を発揮する遠隔合同授業の学級人数と極小規模教育

     5 学び合いの研修フィードバック体制と学校力の向上

     (1)教師と学校の研修フィードバック体制と各校の実践改善の成果

     (2)遠隔合同授業実践による教職員の研修意識の向上と学校力の向上

     (3)徳之島町の遠隔合同授業の継続と学校力の向上

     6 教師の学び合いによる持続的な教師力の改善とチーム学校力の向上

      column 双方向はまず教師からーOJTの視点をもってー

    補章 教育長インタビューなぜ徳之島町では遠隔合同授業を継続できたのか

     (1)ICT活用教育を導入した経緯

     (2)ICT活用教育でへき地・小規模校教育はどのように変わるのか

     (3)「徳之島型モデル」開発・導入までの道のり

     (4)遠隔合同授業で子供たちの学びと教師の資質向上を図る「徳之島型モデル」

     (5)校長先生のリーダーシップ

     (6)今後の展望

    終章 へき地・離島における遠隔合同授業を活かした学び合いと学校力の発展条件

     1 へき地・離島教育の新たな地平を拓く遠隔合同授業の可能性

     (1)全国における徳之島町の遠隔合同授業の先駆性と開発性

     (2)徳之島町の遠隔合同授業の組織的・継続的な発展条件

     2 小規模校化を逆転的に活かした徳之島町の遠隔合同授業の挑戦と発展条件

     3 へき地・小規模校教育をプラスに活かした学習基盤作りと遠隔合同授業の発展条件

     4 情報リテラシー・ICT活用型表現方法の育成と遠隔合同授業の発展条件

     5 子供の協働的な学び合いによる多面的思考の促進と遠隔合同授業の発展条件

     6 教師の学び合いを通じた研修機能による教師力の向上と遠隔合同授業の発展条件

     7 子供の学び合い・教師の学び合いが結節するチーム学校力の発展条件

    おわりに-へき地・小規模校の遠隔合同授業のさらなる発展を期待して-
  • 内容紹介

    徳之島町の先駆的な遠隔合同授業の取り組みを紹介。へき地・小規模校の遠隔合同授業の発展条件と可能性を、教育委員会の牽引的役割、へき地教育指導方法の開発、遠隔システム活用方法の開発、遠隔合同授業方法の開発、教職員協働研修開発等の総合的な観点から明らかにする。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    福 宏人(フク ヒロト)
    鹿児島県徳之島町教育委員会教育長。徳之島町出身で、鹿児島県内公立学校教員・社会教育主事・教頭・校長を経て徳之島町に戻り、現職

    前田 賢次(マエダ ケンジ)
    北海道教育大学札幌校准教授。専門は教育方法学・授業論。鹿児島県内公立学校教員を経て、現職

    川前 あゆみ(カワマエ アユミ)
    北海道教育大学釧路校教授。教育学博士。専門はへき地・小規模校教育論。へき地・小規模校教育研究センター副センター長

    玉井 康之(タマイ ヤスユキ)
    北海道教育大学副学長。教育学博士。専門は、教師教育論・教育経営学・地域教育社会学。へき地・小規模校教育研究センターセンター長

学校力が向上する遠隔合同授業―徳之島町から学ぶへき地・離島教育の魅力 の商品スペック

商品仕様
出版社名:教育出版
著者名:北海道教育大学へき地・小規模校教育研究センター(監修)/福 宏人(編)/前田 賢次(編)/川前 あゆみ(編)/玉井 康之(編)
発行年月日:2023/03/01
ISBN-10:4316805118
ISBN-13:9784316805115
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:教育
言語:日本語
ページ数:196ページ
縦:21cm
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