エトロフ島鯨夢譚 [単行本]

販売休止中です

    • エトロフ島鯨夢譚 [単行本]

    • ¥1,43043 ゴールドポイント(3%還元)
100000009003932404

エトロフ島鯨夢譚 [単行本]



ゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済で「書籍」を購入すると合計10%ゴールドポイント還元!書籍の購入はゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済がお得です。
通常3%ゴールドポイント還元のところ、後日付与されるクレジット決済ポイント(1%)と特典ポイント(6%)で合計10%ゴールドポイント還元!詳しくはこちら

価格:¥1,430(税込)
ゴールドポイント:43 ゴールドポイント(3%還元)(¥43相当)
日本全国配達料金無料
出版社:長崎文献社
販売開始日: 2024/09/30
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

エトロフ島鯨夢譚 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    北の果エトロフ島でクジラを捕れ!江戸後期、南下してくるロシアへの対抗策として、エトロフ島での鯨組設置が企図された。幕命を受けて平戸藩は、生月島の鯨捕り名人を現地調査に派遣した。生月の元鯨組主の家に残されていた古文書をもとに、220年前の出来事がいま小説となってよみがえる。
  • 目次

    <もくじ>
    序章 生月島の鯨
    蝦夷地転変
    巡行
    エトロフ島の鯨
    寅太夫と安兵衛
    江戸の日々
    鯨の行方
    終章

    『江漢西遊日記』を読む
    関係年表
    あとがき
  • 内容紹介

    北の果(はて)エトロフ島でクジラを捕れ!

    江戸後期、南下してくるロシアへの対抗策と
    して、エトロフ島での鯨組設置が企図され
    た。幕命を受けて平戸藩は、生月島の鯨捕り
    名人を現地調査に派遣する。
    蝦夷地経営を模索する幕府はエトロフ島近海
    を回遊する鯨に目をつけた。生月の元鯨組主
    の家に残されていた古文書をもとに、220 年
    前の出来事がいま小説となってよみがえる。


    <編集部より>
    こんなことが実際にあったのか!という驚きの歴史小説です。
    長崎県平戸市の旧家に残る古文書が、その事実を今に伝えています。
    著者はそれらの史料を徹底して読み込み、今回、小説として発表し
    ました。

    1800(寛政十二)年、二人の鯨漁師が平戸領生月と今の“北方領土”
    を往復する幕府御用の大旅行をしました。
    目的はエトロフ島に捕鯨基地を設置できるかどうかの現地調査です。
    この国家の重要な使命を果たすべく、アイヌの人々も含めた多士済々
    の魅力的な人物たちが関わって物語を進めていきます。

    当時、幕府は南下してくるロシアに対して何らかの措置をとる必要に
    迫られていました。ラクスマンが今の北海道根室にやってきたのは1
    792年で、その6年後1798年には幕臣で探検家の近藤重蔵らがエト
    ロフ島南端のタンネモイに「大日本恵登呂府」の標柱を建て、日本領
    であることを改めて宣言しています。そして実効支配の既成事実を示
    すと同時にロシアの武力侵攻へ備えるためにも、幕府はこの島に鯨組
    を設置しようと考えたのです。

    ところで、一頭の鯨を獲るためには数十艘の舟に分乗した数百人の熟
    練の漁師が必要で、また獲った鯨を浜で解体して食肉・油・肥料など
    に加工するための工員、さらに船大工や鍛冶職人など、数百人の陸上
    要員も求められます。
    つまり捕鯨基地を一つ設けるということは、莫大な資本と大量の人員
    をエトロフ島に投下するということです。ちなみに平戸領生月の鯨組
    「益富組」は約600人の従業員を抱える大企業でした。

    さあ、この幕府の鯨組計画はどうなるのでしょうか?
    実話をもとにした今回の海洋歴史小説を是非お読みください。

    著者の萩原博嗣氏は佐世保市在住の整形外科医です。
    海上保安大学校航海練習船の医務官や南極海調査捕鯨船の船医も務め
    た経験があり、江戸時代の鯨漁や航海についての正確で詳細な記述は
    圧巻です。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    萩原 博嗣(ハギハラ ヒロシ)
    昭和25(1950)年佐世保市(旧北松浦郡江迎町)生まれ。令和3(2021)年『南極海調査捕鯨 航海記』を出版
  • 著者について

    萩原博嗣 (ハギハラヒロシ)
    《著者略歴》萩原 博嗣(はぎはら ひろし)
    昭和 25(1950)年 佐世保市(旧北松浦郡江迎町)生まれ
    昭和 43(1968)年 長崎県立佐世保北高校卒業
    昭和 51(1976)年 九州大学医学部卒業、整形外科学教室に入局
    昭和 61(1986)年 佐世保共済病院整形外科医員。平成 20(2008)年 同副院長
    平成 27(2015)年 海上保安大学校練習船「こじま」に医務官として乗船
    平成 29(2017)年 『ドクトル太公望の世界周航記』(佐世保文学賞)を出版
    平成 30(2018)年 佐世保共済病院退職。調査捕鯨母船「日新丸」に船医として乗船
    平成 31(2019)年 社会福祉法人大空の会にじいろ診療所所長、現在に至る。
    令和 3 (2021)年 『南極海調査捕鯨 航海記』を出版

エトロフ島鯨夢譚 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:長崎文献社
著者名:萩原 博嗣(著)
発行年月日:2024/09/01
ISBN-10:4888514119
ISBN-13:9784888514118
判型:規小
発売社名:長崎文献社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学小説
言語:日本語
ページ数:234ページ
縦:19cm
他の長崎文献社の書籍を探す

    長崎文献社 エトロフ島鯨夢譚 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!