緊急事態条項Q&A―いのちと暮らしを守るために [単行本]

緊急事態条項Q&A―いのちと暮らしを守るために [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  緊急事態条項が憲法に加わると人権がなくなる！？戒厳令が敷かれる！？根拠のない情報に惑わされることなかれ。巷で飛び交う緊急事態条項に関するデマとレッテル張りを著者が一刀両断。素朴な疑問や不安に一問一答でスッキリ答えます！

• 目次

  Q１　「緊急事態条項」とはどんな内容で、なぜ必要なのでしょうか？
  Q２　災害に対しては今ある「災害対策基本法」で対応できないのでしょうか？
  Q３　憲法に定められている「参議院の緊急集会」では対処できないのでしょうか？
  Q４　緊急事態条項は、緊急権の濫用や独裁を招く恐れがあると言われていますが本当ですか？
  Q５　関東大震災のとき、明治憲法にあった「緊急勅令」などの濫用によって朝鮮人虐殺事件が惹き起こされたというのは本当ですか？
  Q６　そもそも憲法制定過程において、緊急事態条項は必要ないと判断されたのではないでしょうか？
  Q７　緊急事態条項は、人権を保障した現行憲法の精神に反するのではないですか？
  Q８　緊急事態条項があれば、東日本大震災の震災関連死の問題は解説した可能性はありますか？
  Q９　世界の憲法では、緊急事態条項はどのように想定されていますか？
  Q10　パリ連続テロで注目されているフランスの憲法ではどうなっているのでしょうか？
  Q11　大規模自然災害に備える規定のある世界の憲法を教えて下さい。
  Q12　日本国内で重大なテロが起きた場合の法整備はどうなっていますか？
  Q13　緊急事態条項は、立憲主義に反すると言われますが、そもそも立憲主義と何でしょうか？
  Q14　今のまま、もし首都直下型大地震や南海トラフ巨大地震が起きたらどうなりますか？
  Q15　緊急事態の際には、国より地方自治体の長に任せた方が良いのではないでしょうか？
  Q16　権力濫用の危険性について、世界はどのように対処しているのですか？
  Q17　自民党の憲法草案はどのように評価すべきでしょうか？
  Q18　望ましい緊急事態条項として、どのようなものが考えられるでしょうか？

• 内容紹介

  今の憲法で本当に大丈夫ですか？30年以内に巨大地震が起こる確率は70％。今こそ、憲法に緊急事態条項を！
  ◆最近巷で耳にするこんな声、本当ですか？
  ◎地震が起きても、災害対策基本法があれば大丈夫？
  ◎緊急事態条項ができると、戦前のドイツのように独裁政権が誕生するからあぶない？
  ◆緊急事態条項で身近な危機に備えよう！
  ◎首都直下型地震・南海トラフ大地震などの大規模自然災害に備える
  ◎東日本大震災の教訓に学ぶ
  ◎エボラ出血熱、デング熱等の感染病を防ぐ
  ◎東京五輪に向け、頻発するテロに対処する

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  百地 章(モモチ アキラ)
  日本大学法学部教授。昭和２１年生まれ。静岡県出身。京都大学大学院法学研究科修士課程修了。愛媛大学教授を経て現職。国士舘大学大学院客員教授。京都大学博士（法学）。民間憲法臨調事務局長。産経新聞「正論」執筆メンバー。美しい日本の憲法をつくる国民の会幹事長

• 著者について

  百地　章 (モモチ　アキラ)
  昭和21年生まれ。静岡県出身。京都大学大学院法学研究科修士課程修了。愛媛大学教授を経て日本大学教授。定年退職後、現在、国士舘大学大学院客人教授。
  著書に『憲法と日本の再生』（成文堂）、『「人権擁護法」と言論の危機』『改訂版　外国人の参政権問題Q&A』（明成社）、『憲法の常識　常識の憲法』（文春新書）、『靖国と憲法』『政教分離とは何か』『憲法と政教分離』（成文堂）など。京都大学博士（法学）。民間憲法臨調事務局長。産経新聞「正論」執筆メンバー。美しい日本の憲法をつくる国民の会幹事長。

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