インドの宗教とキリスト教(講談社学術文庫) [文庫]
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インドの宗教とキリスト教(講談社学術文庫) [文庫]
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インドの宗教とキリスト教(講談社学術文庫) [文庫]



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出版社:講談社
販売開始日: 2024/11/14
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インドの宗教とキリスト教(講談社学術文庫) [文庫] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    キリスト教のライバルは存在するか?『聖なるもの』(一九一七年)で知られるドイツの宗教学者ルードルフ・オットーは、彼が「献信の宗教」と呼ぶヒンドゥー教の一派、ヴィシュヌ教こそがそれだと考えた。「救済」をめぐって驚くほど類似が見られる両者の徹底的な検討を通して、宗教の本質を解明する。インド宗教研究の古典にして比較宗教学の名著!
  • 目次


    第一章 キリスト教のライバル―ーインドの恩寵(恵み)の宗教
    第二章 神をめぐる戦い――シャンカラとラーマーヌジャ
    第三章 救済の問題ー―いかにして達成されるか
    第四章 インドの恩寵の宗教とキリスト教――異なる精神、異なる救い主
    結 び
    補 説
     一 隠れたる神と献信者の神
     二 贖いと贖罪
     三 本源的堕落の理念
     四 同一性神秘主義の同一体験
     五 神は個人的存在ではない
     六 すべては恩寵から
    訳者あとがき
    学術文庫版あとがき
  • 出版社からのコメント

    「献信の宗教」ヴィシュヌ派こそキリスト教のライバルである――。両者の徹底的な検討から「救済」の本質に迫る比較宗教学の古典。
  • 内容紹介

    「キリスト教のライバルは存在するか」。『聖なるもの』(一九一七年)で知られるドイツの宗教学者ルードルフ・オットーは、ヒンドゥー教の一派、ヴィシュヌ派こそが値すると考えた。「救済」をめぐって驚くほど類似が見られる両者の徹底的な検討を通して、宗教の本質に迫る。比較宗教学の古典。

     「ヌミノーゼ」と名付けられた、非合理的な神秘経験を宗教経験の本質として析出した『聖なるもの』。ルター派の敬虔なプロテスタント神学者ルードルフ・オットー(1869-1937年)による洞察は、その後ミルチャ・エリアーデやロジェ・カイヨワに引き継がれ、宗教を研究するうえで重要な柱となる「聖と俗」をめぐる研究の土台を築いた。
     『聖なるもの』と同時期に研究が進められていたと考えられるのが、本書『インドの宗教とキリスト教』である。18世紀後半、英国による植民地化を通じてサンスクリット文献がもたらされたヨーロッパでは、『リグ・ヴェーダ』や『バガヴァッド・ギーター』など次々にそれらの翻訳がおこなわれ、ヨーロッパの起源のひとつとしてオリエントへの関心が急激に高まっていた。
     そのような文脈のなかで、オットー自身も『ヴィシュヌ・ナーラーヤナ』などのサンスクリット文献の翻訳・注釈に取り組み、そしてヒンドゥー教、そのなかでも彼が「献信の宗教」と呼ぶヴィシュヌ派に、キリスト教に匹敵する救済論を見出す。ルター派とヴィシュヌ派の比較の末に見いだされる、真の救済とは―。
     オットーが終生、一貫して求めたものは、「聖なるもの」の普遍的な弁証であった。ルター派という一つの神学に自らの立場を置きながら、他の神学にも心を開き、あまつさえ神学を有しない宗教体験に対しても視野を開いたオットーの独自性がいかんなく発揮されたインド宗教研究の古典にして比較宗教学の名著。(原本:『インドの神と人』人文書院、1988年)

     【本書の内容】

    第一章 キリスト教のライバル―ーインドの恩寵(恵み)の宗教
    第二章 神をめぐる戦い――シャンカラとラーマーヌジャ
    第三章 救済の問題ー―いかにして達成されるか
    第四章 インドの恩寵の宗教とキリスト教――異なる精神、異なる救い主
    結 び
    補 説
     一 隠れたる神と献信者の神
     二 贖いと贖罪
     三 本源的堕落の理念
     四 同一性神秘主義の同一体験
     五 神は個人的存在ではない
     六 すべては恩寵から
    訳者あとがき
    学術文庫版あとがき

                                               
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    オットー,ルードルフ(オットー,ルードルフ/Otto,Rudolf)
    1869‐1937年。ドイツの神学者、宗教学者

    立川 武蔵(タチカワ ムサシ)
    1942年生まれ。国立民族学博物館名誉教授

    立川 希代子(タチカワ キヨコ)
    1943‐2019年。椙山女学園大学名誉教授
  • 著者について

    ルードルフ・オットー (ルードルフ オットー)
    1869-1937年。ドイツの神学者、宗教学者。主な著作に、本書(1930年)のほか、「ヌミノーゼ」を定義した『聖なるもの』(1917年)、『西洋と東洋の神秘主義』(1926年) など。

    立川 武蔵 (タチカワ ムサシ)
    1942年生まれ。国立民族学博物館名誉教授。

    立川 希代子 (タチカワ キヨコ)
    1943-2019年。椙山女学園大学名誉教授。

インドの宗教とキリスト教(講談社学術文庫) [文庫] の商品スペック

商品仕様
出版社名:講談社
著者名:ルードルフ オットー(著)/立川 武蔵(訳)/立川 希代子(訳)
発行年月日:2024/11/12
ISBN-10:4065376742
ISBN-13:9784065376744
旧版ISBN:9784409410394
判型:文庫
対象:一般
発行形態:文庫
内容:宗教
言語:日本語
ページ数:248ページ
縦:15cm
その他: 原書名: Die Gnadenreligion Indiens und das Christentum〈Otto,Rudolf〉
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