写真は死んだのか?いまこそ写真の純粋な驚きを語ろう―写真史、SNS、生成AI、無意識、心霊写真 [単行本]

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写真は死んだのか?いまこそ写真の純粋な驚きを語ろう―写真史、SNS、生成AI、無意識、心霊写真 [単行本]



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価格:¥2,750(税込)
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出版社:梓出版社
販売開始日: 2024/11/29
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写真は死んだのか?いまこそ写真の純粋な驚きを語ろう―写真史、SNS、生成AI、無意識、心霊写真 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    “写真/Photography”終焉の時代。生成AIは「写真家の夢」を実現するのか?
  • 目次

    は し が き


    1 写真の本質とは何か? 写真史から考えるⅠ

    カメラ・オブスクラの本質はモンタージュにあった

    影の発見はレンズとライティングによってもたらされた

    写真が誕生する以前の写真的視覚

    ヘリオグラフィに見る写真の起源を辿ることの難しさ

    ダゲレオタイプの果てにあるAIによる顔認証

    写真を成立させるのは線ではなく面である

    潜像の発見 写真は見えないものを、見えるようにした

    現像のメタファとしての「中つ国」

    現代におけるシャッターの意味の変容

    カロタイプの発明によってイメージは場所から解放された

    ガラス素材の導入と湿板写真

    ゼラチン乾板と笑顔の発見

    コダックによる現像のバックヤード化とフィルムによる決定的瞬間の神話の誕生

    ライカは映画フィルムを転用して、プリントサイズは絵葉書を基準にした

    フィルムによる連続撮影と写真のシークエンス

    カメラメーカーではなく、コンピュータメーカーがレンズ開発競争を無効にした

    カルティエ=ブレッソンの写真集Images a la sauvette は、「決定的瞬間」ではなく「かすめ取る」イメージ

    写真と映画に含まれるブレの意味


    2 写真の本質とは何か? 写真史から考えるⅡ

    カラー写真の歴史

    写真家たちによるカラー写真の受容

    現代において写真に色をつける意味とは?

    色に含まれる罠


    3  写真は「得も言われぬもの」をすくいとる 無意識と心霊写真

    無意識の可能性と、さまざまな回路

    撮れちゃった写真と、写真に入り込むバグ

    ウィリアム・マムラーと心霊写真の時代

    心霊写真の時代に見る写真と人々の欲望

    日本における心霊写真のポストモダン

    生成AIは現代の念写である

    場所に根ざす心霊写真と場所に根ざさない生成AI


    4 写真を語ることは難しいのか?

    写真を語ることと共同性

    写真を直接語るのではなく、迂回路をつくる

    ポートフォリオを作る

    写真をどう並べ、どう収めるのか

    作品の選考において審査員の意見は八割がた一致する


    5 SNS時代の写真の役割は、記録からおしゃべりになった

    分水嶺は一九九五年 カメラを取り巻く環境の整備

    『デジグラフィ』執筆の動機とは

    蓄積性の問題 膨大なデータ量の管理がコストになる時代

    保存の本質はメンテナンス

    写真はAIがサジェストする時代

    写真によるおしゃべりは新しい神話や物語を生むか?

    ウェブサイトの時代とSNSの時代

    SNSで「いいね」をもらう写真には既視感がある

    ユースフル・フォトグラフィは、新しい認識や世界像を提示する

    写真の消去性 現代の写真は消去されなかったものの残り

    写真表現の物質性と、透明な存在になったスマートフォン

    写真を見せる、交換する、コレクションする 現代の欲望はSNSにつながる

    猫写真に見るSNS以降の写真の特徴

    食べ物の写真と建築写真は、「既視感」と「いいね」で構成される

    撮っている自分は何者なのか? 近代的自我への疑問

    セルフィー「ここにいる自分」に価値がある

    盛りの思想 顔は自分のものでしょ


    6 生成AIは写真家の夢を実現するのか?

    ボリス・エルダグセンの「Pseudomnesia: The Electrician」

    なぜフォトリアルなのか? その理由が求められる時代

    写真コンテストよりも、アーティスト・イン・レジデンスをやるべき

    生成AIはInstagram によって準備されていた

    写真を忠実に学習している生成AIは、既視感からは逃れられない

    AIが生成する画像はコラージュに類似するものか?

    生成AIは出力主義 写真家は入力行為のために存在する

    見えないものを見ることが写真家の夢だった 生成AIはまだまだ物足りない


    あ と が き

  • 出版社からのコメント

    写真はどこに向かおうとしているのか。過去から現在までの写真の歴史を俯瞰しながら、写真のこれからの動向を考える。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    飯沢 耕太郎(イイザワ コウタロウ)
    写真評論家。1954年生まれ。1984年筑波大学大学院芸術学研究科修了。主な著書に『写真美術館へようこそ』(講談社現代新書、1996年、サントリー学芸賞)ほか

    大山 顕(オオヤマ ケン)
    写真家、評論家。1972年生まれ。1998年千葉大学大学院工学部修了。Panasonicシンクタンク部門に10年間勤めた後、写真家として独立。主な著書に『立体交差 ジャンクション』(本の雑誌社、2019年、土木学会出版文化賞)、『新写真論 スマホと顔』(ゲンロン、2020年、日本写真協会賞学芸賞)ほか
  • 著者について

    飯沢耕太郎 (イイザワコウタロウ)
    1954 年生まれ 1984年筑波大学大学院芸術学研究科修了。
    主な著書に『写真美術館へようこそ』(講談社現代新書,1996
    年)『私写真論』(筑摩書房,2000 年),『デジグラフィ』(中
    央公論新社,2004年)『写真を愉しむ』(岩波新書, 2007年),『増
    補 戦後写真史ノート』(岩波現代文庫,2008年),『アフター
    マス 震災後の写真』([共著]NTT 出版,2011 年),『キーワー
    ドで読む現代日本写真』(フィルムアート社,2017 年)ほか。

    大山顕 (オオヤマケン)
    1972 年生まれ。1998年千葉大学大学院工学部修了。
    Panasonic シンクタンク部門に10 年間勤めた後,写真家とし
    て独立。
    主な著書に『工場萌え』(東京書籍,2007 年,石井哲との共
    著),『団地の見究』(東京書籍,2008 年),『ショッピングモー
    ルから考える ユートピア・バックヤード・未来都市』(幻
    冬舎,2016 年,東浩紀との共著),『立体交差 ジャンクショ
    ン』(本の雑誌社,2019 年,土木学会出版文化賞),『新写真
    論 スマホと顔』(ゲンロン,2020 年,日本写真協会賞学芸
    賞),『撮るあなたを撮る私を』(講談社,2024 年)ほか。

写真は死んだのか?いまこそ写真の純粋な驚きを語ろう―写真史、SNS、生成AI、無意識、心霊写真 の商品スペック

商品仕様
出版社名:梓出版社
著者名:飯沢 耕太郎(著)/大山 顕(著)
発行年月日:2024/11/29
ISBN-10:4872627156
ISBN-13:9784872627152
判型:B6
発売社名:梓出版社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:写真・工芸
言語:日本語
ページ数:220ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:2cm
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