幸運な男―渋沢栄一人生録(文春文庫) [文庫]

幸運な男―渋沢栄一人生録(文春文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  色好みだけど、ケチではなかった。「史上最強の経営者」「日本資本主義の父」など、多くの異名を持つ渋沢栄一の生涯。幕末にテロを決行しようとした青年が、パリ万博で幕府の瓦解を知り、激動の明治には日本一愛される経営者になるまで。「一万円札の顔」の数奇な運命を歴史小説の第一人者が描いたエネルギーあふれる人生録決定版！

• 目次（「BOOK」データベースより）

  迷信を信じなかった少年
  武士への憧れ
  疫病大流行に揺れる日本
  調和型から破滅型へ
  生涯最大の危機
  農民から武士へ
  一橋家の人事採用と栄一の初任給
  上司・一橋慶喜の苦悩
  農兵募集と人事掌握術
  幕末のニュービジネス開拓
  一橋家の家臣から将軍家の幕臣へ
  いざ、フランスへ
  上海での「ヨーロッパ体験」
  スエズ運河に「公益」を悟る
  フランスという名の「大学」
  ノブレス・オブリージュ
  パリで幕府の瓦解を知る
  日本へ帰国の旅
  フランス帰りの「理財家」として
  前将軍徳川慶喜の配慮〔ほか〕

• 出版社からのコメント

  横浜焼き打ちを決行しようとした青年は、パリ万博で幕府の瓦解を知る。「一万円札の顔」になった日本最強の経営者、その数奇な運命。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  中村 彰彦(ナカムラ アキヒコ)
  １９４９年、栃木県生まれ。東北大学文学部卒。文藝春秋に編集者として勤務し、９１年に作家として独立。９３年に『五左衛門坂の敵討』で中山義秀文学賞、９４年に『二つの山河』で直木賞、２００５年に『落花は枝に還らずとも』で新田次郎文学賞、１５年に歴史時代作家クラブ賞実績功労賞を受賞。会津をこよなく愛し、幕末維新期の群像を描いた作品が多い。歴史小説の第一人者

幸運な男―渋沢栄一人生録(文春文庫) [文庫] の商品スペック