廃墟の文化史(アジア遊学) [全集叢書]
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廃墟の文化史(アジア遊学) [全集叢書]



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出版社:その他
販売開始日: 2024/10/31
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廃墟の文化史(アジア遊学) [全集叢書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「廃墟」とは何か。近代産業遺産、廃業した遊園地やホテル、廃村や廃校など、現代において「廃墟」はたびたびブームとなり、人々の心を強く惹きつける。そしてひとたび、古典の世界に目を向ければ、古都や古代寺院の遺構、絵画・記録・物語や伝承などに遺された荒廃した町並みや建造物など、さまざまな廃墟表象が見いだせる。「廃墟」はなぜ描かれ、語り継がれたのか。そこにはどのようなイメージ、意図が込められていたのか。人々は「廃墟」に何を託したのか―。これまであまり考察されることのなかった、日本の廃墟表象を捉え直し、文学・美術・芸能など様々な視点から、古代以来連綿と人々が廃墟と共存した様相や、廃墟が文化の再生・胚胎を可能とする機能的な場であることを明らかにする。日本の歴史・文化史に立脚した廃墟をめぐる新たな視座を提供する挑戦。
  • 目次

    カラー口絵
    巻頭言 わたしたちの廃墟論へ 渡邉裕美子

    第1部 廃墟論の射程
    「廃墟」の創造性─歌枕・紀行文・『方丈記』 木下華子
    『うつほ物語』の廃墟的な場─三条京極の俊蔭邸と蔵の意義 陣野英則
    廃墟に花を咲かせる―『忍夜恋曲者』の方法 矢内賢二
    西洋美術史における廃墟表象―人はなぜ廃墟に惹きつけられるのか? 平泉千枝
    【コラム】前近代中国における廃墟イメージ―読碑図・看碑図・訪碑図など 板倉聖哲
    言葉としての「廃墟」―戦後文学の時空 藤田佑

    第2部 廃墟の時空
    廃墟と霊場―闇から現れるものたち 佐藤弘夫
    廃墟と詠歌―遍照寺をめぐって 渡邉裕美子
    夢幻能と廃墟の表象―世阿弥作《融》における河原院描写に注目して 山中玲子
    【コラム】生きた廃墟としての朽木-風景・記憶・木の精 ハルオシラネ
    廃墟に棲まう女たち―朽ちてゆく建築と身体 山本聡美
    廃墟になじめない旅人―永井荷風『祭の夜がたり』 多田蔵人
    【コラム】韓国文学における廃墟 嚴仁卿
    【コラム】西洋美術史から見た日本における廃墟とやつれの美 佐藤直樹

    第3部 廃墟を生きる
    【コラム】荒れたる都 三浦佑之
    承久の乱後の京都と『承久三、四年日次記』 長村祥知
    廃墟の中の即位礼―中世の即位図からみえるもの 久水俊和
    五山文学における廃墟の表象 堀川貴司
    戦争画家たち―それぞれの「敗戦」 河田明久
    廃墟としての金沢文庫─特別展『廃墟とイメージ』の記録 梅沢恵

    あとがき 木下華子
  • 出版社からのコメント

    「廃墟」とは何か
  • 内容紹介

    近代産業遺産、廃業した遊園地やホテル、廃村や廃校など、現代において「廃墟」はたびたびブームとなり、人々の心を強く惹きつける。
    そしてひとたび、古典の世界に目を向ければ、古都や古代寺院の遺構、絵画・記録・物語や伝承などに遺された荒廃した町並みや建造物など、さまざまな廃墟表象が見いだせる。
    「廃墟」はなぜ描かれ、語り継がれたのか。
    そこにはどのようなイメージ、意図が込められていたのか。
    人々は「廃墟」に何を託したのか―。
    これまであまり考察されることのなかった、日本の廃墟表象を捉え直し、文学・美術・芸能など様々な視点から、古代以来連綿と人々が廃墟と共存した様相や、廃墟が文化の再生・胚胎を可能とする機能的な場であることを明らかにする。
    日本の歴史・文化史に立脚した廃墟をめぐる新たな視座を提供する挑戦。
  • 著者について

    木下華子 (キノシタハナコ)
    木下華子(きのした・はなこ)
    東京大学 大学院人文社会系研究科准教授。専門は日本中世文学。
    著書に『俊頼述懐百首全釈』(風間書房、2003年、共著)『慈円難波百首全釈』(風間書房、2009 年、共著)、『鴨長明研究 表現の基層へ』(勉誠出版、2015年)などがある。

    山本聡美 (ヤマモトサトミ)
    山本聡美(やまもと・さとみ)
    早稲田大学教授。専門は日本古代・中世絵画史。特に仏教説話画を通じて、死生観や贖罪の精神史を探求。博士(文学)。
    主な著書に『九相図をよむ 朽ちてゆく死体の美術史』(KADOKAWA、2015年、平成二十七年芸術選奨文部科学大臣新人賞・第十四回角川財団学芸賞を受賞、角川ソフィア文庫『増補カラー版 九相図をよむ 朽ちてゆく死体の美術史』として2023年再刊)、『闇の日本美術』(筑摩書房、2018年)、『中世仏教絵画の図像誌 経説絵巻・六道絵・九相図』(吉川弘文館、2020年)などがある。

    渡邉裕美子 (ワタナベユミコ)
    渡邉裕美子(わたなべ・ゆみこ)
    立正大学文学部教授。専門は和歌文学・中世文学。
    主な著書・論文に『新古今時代の表現方法』(笠間書院、2010年)、「『百人一首』と歌仙絵」(『百人一首の現在』青簡社、2022年)、「『毎月抄』の〈読者〉考」(『古典文学研究の対象と方法』花鳥社、2024年)などがある。

廃墟の文化史(アジア遊学) [全集叢書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:勉誠社
著者名:木下 華子(編)/山本 聡美(編)/渡邉 裕美子(編)
発行年月日:2024/10/10
ISBN-10:4585325433
ISBN-13:9784585325437
判型:A5
発売社名:勉誠社
対象:教養
発行形態:全集叢書
内容:日本文学総記
言語:日本語
ページ数:288ページ
縦:21cm
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