日本の製紙業における合併効果―生産性と効率性の計量分析 [単行本]
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日本の製紙業における合併効果―生産性と効率性の計量分析 [単行本]



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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2024/11/26
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日本の製紙業における合併効果―生産性と効率性の計量分析 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    企業が生産性を向上させ、市場での競争優位を確保し、経営資源の効率的な選択を行うための戦略的な手段である企業合併。日本の製紙業界では1990年代に大規模な水平合併が繰り返され市場の寡占化が進んでいる。本書は合併行動の成否について、この製紙業界をフィールドに、収益性・生産性・効率性の側面から、寡占市場の理論モデルを用いて整理し、計量的に効果の実証と評価に挑む労作である。
  • 目次

    序 日本の製紙業における合併効果


     第Ⅰ部 生産性分析で見た合併効果

    第1章 製紙業界の概況
     1 日本における企業合併と製紙業界の再編
     2 紙の種類と市況
     3 日本における製紙業の成り立ち
     4 製紙業界における市場構造の変化
     5 製紙業界の分析に向けた課題

    第2章 状態空間モデルを用いた価格弾力性の推定
     1 洋紙市場における需要の価格弾力性
     2 状態空間モデルと需要の価格弾力性の推計
     3 産業利潤率と集中度および価格弾力性の分析
     4 価格弾力性値の適用可能性

    第3章 寡占市場における企業合併の理論と実証分析
     1 寡占市場における合併動機と企業合併の理論
     2 クールノー市場における利潤動機
     3 シュタッケルベルク市場における合併効果
     4 製紙業界における合併とDID分析による収益変化の検証
     5 DIDによる合併効果の含意
     補論 DIDに関する諸注意

    第4章 洋紙市場における競争形態の検証
     1 クールノー市場における競争形態の推定
     2 シュタッケルベルク市場の推定方法
     3 状態空間モデルを用いた価格弾力性の推定と単位費用の算出
     4 競争形態の検定
     5 競争形態の計測に関する考察
     補論 競争形態の検証に関する先行研究

    第5章 合併による生産構造の変化と全要素生産性の成長
     1 合併による生産規模と多角化の変化
     2 全要素生産性の指標
     3 全要素生産性で見た製紙業界の合併効果
     4 TFPの計測結果と課題
     補論 ソロー残差とタイル・トーンキビスト指数の導出過程

    第6章 製紙業におけるマーク・アップ率の循環と規模の経済性
     1 マーク・アップ率の循環性に関する論争と包括的モデル
     2 製紙業におけるマーク・アップ率の循環と規模の経済性の検証
     3 マーク・アップ率と生産性および規模の経済性の実証分析
     4 利潤率の循環性と規模の経済性に関する結論
     補論 景気循環と利潤率に関する先行研究

    第7章 日本の製紙業における規模と範囲の経済性
     1 静学モデルによる規模と範囲の経済性
     2 静学モデルによる規模と範囲の経済性の計測
     3 動学的要素需要関数の理論
     4 動学的要素需要関数を用いた規模と範囲の経済性の計測
     5 規模と範囲の経済性に関する解釈
     補論 規模と範囲の経済性に関する先行研究


     第Ⅱ部 企業合併の効率性分析

    第8章 確率的フロンティアモデルを用いた製紙業界の効率性分析
     1 確率的フロンティアを用いた効率性の概念
     2 確率的生産フロンティアモデルによるアプローチ
     3 確率的費用フロンティアモデルによるアプローチ
     4 SFAの計測結果に関する考察

    第9章 生産DEAによる製紙業界の効率性評価
     1 生産面からのDEAモデル
     2 生産面のDEAを用いた製紙業界の効率性
     3 DEA-Super Efficiencyモデル
     4 DEA-Super Efficiencyモデルを用いた効率性分析
     5 生産DEAによる効率性の考察

    第10章 費用DEAとシミュレーション・データによる合併効率の評価
     1 費用DEAのフレームワーク
     2 費用DEAによる製紙業の効率性分析
     3 製紙業界合併なかりせば
     4 合併の効率性が収益性に与える影響
     5 費用DEAによる効率性の考察

    第11章 動学的DEAとネットワークDEAを用いた工場別効率性分析
     1 動学的DEAのフレームワーク
     2 動学的DEAを用いた企業レベルの効率性分析
     3 動学的DEAを用いた工場レベルの効率性分析
     4 Network Dynamic DEAのフレームワーク
     5 Network Dynamic DEAを用いた工場レベルの効率性評価
     6 工場レベルの動学的ネットワークDEAの含意

    第12章 一般化費用関数を用いた規模と範囲の経済性と効率性の評価
     1 一般化費用関数による配分非効率推計の理論
     2 一般化費用関数による配分非効率の実証分析
     3 トランスログ型SFAモデルを用いた非効率性の推定
     4 一般化費用関数による計測結果の考察

    第13章 日本の製紙業におけるイノベーション効果の分析
     1 製紙業のイノベーションと新素材の可能性
     2 寡占市場におけるイノベーションの効果
     3 イノベーション効果のシミュレーション
     4 費用DEAによるイノベーション効果の実証分析
     5 イノベーション効果の展望

    参考文献
    あとがき
    初出一覧
    索  引
  • 出版社からのコメント

    より優位に、より強靭になるための合併とは。収益性、生産性、効率性についての 多角的な分析を用いて明らかにする。
  • 内容紹介

    企業が生産性を向上させ、市場での競争優位を確保し、経営資源の効率的な選択を行うための戦略的な手段である企業合併。日本の製紙業界では1990年代に大規模な水平合併が繰り返され市場の寡占化が進んでいる。本書は合併行動の成否について、この製紙業界をフィールドに、収益性・生産性・効率性の側面から、寡占市場の理論モデルを用いて整理し、計量的に効果の実証と評価に挑む労作である。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    上田 雅弘(ウエダ マサヒロ)
    1965年生まれ。現在、同志社大学商学部教授
  • 著者について

    上田 雅弘 (ウエダ マサヒロ)
    2024年11月現在
    同志社大学商学部教授

日本の製紙業における合併効果―生産性と効率性の計量分析 の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房
著者名:上田 雅弘(著)
発行年月日:2024/11/01
ISBN-10:4623098354
ISBN-13:9784623098354
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:経済・財政・統計
言語:日本語
ページ数:352ページ
縦:21cm
横:15cm
厚さ:2cm
重量:610g
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