その土の上で　沢田五郎作品集 [単行本]

その土の上で　沢田五郎作品集 [単行本] の 商品概要

• 目次

  序　加賀乙彦
  その土の上で
  泥えびす
  野ざらし
  鷹
  ビールに引かれて鎌原詣
  歩行訓練参加の記
  囀る宝石
  妻の望郷
  あとがき

• 内容紹介

  著者はハンセン病ゆえの強制隔離そして失明という逆境のなかで、生きる意味を探り続けるうちに緻密な想像力を培い、この想像力を作歌等文学活動へのたくましい創造力に昇華。すでに著書多くあるも、このたびはぜひ本書ご一読を！！（谺雄二）

• 著者について

  沢田 五郎 (サワダ ゴロウ)
  1930年　4月29日群馬県に生まれる
  1940年　ハンセン病の症状現れる
  1941年　群馬県草津町の国立療養所栗生楽泉園へ入園
  1948年　症状悪化
  1949年　視力減退
  1952年　園の機関誌「高原」に拠り作歌を始める
  　　　　その後「潮汐」「アララギ」へ入る
  1955年　完全失明
  1964年　新日本歌人協会入会
  1967年　第一歌集『風荒き中』（新日本歌人協会叢書）
  1971年　高橋あきと結婚
  1980年　第二歌集『朴の風ぐるま』（新日本歌人協会）
  1989年　第三歌集『その木は這わず』（皓星社）
  　　　　これにより渡辺順三賞受賞
  1996年　第四歌集『まなうらの銀河』（短歌新聞社）
  1998年　『とがなくてしす――私が見た特別病室』（ぶどうぱん通信）
  2002年　第五歌集『夜のほととぎす』（生活ジャーナル）
  　　　　新日本歌人協会賞受賞
  　　　　『とがなくてしす―…

その土の上で　沢田五郎作品集 [単行本] の商品スペック