生活習慣病の人間科学II [単行本]
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生活習慣病の人間科学II [単行本]

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出版社:三和書籍
販売開始日: 2016/02/01
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生活習慣病の人間科学II [単行本] の 商品概要

  • 目次

    自殺と社会を考える 8
    第1 章 休養・こころの健康・うつ病(医学から見た自殺)──── 8
    *「健康日本21」の9 つの領域…
    *「3.休養・こころの健康づくり」
    *「うつ病」とはどういう病気か?
    * うつ病の特徴的な症状
    *「うつ病性障害」の診断基準 その1
    * うつ病治療の大原則…
    * 健診から保健指導への流れ
    * 家族による労働者の疲労蓄積度チェックリスト
    * 最近1 ヶ月の「疲労・ストレス症状」
    * 最近1 ヶ月の「働き方と休養」
    * 仕事による疲労蓄積度点数表
    * 時間外労働と健康障害
    * 疲労蓄積予防のための対策
    * ○かけてあげたい言葉、×かけてはいけない言葉その1
    第2 章 自殺統計と「自殺対策基本法」───────────── 16
    *“自殺10 年連続3 万人超:30 代・高齢者に、最多に”
    * 過去15 年間の警察庁自殺統計
    * なぜ景気が回復しても自殺が減らないか
    * 自殺の原因・動機(警察庁調べ)
    * 職業別自殺者数の推移
    * 過去100 年間の自殺率推移
    * 自殺者数と「完全失業者数」・「負債総額」
    * 自殺率の時代別推移
    * 自殺の原因(勤務問題の内訳)
    *4 要因の連鎖による「自殺」
    * 自殺総合対策推進モデル(内閣府2006)
    * これまでの取り組みに対する政府の反省
    * 自殺者が減らない理由
    *「自殺対策基本法」成立の背景
    *「自殺対策基本法」の概要(2006)
    第3 章 自殺言説の歴史的変遷───────────────── 24
    * 美化された文化的自殺観
    * 近代の生物学的自殺観
    * 戦時の国家支配層の立場
    *1960 年代:うつ・自殺者の転換
    *1980 ~ 90 年代:過労自殺裁判の功績
    *「労働省精神障害・自殺新認定指針」
    * 過労自殺の労災補償状況
    * 自殺により労災認定された事案の精神障害診断
    * 過重労働による健康障害を防止するために事業者が講ずべき措置
    * 過労自殺認定裁判の意義
    * うつ病と自殺予防
    * いのちの電話(社会福祉法人)
    * 働く人のメンタルヘルス相談(心の労働相談:埼玉県)
    * 自殺対策支援センター“ライフリンク”
    * ディスカッション・テーマ
    第8 回 医療社会学概説 33
    第1 章 医療社会学の視座(1)──────────────── 33
    * 社会学(sociology)とはどんな学問か?
    * 医療社会学(medical sociology)とはどんな学問か?
    * 医療社会学の前提①:意味付けとしての病気(1)
    * 医療社会学の前提②:医療における対立・葛藤の偏在(1)
    * 医療社会学の前提③:逸脱としての病気
    * 医療社会学の前提③:社会統制としての医療(1)
    * 参考図書
    第2 章 医療社会学の近代医療批判──────────────43
    * 医療社会学の近代医療批判
    * ①ラベリング(labelling):- ゴッフマンGoffman, 1961 ら
    * ②医療化(medicalization):- イリイチillich, 1975ら
    * ③専門職化(professionalization):- フリードソンFriedson, 1970 ら
    * ④資本主義の構成要素となっていく問題
    * ⑤生-権力(bio-politics)
    * 臨床医学のまなざし
    * 一望監視装置パノプティコン
    * 病院の外来診察室の構造
    * 参考図書
    * ディスカッション・テーマ
    第9 回 「生活習慣病」キャンペーンの問題点 52
    第1 章 検診の抱える問題────────────────── 52
    * 検診は病気をつくる?
    * 検診が健康を奪う?
    * 検診は本当に有効か?
    * 米国メイヨークリニック肺がん検診調査
    * 米国内科医師会のガイドライン
    * 今後の課題
    * 参考文献
    第2 章 「自己責任化」「社会責任回避」の問題──────── 58
    * 自己責任化の問題
    * 疾病の発症要因
    * 日本自治体労組公衆衛生部会幹事会の見解1
    *WHO『ヘルスプロモーションのためのオタワ憲章』1986
    * ヘルスプロモーションの理念の基づく「健康日本21」
    * 目標達成のための環境づくり
    *「健康日本21」の社会環境整備?(1)
    第3 章 「社会統制」の問題───────────────── 63
    * 新たなスティグマ
    *「健康によい」が倫理・道徳規準?
    *「国民の責務」??
    * 健康な労働力の確保を目指す
    * 社会統制の装置(まとめ1)
    * ディスカッション・テーマ
    第10 回 メタボリックシンドロームの人間科学 68
    第1 章 メタボリックシンドロームの疾患概念[田中乙菜・辻内琢也]─ 68
    * 生活習慣病招くメタボリック症候群
    * 中高年男性半数が危険(2006 年5 月9 日、朝日新聞)
    * 日医ニュース[健康プラザNo.264]“検診を受けましょう”
    * メタボリックシンドロームの定義
    * マルチプル・リスクファクター症候
    * メタボリック・ドミノ
    * 内臓脂肪型肥満
    * 内臓脂肪蓄積による被害
    * インスリン抵抗性を重視する基準①
    * 内臓脂肪蓄積を重視する基準①
    * メタボリックシンドローム診断基準検討委員会(2004 年発足)
    * メタボリックシンドローム診断基準検討委員会発足の経緯
    * メタボリックシンドローム診断基準検討委員会の目的
    * メタボリックシンドロームの定義
    * メタボリックシンドローム診断基準(2005,日本内科学会他)
    * ウエスト周囲径の測定法
    * 参考文献
    * 参考ホームページ
    * 第1 章のまとめ
    第2 章 医学会内部からの批判──────────────── 81
    * 米国とヨーロッパの糖尿病学会による合同提言
    *Japan Diabetes Complications Study(JDCS)大規模臨床研究の結果
    * 原一雄、門脇孝らの研究
    * 島本和明、三島哲嗣らの研究
    * 大櫛陽一による基準の検証
    * 清野裕、矢部大介らの見解
    * 参考文献
    第3 章 メタボリックシンドローム 社会の反応──────── 87
    * どっちがメタボでしょう?
    * 2007 年5 月25 日「週刊ポスト」
    *“メタボ論争・日本人向け二つの基準値”朝日新聞(2007 年6 月17 日)
    * 朝日新聞(2008 年1 月5 日)
    * 市長発案「脱メタボ作戦」47 歳課長、運動中死亡
    第4 章 医療社会学からの批判──────────────── 91
    *「メタボ健診」義務化の影響
    * 国民の責務としての健康
    * ヘルシズム(Healthism)
    * 医療化(medicalization)
    * ヘルシズムと医療化の悪循環
    * 2006 年ユーキャン新語・流行語大賞「メタボ」⇒候補後トップ10 入り
    * スティグマ(烙印)
    * 朝日新聞(2008 年5 月17 日)
    * 参考文献
    * ディスカッション・テーマ
    第11 回 医療人類学概説[中上綾子・辻内琢也] 98
    第1 章 文化人類学の視点────────────────── 98
    * かつての文化人類学
    * 自民族中心主義
    * フィールドワークと参与観察
    * 文化相対主義
    * 現代の文化人類学
    * 文化人類学(Cultural Anthropology)とは
    * 文化(Culture)とは
    第2 章 国際保健運動の失敗から学ぶ───────────── 102
    * 科学的な医学は普遍的な医学?
    * 普遍的な医学・医療という幻想
    * 伝統的ヘルス・ケア・システムを荒廃
    * 医療人類学の貢献
    第3 章 医療人類学とは?─ ───────────────── 106
    * 医療人類学とは
    * 医療人類学の扱う領域
    * 医療人類学の主要3 領域
    *< 臨床人類学>
    * 病いと疾病
    * 医療者の文化/病者の文化
    * 説明モデル
    * 参考文献
    * ディスカッション・テーマ
    第12 回 糖尿病の生活習慣病物語りから
    ―Narrative Based Medicine へ― 112
    第1 章 生活習慣病物語─────────────────── 112
    * 夏の訪れに思う―Ⅱ型糖尿病の人生の物語り―
    * <生活習慣病物語りを読み解く>
    第2 章 生活習慣病物語りを読み解く───────────── 119
    * 夏の訪れに
    * 確かな危機感…(1)
    * 糖尿病です…初めての入院
    * こんなに時間を掛けて食べるのは久しぶり…(1)
    * あっという間に過ぎた入院生活(1)
    * 体調は良好…退院の日
    * 病気になった原因…町医者へ(1)
    * 悲観視していない
    第3 章 物語りと対話に基づく医療────────────── 124
    * 物語りと対話に基づく医療NBM(Narrative Based Medicine)とは?
    * <源流①:物語論・物語学>
    * 日常生活の認識様式としての物語り ブルーナー(Bruner, JS, 1986)
    * ナラティブにおける世界認識
    * ナラティブ(narrative)とは?
    * 物語り(Narrative)の特徴
    * <源流②:医療人類学・臨床人類学>
    * アーサー・クラインマン(Arthur Kleinman)
    * 説明モデル explanatory model(1)
    * 文化⇒説明モデル⇒物語り
    * <源流③:家族療法学 ナラティブ・セラピー>
    * 家族療法家アンダーソンの舞台装置「リフレクティング・チーム」
    *「リフレクティング・チーム」の効果
    * 心理療法家グリーシャンの「無知の姿勢」
    * ナラティブ・アプローチの前提
    * 物語りと対話に基づく医療NBM(Narrative Based Medicine)とは?
    * 参考文献(1)
    * ディスカッション・テーマ
    第13 回 病いの語りと証言に基づく医療 [鈴木勝己] 136
    第1 章 「病いの語り」の医療人類学的研究───────── 136
    * 調査の概略
    * 対象
    * 病いの語り分析
    *4 段階モデル
    *4 段階の治療プロセス
    第2 章 糖尿病者の物語り―事例を読み解く───────── 142
    *R さんのプロフィール
    * 病いの経験①
    * まとめ:病いの経験
    * 病いの意味付け①:「多元的視点の大切さ」
    * 病いの意味付け②:「自分への信頼」
    * まとめ:病いの意味付け
    * 語りの創造性①:「物語的な真実」
    * 語りの創造性②:「語り続ける力の源」
    * 病いの社会的側面①:病いと社会
    第3 章 「証言」としての病いの語り──────────── 150
    *「証言」の意味
    * 医療社会学における「証言」
    *「証言」としての語り
    * Rさんの証言①
    * 証言と医療
    * 参考文献
    * ディスカッション・テーマ
    執筆者紹介
  • 内容紹介

    「生活習慣病」という言葉をキーワードにして、内科学・心身医学・公衆衛生学・医療社会学・医療人類学といった様々な学際的・学融的観点から、現代における医学・医療の特徴・問題点について考察し、今後目指されるべき医学・医療のあり方を探索する。  本書は、一般的な「生活習慣病」の教科書で扱われている医療者の視点や行政の視点だけではなく、最終的には病者一人ひとりの苦悩にどれだけ向き合ってゆけるのかを究極の目標として構成されている。

生活習慣病の人間科学II [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:三和書籍
著者名:辻内琢也(著)
発行年月日:2016/02
ISBN-10:4862511910
ISBN-13:9784862511911
判型:規大
発売社名:三和書籍
対象:専門
発行形態:単行本
内容:医学・薬学・歯学
言語:日本語
ページ数:158ページ
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