近現代日本の戦争と平和 [単行本]

近現代日本の戦争と平和 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  昭和天皇・宮中勢力、官僚、在外邦人は外交・戦争にいかに関わったのか。中国・フィリピンというアジア国家は戦犯裁判にいかに関わったのか。戦後の日本はいかなる戦争認識・軍事戦略をもつにいたったのか。多角的・実証的に「日本近現代の戦争と平和」を論ずる。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  第１部　戦前・戦中（台湾行啓における皇太子裕仁の「笑顔」；宮中勢力による社会経済問題への対応―昭和恐慌期を中心に；満州事変期天津における対日ボイコット運動と日本居留民；「大東亜建設審議会」論―戦時期の「自給圏建設」をめぐって；米国海軍太平洋艦隊の日本空襲と艦砲射撃―第三艦隊の沖縄戦から敗戦まで）
  第２部　戦犯裁判（国民政府のＢＣ級戦犯裁判―その意図と限界；中華人民共和国の戦争犯罪裁判と「自筆供述書」―日本軍の毒ガス戦を中心に；忘れられた東京裁判フィリピン判事―デルフィン・ハラニーリャ判事の生涯）
  第３部　戦後（アジア冷戦史のなかの沖縄返還―「ニクソン・ドクトリン」と沖縄返還の連関；空襲体験の記録運動；東富士演習場と地域社会―占領期の基地問題）

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  粟屋 憲太郎(アワヤ ケンタロウ)
  １９４４年千葉県生まれ。１９６８年東京大学文学部国史学科卒業。１９７３年東京大学大学院人文科学研究科国史学専攻博士課程中退。１９７３年神戸大学教養学部専任講師。１９７６年立教大学文学部史学科助教授。１９８３年立教大学文学部史学科教授。２０１０年立教大学名誉教授。専攻は日本近現代史

近現代日本の戦争と平和 [単行本] の商品スペック