渦巻の芸術人類学―死と再生のスパイラル ケルト・縄文から現代アニメまで [単行本]
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渦巻の芸術人類学―死と再生のスパイラル ケルト・縄文から現代アニメまで [単行本]



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出版社:青土社
販売開始日: 2025/09/18
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渦巻の芸術人類学―死と再生のスパイラル ケルト・縄文から現代アニメまで の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    受難を乗り越え、光となって、強靱に旋回する渦巻―。私たち人類は「死からの再生」と吉祥を願い、渦巻文様を土偶・金工・聖書写本・建築・アニメまでに刻み続けてきた。「生命循環」の象徴としての「スパイラル」に秘められた祈りと創造力。その根源を探求する画期的考察。ケルトの生命循環と人類の祈り。
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    プロローグ ユーロ=アジア文明のパースペクティヴ―「芸術人類学」の方法とダ・ヴィンチの「組紐」
    序章 渦巻芸術の誕生―なぜ「渦巻」は表現されてきたのか
    第1部 生還のスパイラル構造(グッゲンハイム美術館と西洋「渦巻思想」の遍歴―F・L・ライト、ギリシャ神話、ダンテ、ポー、ヒッチコック)
    第2部 ケルト渦巻の思想―驚異のミクロコスモス(「トリスケル」の反転―超高速の三つ巴;再生の炉―冶金術と渦巻文様の始原)
    特別チャプター 渦巻く幕間 「西方の奇想」―ジョイスと修道士
    第3部 アイリッシュ・ダンスが起こす渦(『リヴァーダンス』―大飢饉の移民史;ケルト文様のナショナル・アイデンティティ―「トリスケル」の復活)
    第4部 「ケルト・アニメ三部作」とケルティック・スパイラル(『ブレンダンとケルズの秘密』―『ケルズの書』の受難とデザイン;『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』―異界と繋がる「万霊節」の巻貝;『ウルフウォーカー』と狼の精霊―ケルトとアングロ=サクソンの対立を超えて)
    第5部 縄文と古ヨーロッパの「女神土偶」―「生・死・再生」の渦巻(「女神」と「母神」―「産む性」を支えた「表現者たち」;宇宙生成論と「母胎」渦巻―死の壺からの再誕生)
    エピローグ 「禍」を超える「渦」―「死からの再生」
  • 内容紹介

    ケルトの生命循環と人類の祈り
    受難を乗り越え、光となって、強靭に旋回する渦巻――。私たち人類は「死からの再生」と吉祥を願い、渦巻文様を土偶・金工・聖書写本・建築・アニメまでに刻み続けてきた。「生命循環」の象徴としての「スパイラル」に秘められた祈りと創造力。その根源を探求する画期的考察。図版多数。

    いにしえの人々も、現代人も変わらない宿命がある。
    私たちは人類史の大河をゆく「生身(なまみ)」の一滴であるということだ。
    異質な文化文明や存在同士の交流からこそ新たな生命力が渦巻く。
    (本書 あとがきに代えて より)
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    鶴岡 真弓(ツルオカ マユミ)
    多摩美術大学名誉教授・芸術人類学者。同芸術人類学研究所(旧称)所長や同大学美術館館長などを歴任。ケルト芸術文化&ユーロ=アジア芸術文明交流史研究。早稲田大学大学院修了後、ダブリン大学トリニティ・カレッジ留学。西はアイルランドから東はシベリアまでを探査
  • 著者について

    鶴岡真弓 (ツルオカマユミ)
    多摩美術大学名誉教授・芸術人類学者。専門はケルト文化、ユーロ=アジア文明交流史。早稲田大学大学院修了後、アイルランド・ダブリン大学留学。処女作『ケルト/装飾的思考』(筑摩書房)でわが国に於けるケルト文化文明研究の先駆となる。主著に『装飾する魂』『ケルトの魂』(平凡社)、『ケルトの歴史』(共著・河出書房新社)、『阿修羅のジュエリー』(イースト・プレス)、『すぐわかるヨーロッパの装飾文様』(東京美術)、『芸術人類学講義』(編著・ちくま新書)、『ケルトの想像力』(青土社)、『ケルト 再生の思想』(ちくま新書・河合隼雄学芸賞)ほか多数。

渦巻の芸術人類学―死と再生のスパイラル ケルト・縄文から現代アニメまで の商品スペック

商品仕様
出版社名:青土社
著者名:鶴岡 真弓(著)
発行年月日:2025/09/20
ISBN-10:479177597X
ISBN-13:9784791775972
判型:A5
発売社名:青土社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:464ページ
縦:20cm
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