ジェンダード・イノベーションの可能性 [単行本]
    • ジェンダード・イノベーションの可能性 [単行本]

    • ¥2,97090 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月2日土曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009003978652

ジェンダード・イノベーションの可能性 [単行本]

小川 眞里子(編著)鶴田 想人(編著)弓削 尚子(編著)


ゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済で「書籍」を購入すると合計12%ゴールドポイント還元!合計12%還元書籍の購入はゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済がお得です。
通常3%ゴールドポイント還元のところ、後日付与されるクレジット決済ポイント(1%)と特典ポイント(6%)、さらにご利用明細WEBチェックにご登録いただくと2%追加して合計12%ゴールドポイント還元!詳しくはこちら

価格:¥2,970(税込)
ゴールドポイント:90 ゴールドポイント(3%還元)(¥90相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月2日土曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:明石書店
販売開始日: 2024/10/10
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

ジェンダード・イノベーションの可能性 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「ジェンダード・イノベーション(GI)」は、男女のステレオタイプに陥ることなく性差を知的創造と技術革新に組み込んでいくことで、新たな開発や発見を実現する。科学分野だけでなく、社会学や当事者研究、デザイン学など学際的なトピックを扱う本邦初のGI入門書。
  • 目次

    序論 「ジェンダード・イノベーション(GI)」とは[小川眞里子]
     はじめに
     1.GIという用語のわかりにくさ
     2.GI誕生の背景、さらに世界へ
     3.具体的なGIの事例
     4.世界的な広がりの中で
     おわりに

    特別寄稿 ジェンダード・イノベーションの新展開[ロンダ・シービンガー]
     はじめに
     1.ロボット工学――家庭用ロボット
     2.環境科学――交差性ライフサイクルアセスメント
     3.コンピュータ科学のカリキュラム――「埋め込まれた倫理」
     おわりに

    第Ⅰ部 ジェンダード・イノベーションへ向けて

    第1章 「責任」としてのジェンダード・イノベーション――無知学からヤングの責任論へ[鶴田想人]
     はじめに
     1.無知学――バイアスが生み出す無知
     2.「責任」としてのGI――知識の壁を壊す
     3.日本のジェンダー問題――制度と数の壁
     おわりに――変化への「責任」

    第2章 イノベーション論としてのGIとその多様性[隠岐さや香]
     はじめに
     1.「科学技術・イノベーション」の一般像に抗う
     2.GIはネオリベラル・フェミニズムなのか
     3.GIの中にある多様性
     おわりに――フェミニズムの葛藤そのものの場としてのGI

    第3章 RRIとジェンダード・イノベーション[標葉隆馬]
     はじめに
     1.責任ある研究・イノベーション(RRI)
     2.RRI論の中の「ジェンダー」
     3.「ジェンダー」の視点から考えるCOVID-19対応
     4.RRIとジェンダード・イノベーション(GI)
     おわりに

    第4章 生命科学分野におけるジェンダード・イノベーション[佐々木成江]
     はじめに
     1.歴史的背景
     2.疾患に関する性差研究
     3.薬の効能や副作用に関する性差研究
     4.動物を用いた性差研究の重要性
     5.細胞を用いた性差研究の重要性
     6.各国の取り組み
     おわりに

    第5章 EUにおけるジェンダード・イノベーションの展開――性差分析の制度化を目指して[村瀬泰菜]
     はじめに
     1.EUの科学政策におけるジェンダー平等推進の流れ
     2.『ジェンダード・イノベーション』
     3.『ジェンダード・イノベーション2』
     おわりに

    第Ⅱ部 ジェンダード・イノベーションをひらく

    第6章 アレクサと音姫[弓削尚子]
     はじめに
     1.誰の声がいいのか――女性化された(男性化されない)科学技術製品
     2.誰のエチケットマナーなのか――「女性に必要(男性に不要)」とされた科学技術製品
     おわりに

    第7章 近代(男性主導)社会の転換点を前に――ジェンダード・イノベーションの可能性[伊藤公雄]
     はじめに
     1.男性主導社会としての近代社会
     2.民主主義とナショナリズム
     3.「ひとつ」にする社会としての近代
     4.科学的思考における男性主導の仕組み
     5.一九七〇年代以後の社会変容
     6.サイボーグ・フェミニズム
     7.DE&IとGI
     8.ケアの力の欠如した近代社会の男性たち
     おわりに――ケアの視点とGIへ

    第8章 当事者研究と共同創造[熊谷晋一郎]
     はじめに
     1.当事者研究とは
     2.共同創造とその条件
     おわりに

    第9章 自閉症とジェンダーの交差性[綾屋紗月]
     はじめに
     1.経験を表す言葉がない世界
     2.自閉症概念の問題点
     3.当事者研究で等身大の自己を生きる
     4.アカデミアにおける共同創造とその困難
     5.ジェンダー化において生じるズレ
     6.「超男性脳理論」の問題点
     7.女性自閉症者の表現型
     おわりに

    第10章 ジェンダード・イノベーションを駆動するデザインの力[池田美奈子]
     はじめに
     1.中心と周縁の転回
     2.デザインにおける当事者の役割
     3.作り手としての女性
     4.ソーシャル・イノベーションを駆動する女性の視点
     おわりに――ジェンダーバイアスをイノベーションに

    第11章 フェムテックの倫理的課題とジェンダード・ソーシャル・イノベーションの提案[渡部麻衣子]
     はじめに
     1.「フェムテック」とは何か
     2.フェムテックの倫理的課題
     3.ポストフェミニズム的課題
     4.ジェンダード・ソーシャル・イノベーションへ

    第Ⅲ部 ロンダ・シービンガー講演録

    1 科学と技術における女性とジェンダー
     女性数の確保/組織と制度の整備/知識の再検討/科学のインフラ
    2 自然科学、医学、工学におけるジェンダード・イノベーション
     研究の背景/性差分析による発見とイノベーション/政策/結論
    3 医学、機械学習、ロボット工学におけるジェンダード・イノベーション
     性差分析がいかに研究の卓越性と革新性を高めるか/日本にとっての次なる段階
    4 ジェンダード・イノベーション――科学技術のさらなる卓越性を求めて
    5 ジェンダード・イノベーションの由来と世界的動向

     あとがき 科学技術をより開かれたものにするために[鶴田想人・弓削尚子]

     索引
  • 内容紹介

    「ジェンダード・イノベーション」とは、男女のステレオタイプに陥ることなく性差を知的創造と技術革新に組み込んでいくことで、新たな開発や発見を実現するという概念である。世界的な大きな広がりをもって推進されつつあるジェンダード・イノベーションの本邦初の入門書。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    小川 眞里子(オガワ マリコ)
    (公財)東海ジェンダー研究所理事、三重大学名誉教授、博士(学術)。専門は科学史、科学とジェンダー

    鶴田 想人(ツルタ ソウト)
    大阪大学社会技術共創研究センター特任研究員。専門は科学史・科学論。東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程単位取得退学。修士(学術)。日本学術振興会特別研究員(DC1)を経て現職。日本大学芸術学部・大正大学非常勤講師

    弓削 尚子(ユゲ ナオコ)
    早稲田大学法学学術院教授。博士(人文科学)。専門はドイツ史・ジェンダー史
  • 著者について

    小川 眞里子 (オガワ マリコ)
    (公財)東海ジェンダー研究所理事、三重大学名誉教授、博士(学術)。専門は科学史、科学とジェンダー。著書に『病原菌と国家』(名古屋大学出版会、2016)、『女性研究者支援政策の国際比較』(共編、明石書店、2021)、共訳書にシービンガー氏の4冊の単著の邦訳『科学史から消された女性たち』『女性を弄ぶ博物学』『ジェンダーは科学を変える!?』『植物と帝国』(いずれも工作舎)。現在、シービンガー氏の5冊目の単著『奴隷たちの秘密の薬』を共訳者と共に邦訳中。

    鶴田 想人 (ツルタ ソウト)
    大阪大学社会技術共創研究センター特任研究員。専門は科学史・科学論。東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程単位取得退学。修士(学術)。日本学術振興会特別研究員(DC1)を経て現職。日本大学芸術学部・大正大学非常勤講師。論文に「無知学(アグノトロジー)の現在――〈作られた無知〉をめぐる知と抵抗」(『現代思想』2023年6月号)など。翻訳にロバート・N・プロクター「無知学――無知の文化的生産(とその研究)を表す新しい概念」(『思想』2023年9月号)など。

    弓削 尚子 (ユゲ ナオコ)
    早稲田大学法学学術院教授。博士(人文科学)。専門はドイツ史・ジェンダー史。著書に『はじめての西洋ジェンダー史――家族史からグローバル・ヒストリーまで』(山川出版社、2021)、『論点・ジェンダー史学』(共編、ミネルヴァ書房、2023)、『ジェンダーのとびらを開こう――自分らしく生きるために』(共著、大和書房、2022)、『岩波講座 世界歴史15 主権国家と革命 15~18世紀』(分担執筆、岩波書店、2023)など。共訳書にL・シービンガー『植物と帝国――抹殺された中絶薬とジェンダー』(工作舎、2007)。

ジェンダード・イノベーションの可能性 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:小川 眞里子(編著)/鶴田 想人(編著)/弓削 尚子(編著)
発行年月日:2024/10/10
ISBN-10:4750357995
ISBN-13:9784750357997
判型:B6
発売社名:明石書店
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:424ページ
縦:19cm
他の明石書店の書籍を探す

    明石書店 ジェンダード・イノベーションの可能性 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!