ことばと公共性―言語教育からことばの活動へ [単行本]
    • ことばと公共性―言語教育からことばの活動へ [単行本]

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ことばと公共性―言語教育からことばの活動へ [単行本]

牛窪 隆太(編著)福村 真紀子(編著)細川 英雄(編著)秋田 美帆(ほか著)有田 佳代子(ほか著)


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出版社:明石書店
販売開始日: 2024/10/11
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ことばと公共性―言語教育からことばの活動へ [単行本] の 商品概要

  • 目次

     はじめに

    序章 ことばによって生きるための公共性[細川英雄]

    第Ⅰ部 ことばの活動と教育のあり方

    1章 クリティカルな思考が「自己犠牲」につながるとしたら――公共性-複数性を志向する教室と、アレントの教育論[有田佳代子]
    2章 コロナ禍における留学生交流事業の取り組み――「第三の故郷を見つける農家民泊」再開までの軌跡[市嶋典子]
    3章 教室の外から大学におけるインクルージョンを考える――ヒューマンライブラリーを通じて自分や他者の「普通」に向き合う対話[中川正臣]

    第Ⅱ部 言語の自由と活動

    4章 連句活動における公共性――文芸的公共圏としての座の文学[白石佳和]
    5章 英語と私と公共性――批判的応用言語学の視点から[田嶋美砂子]

    第Ⅲ部 公助の視点の意味

    6章 差別や偏見の「壁」を越える――ベトナム人留学生による技能実習生支援の実際から[秋田美帆・牛窪隆太・徳田淳子]
    7章 移動家族が弱さと信頼の親密圏を育てる――日本で育つ移動家族の子どもの語りから見えるもの[松田真希子]

    第Ⅳ部 個と社会を超える

    8章 日本語教育の鏡に映る「多文化共生」の姿から学ぶこと[福永由佳]
    9章 店の「カウンター」が引き寄せるコンヴィヴィアリティと公共性――言説の空間を超えて[尾辻恵美]

    第Ⅴ部 忘れられた存在が「現われ」るとき

    10章 公共性から考えるサハリン残留日本人――帰国者支援の変遷と永住帰国者の語りから[佐藤正則・三代純平]
    11章 閉じられたスキー宿に公共性の風が吹く[福村真紀子]

    第Ⅵ部 アレントとハーバーマスから考える

    12章 言語教育をことばの活動へと広げる「公共性」――ハンナ・アレントが重んじる複数性、開放性、自由を手がかりに[福村真紀子]
    13章 ことばの教育と「公共」の接点を探る――ハーバーマスの公共圏における言語観をもとに[牛窪隆太]

    ダイアローグ
     ダイアローグ01[有田佳代子/福村真紀子]
     ダイアローグ02[市嶋典子/牛窪隆太]
     ダイアローグ03[中川正臣/牛窪隆太]
     ダイアローグ04[白石佳和/福村真紀子]
     ダイアローグ05[田嶋美砂子/牛窪隆太]
     ダイアローグ06[秋田美帆/福村真紀子]
     ダイアローグ07[松田真希子/牛窪隆太]
     ダイアローグ08[福永由佳/牛窪隆太]
     ダイアローグ09[尾辻恵美/福村真紀子]
     ダイアローグ10[佐藤正則/福村真紀子]
     ダイアローグ11[福村真紀子/牛窪隆太]
     ダイアローグ12[細川英雄/牛窪隆太・福村真紀子]

     おわりに
     編著者紹介
  • 内容紹介

    言語教育とは、誰が誰のために、何のためにするものなのでしょうか。
    今、言語教育は形を変えようとしています。たとえば、日本語教育は、日本政府の「外国人材の受入れ・共生のための総合的対応策」(2018)に日本語教育の推進が明記されて以降、「社会」と急接近しています。
    また、英語教育をはじめとする外国語教育は、「グローバル化」の旗を掲げ、大学の生き残りをかけて、戦略的にそのあり方が模索されるようになっています。
    本書では「公共性」(公的なもの、開かれたもの、共通するもの)を軸として、言語教育と公共の接点を探ります。そして、「ことばの活動」として再提起することにより、未来志向(フィードフォーワード)型の議論を展開します。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    牛窪 隆太(ウシクボ リュウタ)
    研究分野は質的データ分析法、実践研究、教師研究。東洋大学国際教育センター准教授。早稲田大学大学院日本語教育研究科博士課程修了(日本語教育学博士)。「学習者中心主義」を批判的に検討することから教師研究に携わり、「教師主体」の日本語教育を提案した。早稲田エデュケーション(タイランド)副主任講師、早稲田大学日本語教育研究センター助手、関西学院大学日本語教育センター言語特別講師を経て、現職

    福村 真紀子(フクムラ マキコ)
    研究分野は地域日本語教育。1968年滋賀県生まれ。茨城大学助教。1994年にアメリカで初めて日本語教師として教壇に立ち、その後日本語学校、地域の日本語教室、大学で日本語を教えてきた。2010年に東京都日野市に地域日本語教育の一環として親子サークル「にほんご あいあい」(のちに「多文化ひろば あいあい」に改名)を設立し、料理やダンスなどの活動を通じて日本人も外国人もコミュニケーションを学ぶ「ことばの活動」を展開。日本の様々な地域をめぐり、日本語にこだわらない日本語教育を提唱している

    細川 英雄(ホソカワ ヒデオ)
    研究分野は言語文化教育学。1949年東京生まれ。早稲田大学名誉教授、言語文化教育研究所八ヶ岳アカデメイア主宰。博士(教育学)。1990年代後半より、日本語教育と国語教育を結び、第三の言語文化教育をめざす、学習者主体の言語教育理論を展開する。近年では、言語活動主体としての言語話者のあり方について「ことばの市民」という概念を提案している

    秋田 美帆(アキタ ミホ)
    研究分野は日本語教育、教師教育。岡山大学グローバル人材育成院特任講師。早稲田大学大学院日本語教育研究科修了(修士(日本語教育学))。大学卒業後、海外(台湾、タイ)で日本語教師となる。日本語教師が少なく、身近にロールモデルがいなかったため、目指すべき教師像を研究しようと大学院に進学。大学院修了後、日本語教師養成講座の講師として、日本国内での就業を目指す非母語話者受講生と出会う。彼らもまた、目指すべき教師像を模索していることを知り、日本国内で働く非母語話者日本語教師のキャリア形成に関する研究を始める

    有田 佳代子(アリタ カヨコ)
    20年以上新潟県民でしたが出身地東京に戻りました。帝京大学日本語教育センター教員。専門は多文化共生論、日本語教育史、言語政策
  • 著者について

    牛窪 隆太 (ウシクボ リュウタ)
    研究分野は質的データ分析法、実践研究、教師研究。東洋大学国際教育センター准教授。早稲田大学大学院日本語教育研究科博士課程修了(日本語教育学博士)。「学習者中心主義」を批判的に検討することから教師研究に携わり、「教師主体」の日本語教育を提案した。早稲田エデュケーション(タイランド)副主任講師、早稲田大学日本語教育研究センター助手、関西学院大学日本語教育センター言語特別講師を経て、現職。単著に『教師の主体性と日本語教育』(ココ出版、2021)、主な共著に『ケースで考える!誰も教えてくれない日本語教育の現場』(ココ出版、2023)、『市民性形成とことばの教育』(くろしお出版、2016)、『日本語教育 学のデザイン』(凡人社、2015)など。

    福村 真紀子 (フクムラ マキコ)
    研究分野は地域日本語教育。1968年滋賀県生まれ。茨城大学助教。1994年にアメリカで初めて日本語教師として教壇に立ち、その後日本語学校、地域の日本語教室、大学で日本語を教えてきた。2010年に東京都日野市に地域日本語教育の一環として親子サークル「にほんご あいあい」(のちに「多文化ひろば あいあい」に改名)を設立し、料理やダンスなどの活動を通じて日本人も外国人もコミュニケーションを学ぶ「ことばの活動」を展開。日本の様々な地域をめぐり、日本語にこだわらない日本語教育を提唱している。代表的な著書は『結婚移住女性のエスノグラフィー――地域日本語教育の新しい在り方』(早稲田大学出版部、2023)。

    細川 英雄 (ホソカワ ヒデオ)
    研究分野は言語文化教育学。1949年東京生まれ。早稲田大学名誉教授、言語文化教育研究所八ヶ岳アカデメイア主宰。博士(教育学)。1990年代後半より、日本語教育と国語教育を結び、第三の言語文化教育をめざす、学習者主体の言語教育理論を展開する。近年では、言語活動主体としての言語話者のあり方について「ことばの市民」という概念を提案している。近書に『対話をデザインする――伝わるとはどういうことか』(筑摩書房、2019)、『自分の〈ことば〉をつくる』(ディスカヴァー21、2021)、『対話することばの市民』(ココ出版、2022)など。

ことばと公共性―言語教育からことばの活動へ [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:牛窪 隆太(編著)/福村 真紀子(編著)/細川 英雄(編著)/秋田 美帆(ほか著)/有田 佳代子(ほか著)
発行年月日:2024/10/20
ISBN-10:475035838X
ISBN-13:9784750358383
判型:A5
発売社名:明石書店
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:392ページ
縦:21cm
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