女たちがつくってきたお酒の歴史 [単行本]
    • 女たちがつくってきたお酒の歴史 [単行本]

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女たちがつくってきたお酒の歴史 [単行本]
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女たちがつくってきたお酒の歴史 [単行本]



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出版社:草思社
販売開始日: 2024/11/01
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女たちがつくってきたお酒の歴史 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    あまり知られていないことだが、酒の世界史における女性の存在はきわめて大きい。古代、酒の醸造は女たちの仕事だった。世界のいろんなところで、女たちが酒の製法を守り伝え、イノベーションを起こして社会に広め、豊かな飲酒文化をはぐくんできた。中世の修道女はホップを加えたビールを生み出し、女性錬金術師が蒸留の技術を見出した。だが、酒と飲酒文化が発展し経済力を生み出すようになると、男たちが取り上げて女たちを排除する。繰り返されるその抑圧を闘い抜いて活躍した女傑たちもまた存在した。古代から現在にいたるまで、欧州、中東、アフリカ、アメリカ大陸、アジア、日本も含めた「女と酒」の知られざる世界史を豊富なエピソードと軽快な辛口ユーモア満載で描く。
  • 目次

    はじめに
    ガーリードリンクって何?/錬金術のようなアルコールの世界/女と酒の新たな発見の旅

    第1章 酔った猿とアルコールの発見──有史以前

    高カロリーのアルコールが進化をもたらす/古代メソポタミアで女性が仕切っていた醸造業/ビールをつかさどる女神ニンカシ/古代エジプトではビールは労働者階級、ワインは上流階級/ハンムラビ法典によって自由を奪われた女性たち

    第2章 クレオパトラの飲酒クラブ――古代世界

    酒好きだったクレオパトラ/古代ギリシャでは女性の飲酒は言語道断/エトルリアの女性は酒好きで驚くほど美しい/並外れた知識と能力を身につけたクレオパトラ/ローマ帝国で世界初のガーリードリンク/ローマにとって危険なカエサルの恋人/クレオパトラとアントニウスの「真似できない生き方の人々」/ローマが恐れた官能的な快楽と反道徳性の象徴

    第3章 聖ヒルデガルトと修道女たちの愉しみ――中世前期

    ビールの歴史を変えた修道女/貧しい女性の生きる術だったエールワイフ/ホップの効用を世界に広めたヒルデガルト/唐の時代の女性は大いにお酒を楽しんだ/日本の酒造りは少女たちの「口嚙み」/インドの女性たちはお酒で魅力を増す/中世ヨーロッパの女性たちにはアルコールは罪ではなく生存の手段

    第4章 李清照と悪魔の日曜学校――中世中期

    詩人李清照の酒と文学の世界/お酒の販売でのさまざまな困難/アメリカ先住民はサボテンからワインをつくっていた/モンゴルの遊牧民は男と女が競い合って酒を飲む/自分の声を見つけていた李清照/女人禁制の日本酒造り/酒に酔った感情を表現した先駆者

    第5章 規範を笑い飛ばすメアリー・フリス――ルネサンス期

    ブームを巻き起こした男装のメアリー・フリス/独身女性は醸造業から締め出された/アフリカでも女性主導の酒造り/蒸留酒の発見──錬金術師マリア/蒸留業が女性を魔女に仕立てる/メアリー・フリスの偽装結婚

    第6章 女帝エカテリーナのウォッカ帝国――18世紀

    ロシアの王位に惹かれたエカテリーナの結婚/家事をしながら酒造りをするベトナムの女性たち/初期のアメリカで大規模な施設での醸造を支えた奴隷労働/クーデターの報償はウォッカ/イングランドの「狂気のジン時代」/スコットランドの人気酒ウイスキー/スペイン人による植民地化に反抗した南米先住民の女性たち/フランスの女性がワインを飲む新しい酒場「ギャンゲット」/エカテリーナ大帝がもたらしたビールの大革新

    第7章 未亡人クリコと女性たちを虜にした味――19世紀

    スパークリングワインの立役者、バルブ゠ニコル・クリコ/未亡人となり自由を得たバルブ゠ニコル/マクシ族の女性がつくるキャッサバのビール/カクテルのレシピ本/アメリカ西部開拓時代の酒好きの女性たち/十九世紀パリのカフェにはレズビアンの女性客が集まった/国際的な人気を得たヴーヴ・クリコのシャンパン/女性がつくっていたアイリッシュウイスキーとスコッチウイスキー/アメリカンウイスキーを密造する武装した女性たち/ウォッカを密造する農村女性たち/シャンパン造りに革命を起こしたヴーヴ・クリコ/日本最大の酒蔵を築き上げた未亡人、辰馬きよ/アルコールの世界における女性たちの影響力

    第8章 エイダ・コールマンと「アメリカン・バー」――20世紀

    カクテル界の新しい女王エイダ・コールマン/ビール売りで自立する先住民の女性たち/二十世紀初頭のメキシコでも飲酒とプルケの醸造・販売が規制/アメリカの禁酒運動と女性参政権運動/エイダ・コールマンの「ハンキーパンキー」/パリジェンヌを魅了した「緑の妖精」アブサン/アメリカン・バーのもうひとりの女性バーテンダー

    第9章 密輸酒の女王ガートルード・リスゴー――1920年代

    禁酒法の成立と白人女性の参政権/社会規範を無視するアメリカ女性「フラッパー」の登
    場/禁酒法のおかげでカクテルパーティーが発展/「密売の女王」ガートルード・〝クレオ〟・リスゴー/日本の「モガ」の出現と、新しいソビエト体制下の女性たち/カナダの禁酒法/莫大な財産を築きメディアの寵児となったクレオ/違法酒場で活躍する女性たち/禁酒法の顔、メイベル・ウィルブラント/禁酒法撤廃を勝ち取った女性たち

    第10章 テキーラとズボンとルーチャ・レジェスの栄光――1930~40年代

    メキシコの女性たちの葛藤を体現した歌手、ルーチャ・レジェス/韓国でもキムチや酒造りは女性の仕事/武器を持って立ち上がった南アフリカの女性たち/日本の農村には女性限定の酒盛りもあった/ルーチャ・レジェスはテキーラを飲んで女性の真実の姿を表現した/女性のアルコール依存症に対する偏見と闘ったマーティ・マン/「ガーリードリンク」を好まない女性たち/バーカウンターから締め出される女性たち/持ち帰りやすい缶ビールの出現/ルーチャ・レジェスの傷つけられた女性像

    第11章 サニー・サンドと「ビーチコマー」――1950年代

    ティキ文化発祥のティキ・バー/女性は家庭での良きホステス/イギリスとオーストラリアで女性向けのお酒が発売/人目を引く真っ赤な封蠟/禁酒法廃止後も規制の厳しい地域/ハリウッドの女性セレブたちが愛したビーチコマー/南アフリカ先住民の女性たちの大規模な抗議活動/LGBTQのコミュニティを求めて/ティキはアメリカ史上もっとも長い飲酒文化のトレンドとなった

    第12章 レディースナイトはベッシー・ウィリアムソンとともに――1960~70年代

    スコッチのファーストレディ、ベッシー・ウィリアムソン/バーに入る権利を獲得した女性たち/女性客を目当てにバーにやってくる男性たち/ストーンウォール暴動の口火を切ったマーシャ・P・ジョンソン/世界でもっとも成功したウイスキー/ワイン業界への女性の進出/テレビでワインを飲む女性/「バーボンの不良女子」/ラクシ造りのために立ち上がったネパールの女性たち/自家醸造が合法となった南アフリカ/ストレートのスコッチはガーリードリンク

    第13章 ジョイ・スペンスのアニバーサリーブレンド――1980~90年代

    世界初の女性マスターブレンダー、ジョイ・スペンス/妊婦の飲酒は是か非か/男の子みたいに好き放題に騒ぐ女の子/「飲み物から目を離すな!」/二〇〇種以上の香味を嗅ぎ分ける/ウイスキー業界でも女性マスターブレンダーが相次ぐ/ビール業界初の女性ブルーマスターの誕生/アルコポップの流行と衰退/カクテルとスピリッツの世界でもっとも影響力のある女性

    第14章 ジュリー・ライナーは午後三時過ぎのバーテンダー――2000年代

    人気を集めたジュリー・ライナーのクラフトカクテル/生活の一部として酒を飲む女性たち/ニューヨークのカクテルシーンを変えた「フラットアイアン・ラウンジ」/女性杜
    氏、町田恵美/ジュリー・ライナーの闘い

    第15章 アピウェ・カサニ・マウェラの新風――2010年代

    マスター・ブリューワーの資格を取得した最初のアフリカ系黒人/ダイエットを組み合わせたカクテル「スキニーガール」/「ワインママ」への賞賛と非難/黒人女性が過半数を占める酒造会社/ビール造りに情熱を注ぐ修道女/アルコール産業の女性たちが組織化し活動を始めた/女性愛飲家たちの組織/醸造の世界に戻る女性たちの闘い

    エピローグ
    女性と飲酒の歴史はどこに向かうのか/女性たちはこの先もお酒をつくり飲みつづけるだろう
  • 内容紹介

    酒の世界史において「酒」を生みだし育ててきた女性たちの存在は大きい。
    古代、酒の醸造は女たちの仕事、中世の修道女はホップを加えたビールを生み出し、
    女性錬金術師が「蒸留」の技術を見出した。
    だが、酒が発展し経済力を生み出すようになると、男たちが取り上げて女たちを排除する。
    その抑圧をたくましく潜り抜けて酒と酒文化を進化発展させた女たちも存在した。

    古代から21世紀にいたるまで、中東、欧州、アジア、アフリカ、アメリカ大陸まで、
    「女と酒」の世界史を豊富なエピソードと軽快な辛口ユーモア満載で描く。

    <目次より>
    第1章 酔った猿とアルコールの発見──有史以前
    第2章 クレオパトラの飲酒クラブ――古代世界
    第3章 聖ヒルデガルトと修道女たちの愉しみ――中世前期
    第4章 李清照と悪魔の日曜学校――中世中期
    第5章 規範を笑い飛ばすメアリー・フリス――ルネサンス期
    第6章 女帝エカテリーナのウォッカ帝国――18世紀
    第7章 未亡人クリコと女性たちを虜にした味――19世紀
    第8章 エイダ・コールマンと「アメリカン・バー」――20世紀
    第9章 密輸酒の女王ガートルード・リスゴー――1920年代
    第10章 テキーラとズボンとルーチャ・レジェスの栄光――1930~40年代
    第11章 サニー・サンドと「ビーチコマー」――1950年代
    第12章 レディースナイトはベッシー・ウィリアムソンとともに――1960~70年代
    第13章 ジョイ・スペンスのアニバーサリーブレンド――1980~90年代
    第14章 ジュリー・ライナーは午後三時過ぎのバーテンダー――2000年代
    第15章 アピウェ・カサニ・マウェラの新風――2010年代
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    オメーラ,マロリー(オメーラ,マロリー/O'Meara,Mallory)
    数々の受賞歴とベストセラーをもつ作家であり、歴史研究家、脚本家、独立系映画会社プロデューサー。愛読家に人気のポッドキャスト「Reading Glasses」で共同ホストを務める。本書は2022年のジェームズ・ビアード財団賞を受賞

    椰野 みさと(ヤノ ミサト)
    早稲田大学第一文学部卒。英語教育系出版社勤務を経て、現在は学術書を中心とした編集職
  • 著者について

    マロリー・オメーラ (マロリー オメーラ)
    マロリー・オメーラ(Mallory O'Meara)
    数々の受賞歴とベストセラーをもつ作家であり、歴史研究家、脚本家、独立系映画会社プロデューサー。愛読家に人気のポッドキャスト「Reading Glasses」で共同ホストを務める。本書は2022年のジェームズ・ビアード財団賞を受賞。その他の著書に『The Lady from the Black Lagoon』『Girls Make Movies』がある。

    椰野 みさと (ヤノ ミサト)
    椰野みさと(やの・みさと)
    早稲田大学第一文学部卒。英語教育系出版社勤務を経て、現在は学術書を中心とした編集職。訳書にサラ・マレー『死者を弔うということ』(草思社)。

女たちがつくってきたお酒の歴史 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:草思社
著者名:マロリー オメーラ(著)/椰野 みさと(訳)
発行年月日:2024/11/06
ISBN-10:4794227507
ISBN-13:9784794227508
判型:B6
発売社名:草思社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:448ページ
縦:19cm
その他: 原書名: Girly Drinks:A World History of Women and Alcohol〈O'Meara,Mallory〉
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