家族写真の歴史民俗学 [単行本]
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家族写真の歴史民俗学 [単行本]



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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2024/11/19
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家族写真の歴史民俗学 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    これまで記念的に撮影される「家族写真」の多くは画一的で凡庸と見なされ、写真史や美術史においては注目されてこなかった。一方で、近年では災害や社会不安が続くなか、家族の記録や絆の象徴としての意義を再評価する向きもあり、家族史やジェンダー論の研究の進展から、新たな視点でも関心が高まっている。本書では、一九世紀から現代に至るまでの家族写真の構図や撮影された背景を分析し、社会における家族の表象、また個人が過去や死者と向き合う際のよすがとしての「家族写真」を再考する。
  • 目次

    序 章 鶴見良行の家族写真論から
     1 山田太一『岸辺のアルバム』の家族写真
     2 家庭写真の歴史主義の時代と芸術主義の時代
     3 家族写真と遺影
     4 東日本大震災のなかの家族写真


     第Ⅰ部 家族写真の来歴と展開

    第一章 欧米の家族写真
     1 家族肖像画から家族写真へ
     2 家族写真の構図とスタイル
     3 聖母子像と聖家族像の近代
     コラム1 家族写真にみる故人物語――夏目漱石

    第二章 日本の家族写真の来歴
     1 日本人と写真の出会い
     2 日本最初の夫婦写真
     3 日本における初期の家族写真
     4 幕末・維新期の家族写真
     コラム2 家族写真にみる故人物語――与謝野晶子

    第三章 日本の家族写真の展開
     1 近代日本の定型的な家族写真スタイル
     2 権威的な威信財と家族写真
     3 戦争期の写真時代
     コラム3 家族写真にみる故人物語――斎藤茂吉(1)

    第四章 家族写真の変容
     1 日本における親子写真
     2 子供を中心にした写真へ
     コラム4 家族写真にみる故人物語――斎藤茂吉(2)

    第五章 子供写真と家族写真の存続
     1 子供写真のスタイル
     2 アマチュア・カメラマンのスナップ写真
     3 フォーマル/インフォーマルな写真体験
     コラム5 家族写真にみる故人物語――柳田國男(1)


     第Ⅱ部 家族写真の写す社会と個人

    第六章 天皇の家族写真
     1 翻身する天皇とモーリス - スズキの家族写真論
     2 戦中と敗戦後の天皇家族写真
     3 天皇家族写真の現在と行方
     4 原爆と家族写真
     コラム6 家族写真にみる故人物語――柳田國男(2)

    第七章 アマチュア写真家のスタイル――塩谷定好の抒情派子供写真
     1 山陰のアマチュア写真家・塩谷定好
     2 塩谷の写真技法と海辺の光景
     3 塩谷の子供写真
     コラム7 家族写真にみる故人物語――塚本博利

    第八章 ドキュメンタリー家族写真――社会生活派の影山光洋
     1 社会派カメラマン・影山光洋
     2 敗戦前後の影山家の日々と家族写真
     3 家族物語と国家物語、そして亡児の故人史
     4 影山の家族写真スタイル、故人物語から故人史の編集へ
     コラム8 東アジアの家族写真――台湾

    第九章 家族写真のアート化と変貌
     1 深瀬昌久の反家族写真
     2 福島菊次郎のドキュメタリー反権力家族写真
     コラム9 東アジアの家族写真――韓国(1)

    第十章 家族写真スタイルの現在と諸相――多様化/複数化
     1 家族の危機と家族の絆の家族写真
     2 家族の絆の現状
     3 年賀状の家族写真
     4 展示される家族写真
     5 発掘される家族写真――過去/未来への記憶の共同体を構築する
     コラム10 東アジアの家族写真――韓国(2)

    終 章 故人史を妄想する
     1 懐旧的/予期的歴史化による物語創出
     2 未完の故人史へ

    参考文献
    あとがき
    人名索引
    事項索引
  • 出版社からのコメント

    写真の構図や撮影された背景を分析、社会における家族の表象や個人が過去や死者と向き合う際のよすがとしての「家族写真」を再考する
  • 内容紹介

    これまで記念的に撮影される「家族写真」の多くは画一的で凡庸と見なされ、写真史や美術史においては注目されてこなかった。一方で、近年では災害や社会不安が続くなか、家族の記録や絆の象徴としての意義を再評価する向きもあり、家族史やジェンダー論の研究の進展から、新たな視点でも関心が高まっている。本書では、一九世紀から現代に至るまでの家族写真の構図や撮影された背景を分析し、社会における家族の表象、また個人が過去や死者と向き合う際のよすがとしての「家族写真」を再考する。?
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    川村 邦光(カワムラ クニミツ)
    1950年青森県中津軽郡千年村(現、弘前市)生まれ、福島県出身。現在、大阪大学名誉教授、文筆業
  • 著者について

    川村 邦光 (カワムラ クニミツ)
    大阪大学名誉教授

家族写真の歴史民俗学 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房
著者名:川村 邦光(著)
発行年月日:2024/12/20
ISBN-10:4623097684
ISBN-13:9784623097685
判型:B5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:376ページ
縦:22cm
横:15cm
厚さ:3cm
重量:640g
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