神戸―戦災と震災(ちくま新書) [新書]
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神戸―戦災と震災(ちくま新書) [新書]



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出版社:筑摩書房
販売開始日: 2024/12/07
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神戸―戦災と震災(ちくま新書) [新書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    1868年の神戸港開港後、1889年の市制施行で「神戸市」が成立する。以降、神戸というまちは、1938年の阪神大水害、1945年の神戸大空襲、1995年の阪神・淡路大震災と、災害や戦争の影響を大きく受けながら発展していく。本書は、こうした危機からの復興を軸に、明治期から現代までの都市史を描く。貴重な図版を多数収録した、神戸都市史の決定版である。
  • 目次

    はじめに 神戸というまちの魅力

    第1部 近代

    第1章 開港による都市形成
    1 兵庫県の成り立ちと旧五国
    旧五国と神戸(摂津)
    2 神戸開港の前史――兵庫津のはじまり
    近世の兵庫津
    3 近世から近代へ――神戸港の開港
    神戸港の誕生
    4 開港に伴う都市形成
    神戸外国人居留地の造成/神戸外国人居留地計画図/居留地の下水道布設とコレラの流行/雑居地の形成
    5 神戸市域の成立と拡張

    第2章 近代都市計画と水害の克服
    1 地形とのつきあい方――河川改修の必要性
    生田川の付け替えとフラワーロード/湊川の付け替えと新開地本通り
    2 近代都市計画事業によるまちづくり・みちづくり
    旧都市計画法による神戸の都市計画/神戸における鉄道敷設と街路事業/土地区画整理事業のはじまり
    3 阪神大水害による被害と復興
    阪神大水害と河川流域の被害/阪神大水害からの復旧・復興/湊川流域の氾濫と痕跡/戦後の水害と都市小河川改修事業の創設

    第2部 1945~1995

    第3章 戦時下神戸の市民生活と被災
    1 防空啓発と市民の防空活動
    開戦と言論統制下の地方紙/『神戸市公報』から『神戸市民時報』へ/『神戸市民時報』にみる防空のプロパガンダ
    2 配給の滞りと食糧増産・農園化奨励
    『神戸市民時報』にみる空閑地利用菜園/公有地の無断使用への注意/戦時下の戦災跡地利用と土地所有者の「協力」/戦後も続いた戦災跡地農園の終わり
    3 戦争末期の都市疎開と神戸大空襲
    都市疎開のはじまり/神戸市内の建物疎開事業/神戸大空襲の被害状況

    第4章 闇市の発生と展開
    1 走り出したそれぞれの「復興」
    戦後の住宅難と都会地転入抑制/戦時下・戦後の移動と帰れない人びと/不作と配給統制の混迷による闇取引の発生
    2 焼け跡の神戸に生まれた闇市
    神戸の闇市と戦前三宮の場所性/大闇市「三宮自由市場」の生成と変容/神戸の闇市における経験
    3 闇市からマーケット、商店街へ
    中心市街地に定着した新興商業集積/拠りどころとしての戦時下の経験/鉄道高架下の商店街と料飲規制/元町高架通商店街の存続と業種

    第5章 占領による場所性の喪失と発生
    1 広域な連合国軍の駐留
    占領のはじまりと神戸ベースの位置づけ/接収された土地・建物/〝KOBE〟の圏域と行政区域とのずれ
    2 「接収」による生活環境の収奪
    二つのキャンプの設置と経緯/キャンプ地返還と接収解除地整備事業/「接収」による場所性の変化と記録のつなぎ方/「進駐軍」と市民生活
    3 旧神戸経済大学の接収と「六甲ハイツ」
    占領軍家族住宅「六甲ハイツ」の立地選定/六甲ハイツの施設配置と建築の特徴/六甲ハイツの接収解除と神戸大学の統合

    第6章 終わらない戦災復興事業
    1 神戸市における復興構想と都市計画
    描かれた都市空間の理想と現実/神戸市戦災復興基本計画の策定過程/戦災復興事業の見直しによる縮小/神戸市の戦災復興施策の特徴
    2 戦災復興事業から都市改造事業へ
    神戸国際港都建設法ができるまで/戦災復興事業の収束と土地区画整理の展開

    第7章 伸びゆく神戸市の都市整備
    1 都市改造事業の生みだした風景
    戦災復興から都市改造へ/戦後神戸の都心形成/不燃防災建築物の建設促進/街路整備から「花と緑と彫刻」へ
    2 「山、海へ行く」の都市開発
    神戸港の築港から海面埋立てへ/山麓開発による団地造成/海上文化都市の誕生と「ポートピア´81」

    第3部 1995~2025

    第8章 阪神・淡路大震災と「復興」
    1 震災の被害と復興
    阪神・淡路大震災の被害/応急仮設住宅の設置/人びとの暮らしと復興
    2 震災前後の連続/断絶
    震災前の都市再開発/インナーシティエリアと震災/引き継がれた都市整備/震災復興再開発事業による復興
    3 震災の記憶・記録
    震災の記憶を伝える活動/触れづらい経験と時の経過/公共空間に託された出来事の記念/記録の役割と高まる存在感

    第9章 新たな「神戸」へ
    1 まちの更新と魅力向上
    都心・三宮の再整備/暮らしの場を刷新し、守る
    2 自然とともにある人間らしいまち
    震災20年と「BE KOBE」/ニュータウンの再整備/海、山とともに生きる
    3 「神戸」の記録をつなぐ取り組み
    神戸市の収集する「資料」/後世に残すべき公文書の整理・保存/神戸市文書館から歴史公文書館へ

    おわりに 「神戸」を語るのは誰か 

    参考文献
    図版出典
    年表
    索引
  • 出版社からのコメント

    震災から30年、空襲から80年。罹災からの復興を軸に、明治期から現代までを描く。貴重な図版を125点収録。
  • 内容紹介

    震災から30年、空襲から80年。
    危機からの復興を軸に、明治期から現代までを描く。貴重な図版を多数収録した、都市史の決定版。

    1868年の神戸港開港後、1889年の市制施行で「神戸市」が成立する。以降、神戸というまちは、1938年の阪神大水害、1945年の神戸大空襲、1995年の阪神・淡路大震災と、災害や戦争の影響を大きく受けながら発展していく。本書は、こうした危機からの復興を軸に、明治期から現代までの都市史を描く。貴重な図版を多数収録した、神戸都市史の決定版である。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    村上 しほり(ムラカミ シホリ)
    1987年生まれ、神戸育ち。2014年、神戸大学大学院人間発達環境学研究科修了、博士(学術)取得。現在、神戸市職員(公文書専門職)、大阪公立大学特任准教授。専門は都市史・建築史。著書の『神戸闇市からの復興』(慶應義塾大学出版会)は日本建築学会著作賞など複数受賞
  • 著者について

    村上 しほり (ムラカミ シホリ)
    村上 しほり(むらかみ・しほり):1987年生まれ、神戸育ち。神戸市役所職員(公文書専門職)。大阪公立大学特任准教授。2014年、神戸大学大学院人間発達環境学研究科修了、博士(学術)。専門は都市史・建築史。著書の『神戸 闇市からの復興』(慶應義塾大学出版会、2018)は日本都市計画学会、日本観光研究学会、日本建築学会で各賞を受賞。共著に『占領下日本の地方都市』(思文閣出版、2021)、『神戸スタディーズ#6 “KOBE”を語る』(デザイン・クリエイティブセンター神戸、2018)など。

神戸―戦災と震災(ちくま新書) [新書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:筑摩書房
著者名:村上 しほり(著)
発行年月日:2024/12/10
ISBN-10:4480076611
ISBN-13:9784480076618
判型:新書
発売社名:筑摩書房
対象:一般
発行形態:新書
内容:地理
言語:日本語
ページ数:376ページ
縦:18cm
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