感染症最新の治療2025-2027 [単行本]
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感染症最新の治療2025-2027 [単行本]



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出版社:南江堂
販売開始日: 2025/01/24
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感染症最新の治療2025-2027 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    【書評】
    「進化する感染症! 最新の知見を網羅した感染症治療の新標準」
     『感染症最新の治療20252027』は,感染症専門医から研修医を含めた一般臨床医を対象に,3 年ごとの改訂を重ね,日々進歩する感染症領域の最新情報と診断・治療・予防に関する指針を簡潔にまとめた一冊です.執筆されている先生方もそれぞれの領域において第一線で活躍されている先生ですので,非常に読み応えのある書籍です.

     総論(Ⅰ,Ⅱ章)では感染症の診断や治療方針の基本について十分な頁が割かれています.時代が変わっても変わることのない感染症診療のスタンダードな考え方から,なぜ抗菌薬適正使用が必要とされどのようなアプローチで実践すべきかなど最新の知見を織り込んだ形で解説されています.総論だけを読んでも感染症診療のあり方を十分に理解できると思います.

     また,感染症の各論(Ⅲ,Ⅳ,Ⅴ章,)でも,各臓器別あるいは医療手技に関する感染症,免疫不全の感染症といった疾患背景の違いによる感染症疾患の概要,治療,さらには現在問題となっている薬剤耐性菌を中心に感染対策まで幅広く解説されています.まさに,臨床現場で直面する多様な症例や事例に対応するための実践的な知識が提供されています.これらにより,臨床医は患者の症状や背景に応じた適切な治療法を選択する際の参考とすることが可能になると考えます.

     さらに,感染症予防に関する章(Ⅵ,Ⅶ章)では,医療従事者が日常診療で留意すべきポイントや最新のガイドラインに基づく対策がまとめられています.これにより,院内感染の予防や公衆衛生上のリスク管理に役立つ情報を得ることが可能です.

     何よりも本書の特徴として,最新の動向を踏まえた「巻頭トピックス」による情報提供があげられます.感染症領域は常に新しい知見や治療法が登場する分野であり,本章はその最新情報を適切に整理し,臨床医に提供していると考えます.なかでも,世界的な取り組みが求められている「サイレントパンデミックとしての薬剤耐性(AMR)の問題」や「世界で進行する新しい抗菌薬開発」について,「新たな迅速診断法の普及がもたらす
    感染症診療の変化」「mRNA 技術の応用による新しいワクチン戦略」「新型コロナウイルス感染症(COVID19)罹患後症状」では,COVID19パンデミックを経て注目を集めた今後の感染症診療の方向性を示唆しているといえます.加えて,「エムポックスの現状」「RS ウイルス感染症Up to Date」「肺非結核性抗酸菌症化学療法に関する見解(2023 年改訂)を踏まえた診療」の項目に関しても現状と問題点を把握することができます.

     本書は感染症医のみならず,一般臨床医にとっても,日常診療の質を向上させるための必携の書といえますので,ぜひお手にとってお読みいただければと思います.

    臨床雑誌内科136巻1号(2025年7月号)より転載
    評者●青柳哲史(東北大学大学院医学系研究科 感染病態学分野/総合感染症学分野 教授)



    【序文】
     このたび,『感染症最新の治療2025-2027』を皆様のお手元にお届けすることができた.本書は,『感染症最新の治療2016-2018』,『感染症最新の治療2019-2021』,『感染症最新の治療2022-2024』と,3 年ごとに刊行してきたシリーズの最新版である.シリーズ初回および2 回目の『2016-2018 年』版および『2019-2021 年』版は,南江堂の提案により,内科系代表の藤田次郎先生,外科系代表の竹末芳生先生,基礎系代表の舘田一博の3 名によって編集された.前回の『2022-2024年』版では,外科系代表として竹末芳生先生に代わり,大毛宏喜が担当した.そして今回の『2025-2027 年』版では,藤田次郎先生に代わり石井誠が編集に加わり,舘田一博および大毛宏喜とともに編集を行った.
     本シリーズでは,毎回新しい先生方に執筆を依頼する方針のもと,編集者3名が執筆者の選定を行い,最新の内容を執筆いただいた.「巻頭トピックス」では,感染症領域で知っておくべき最新のトピックスを幅広く取り上げた.具体的には,「薬剤耐性(AMR)」,「mRNA ワクチン」,「迅速診断法」,「新規抗菌薬開発」,「エムポックス」,「蚊媒介感染症」,「COVID-19 罹患後症状」,「RS ウイルス感染症」,「肺非結核性抗酸菌症化学療法」に関して,各領域のエキスパートの先生方に執筆いただき,大変読み応えのある内容となった.
     総論もこれまでのシリーズの基本構成を踏襲しつつ,項目を調整した.「I 章:感染症の基本的治療方針」では,今回「抗菌薬適正使用」の項目を追加し3項目を設け,「Ⅱ章:感染症診断の基本」として7 項目を設定し,感染症の治療および診断の基本について概説した.また各論として,「Ⅲ章:主な臓器別感染症」において主要な感染症の治療を取り上げ,「Ⅳ章:医療手技に関連する感染症」,「Ⅴ章:免疫不全患者における感染症」,「Ⅵ章;多剤耐性菌・院内感染菌への対応」,「Ⅶ章:感染予防策」について,治療方針を丁寧に解説した.各感染症に関して,その領域を代表する先生方にご執筆いただき,具体的処方例も記載されており,本シリーズの特徴である,実臨床で直ちに役立つ書となっていると自負している.
     本書は,診療や研究のお忙しいなかでご執筆いただいた先生方,また本書の企画・取りまとめをしてくださった南江堂および関係者の皆様のご尽力により,充実した内容となった.改めて,編集者として皆様に厚くお礼申し上げたい.
     本書が,感染症専門医,一般臨床医,そして研修医・専攻医の先生方に,実臨床で役立つ最新の情報を提供する一助となることを願っている.

    2025年1月
    編集者一同


    【目次】
    巻頭トピックス
      1.サイレントパンデミックとしての薬剤耐性(AMR)の問題
      2.mRNA技術の応用による新しいワクチン戦略
      3.新たな迅速診断法の普及がもたらす感染症診療の変化
      4.世界で進行する新しい抗菌薬開発
      5.エムポックスの現状―診療・予防の最前線
      6.蚊媒介感染症のわが国への影響
      7.新型コロナウイルス感染症(COVID-19)罹患後症状
      8.RSウイルス感染症 Up to Date
      9.肺非結核性抗酸菌症化学療法に関する見解(2023年改訂)を踏まえた診療

    Ⅰ章 感染症の基本的治療方針
      1.感染症診療のロジック―特に救急・集中治療領域に着目して
      2.抗菌薬適正使用
      3.抗微生物薬のEmpiric therapyとDe-escalation therapy

    Ⅱ章 感染症診断の基本
      1.不明熱への対応
      2.血液培養検査の考え方
      3.グラム染色とその他の染色法
      4.特殊培養が必要な微生物と注意点
      5.薬剤耐性検査の見方
      6.ブレイクポイントの考え方
      7.胸部画像診断の活用法

    Ⅲ章 主な臓器別感染症
     A.中枢神経感染症
      1.髄膜炎
      2.脳膿瘍,硬膜外膿瘍
      3.急性脳炎
     B.眼感染症
      1.眼感染症
     C.耳鼻科咽喉科感染症
      1.急性中耳炎
      2.副鼻腔炎
      3.咽頭・扁桃炎,急性喉頭蓋炎
      4.扁桃周囲膿瘍,咽後膿瘍
     D.循環器感染症
      1.感染性心内膜炎
      2.心筋炎,心膜炎
     E.呼吸器感染症
      1.Lemierre症候群
      2.百日咳
      3.市中肺炎
      4.院内肺炎(HAP)
      5.医療・介護関連肺炎(NHCAP),誤嚥性肺炎
      6.インフルエンザ
      7.肺膿瘍,膿胸
      8.ニューモシスチス肺炎
      9.肺真菌症
     F.腹腔内感染症
      1.細菌性腹膜炎
      2.胆道系感染症
      3.重症急性膵炎(膵壊死部感染)
     G.皮膚軟部組織感染症
      1.Fournier症候群,Fournier壊疽
      2.伝染性膿痂疹(とびひ)
      3.壊死性筋膜炎
      4.ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群
     H.骨・関節感染症
      1.人工関節周囲感染
      2.化膿性脊椎炎
      3.糖尿病性足感染症
     I.泌尿器・生殖器感染症
      1.膀胱炎
      2.腎盂腎炎
      3.無症候性細菌尿
      4.急性前立腺炎,急性精巣上体炎
     J.産科感染症
      1.妊娠中,分娩後に認められる感染症
     K.婦人科感染症
      1.骨盤内炎症性疾患
     L.性感染症
      1.梅毒
      2.淋菌感染症
      3.性器クラミジア感染症
      4.性器ヘルペス
     M.母子感染症
      1.先天性風疹症候群
      2.先天性サイトメガロウイルス感染症
      3.新生児ヘルペス
      4.B型肝炎ウイルス感染症
      5.先天性トキソプラズマ症
     N.特殊なウイルス感染症
      1.HIV感染症
      2.HTLV-1感染症
      3.重症熱性血小板減少症候群
     O.抗酸菌症
      1.結核
      2.非結核性抗酸菌症

    Ⅳ章 医療手技に関連する感染症
      1.カテーテル関連血流感染
      2.人工呼吸器関連下気道感染症
      3.カテーテル関連尿路感染症
      4.手術部位感染(SSI)

    Ⅴ章 免疫不全患者における感染症
      1.糖尿病患者における感染症
      2.がん患者における感染症
      3.膠原病・リウマチ性疾患患者における感染症
      4.HIV患者における感染症
      5.免疫再構築症候群(HIVおよびnon-HIV)

    Ⅵ章 多剤耐性菌・院内感染菌への対応
      1.メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)
      2.バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)
      3.メタロ-β-ラクタマーゼ(MBL)産生菌
      4.Clostridioides difficile感染症
      5.Candida auris感染症

    Ⅶ章 感染予防策
     A.感染予防策の基本
      1.感染予防策の基本
     B.ワクチン
      1.小児用ワクチン
      2.成人用ワクチン
  • 出版社からのコメント

    3年ごとの改訂で感染症領域における最新情報と治療指針を簡潔にまとめて提供.巻頭トピックスでは話題の9テーマを取り上げた.
  • 内容紹介

    感染症医および一般臨床医のために,3年ごとの改訂で年々進歩する感染症領域における最新情報と治療指針を整理し,簡潔にまとめて提供.巻頭トピックスでは,「mRNA技術の応⽤による新しいワクチン戦略」,「エムポックスの現状-診療・予防の最前線」など話題の9テーマを取り上げる.各論では,感染症の基本的な診断・治療から各臓器別感染症の治療,感染症予防策までを解説.最新の動向を踏まえた日常診療の指針となる一冊.

    【巻頭トピックス】
    1.サイレントパンデミックとしての薬剤耐性(AMR)の問題
    2.mRNA技術の応用による新しいワクチン戦略
    3.新たな迅速診断法の普及がもたらす感染症診療の変化
    4.世界で進行する新しい抗菌薬開発
    5.エムポックスの現状―診療・予防の最前線
    6.蚊媒介感染症のわが国への影響
    7.新型コロナウイルス感染症(COVID-19)罹患後症状
    8.RSウイルス感染症 Up to Date
    9.肺非結核性抗酸菌症化学療法に関する見解(2023年改訂)を踏まえた診療

感染症最新の治療2025-2027 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:南江堂
著者名:舘田一博(著)/大毛宏喜(著)/石井誠(著)
発行年月日:2025/01
ISBN-10:4524211462
ISBN-13:9784524211463
旧版ISBN:9784524229970
判型:規小
発売社名:南江堂
対象:専門
発行形態:単行本
内容:医学・薬学・歯学
言語:日本語
ページ数:304ページ
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