小農経済が変える食と農―労働と生命の再生産(グローバル時代の食と農〈5〉) [単行本]
    • 小農経済が変える食と農―労働と生命の再生産(グローバル時代の食と農〈5〉) [単行本]

    • ¥2,86086 ゴールドポイント(3%還元)
    • お取り寄せ
100000009003989490

小農経済が変える食と農―労働と生命の再生産(グローバル時代の食と農〈5〉) [単行本]



ゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済で「書籍」を購入すると合計12%ゴールドポイント還元!合計12%還元書籍の購入はゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済がお得です。
通常3%ゴールドポイント還元のところ、後日付与されるクレジット決済ポイント(1%)と特典ポイント(6%)、さらにご利用明細WEBチェックにご登録いただくと2%追加して合計12%ゴールドポイント還元!詳しくはこちら

価格:¥2,860(税込)
ゴールドポイント:86 ゴールドポイント(3%還元)(¥86相当)
お届け日:お取り寄せこの商品は、日時を指定できません。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:明石書店
販売開始日: 2024/10/25
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

小農経済が変える食と農―労働と生命の再生産(グローバル時代の食と農〈5〉) の 商品概要

  • 目次

     「グローバル時代の食と農」シリーズの刊行にあたって
     日本の読者へのメッセージ
     謝辞
     シリーズ編者による序文

    第1章 小農と社会変革
     分裂を生じさせる問題
     小農理論の政治的意義
     小農的農業と資本主義
     チャヤノフが「天才」である理由
     チャヤノフ流研究の系図

    第2章 チャヤノフが見出した主要な二つのバランス
     賃労働なき、資本なき生産単位としての小農経営体
     労働-消費バランス
     労働-消費バランスの政治的意義
     労働-消費バランスの科学的妥当性
     効用と労働苦痛のバランス
     主観的評価について
     自己搾取

    第3章 相互に影響しあう多様なバランス
     人間と生ける自然とのバランス
     生産と再生産のバランス
     内部資源と外部資源のバランス
     自律と依存のバランス
     規模と集約度のバランス(および農法の出現)
     逆境での前進を求める闘い
     統合体としての小農経営
     農民層分解についての最後の注釈

    第4章 より広い文脈における小農的農業の位置
     交換関係によって媒介される都市・農村関係
     移住によって媒介される都市・農村関係
     農業対食品加工・食品販売
     国家と小農層の関係
     農業の成長と人口増加のバランス

    第5章 単収
     労働主導型集約化の現在のメカニズム
     労働主導型集約化の意義と広がり
     労働主導型集約化が阻まれるとき
     何が労働主導型集約化を促進させるのか
     集約化と農業諸科学の役割
     小農は世界の人口を養うことができるのか?

    第6章 再小農化
     再小農化の過程とそのあらわれ方
     西ヨーロッパの再小農化:バランスの再調整

     用語説明
     訳者解説
     参考文献
  • 内容紹介

    ロシアの小農を対象に独特の体系を作り上げたチャヤノフの理論に基づき、小農の特性と多様性と柔軟性を重視するその論理を、技ないし芸術性に注目して現代の視座から再評価する。小農的農業が現代の行き詰った食と農のあり方を乗り越える鍵であることを示す。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ファンデルプルフ,ヤンダウェ(ファンデルプルフ,ヤンダウェ/Van Der Ploeg,Jan Douwe)
    1950年生まれ。オランダ・ワーヘニンゲン大学(WUR)名誉教授。中国北京にある中国農科大学(CAU)人文開発研究学院(COHD)の非常勤教授を兼任。長年にわたって調査および小農運動との連携にたずさわってきた。このため、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、アフリカ、アジアの諸大陸にわたる広範な地域の農について非常に造詣が深い。今もなお、小農的農業の再認識と強化にむけた地球規模の闘いに関与し続けている

    池上 甲一(イケガミ コウイチ)
    近畿大学農学部名誉教授。博士(農学・京都大学大学院農学研究科)。1952年、長野県生まれ。京都大学、近畿大学で教育・研究に従事。特定非営利活動法人西日本アグロエコロジー協会共同代表、家族農林漁業プラットフォーム・ジャパン常務理事。農業の社会経済学を目指して、日本、アフリカ、アジアの農村を歩き回り、農業・食料、水・環境、アグロエコロジー、フェアトレード、大規模農業投資などについて研究している

    松平 尚也(マツダイラ ナオヤ)
    大学非常勤講師、京都大学農学研究科博士後期課程、農業ジャーナリスト。専門は有機農業、小農論、農村社会学。有機農業経験を活かして農業者の実践の意義を研究

    山本 奈美(ヤマモト ナミ)
    京都大学大学院農学研究科研究員(非常勤)。博士(農学・京都大学大学院農学研究科)。専門は食農社会学

    黒田 真(クロダ マコト)
    フリーランス研究者。修士(農学・京都大学大学院農学研究科)。専門は東アフリカ地域研究、農業経済学。タンザニアにおける農業の商業化と小農社会の変化に関する研究を行う

    鶴田 格(ツルタ タダス)
    近畿大学農学部教授。博士(農学・京都大学大学院農学研究科)。専門はアフリカおよび東南アジアの農村社会研究。近年は日本の農村部で在来作物の種子システムの研究なども始めている
  • 著者について

    ヤンダウェ・ファンデルプルフ (ヤンダウェ ファンデルプルフ)
    1950年生まれ。オランダ・ワーヘニンゲン大学(WUR)名誉教授。中国北京にある中国農科大学(CAU)人文開発研究学院(COHD)の非常勤教授を兼任。ファンデルプルフは長年にわたって調査および小農運動との連携にたずさわってきた。このため、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、アフリカ、アジアの諸大陸にわたる広範な地域の農について非常に造詣が深い。著者は今もなお、小農的農業の再認識と強化にむけた地球規模の闘いに関与し続けている。チャヤノフ派の思想を拡げる作業は、この闘いの一部として位置づけられる。

    池上 甲一 (イケガミ コウイチ)
    近畿大学農学部名誉教授
    博士(農学・京都大学大学院農学研究科)
    1952年、長野県生まれ。京都大学、近畿大学で教育・研究に従事。特定非営利活動法人西日本アグロエコロジー協会共同代表、家族農林漁業プラットフォーム・ジャパン常務理事。農業の社会経済学を目指して、日本、アフリカ、アジアの農村を歩き回り、農業・食料、水・環境、アグロエコロジー、フェアトレード、大規模農業投資などについて研究している。著書に『食と農のいま』(共編著、ナカニシヤ出版、2011年)、『農の福祉力』(単著、農山漁村文化協会、2013年)、『現代社会と食の多面的機能』(責任編集、『季刊農業と経済』、英明企画編集、2022年)、『アフリカから農を問い直す』(分担、京都大学学術出版会、2023年)、『ほんとうのグローバリゼーションってなに?』(編著、農文協、2023年)など。

    松平 尚也 (マツダイラ ナオヤ)
    大学非常勤講師、京都大学農学研究科博士後期課程、農業ジャーナリスト。
    専門は有機農業、小農論、農村社会学。有機農業経験を活かして農業者の実践の意義を研究。主な論文に「有機農家の農場実践の社会学:プルフ農業社会学の2つの視点からの検討」(『有機農業研究』16(1):29-39、2024年)など。

    山本 奈美 (ヤマモト ナミ)
    京都大学大学院農学研究科研究員(非常勤)。
    博士(農学・京都大学大学院農学研究科)
    専門は食農社会学。近年の著作は「持続可能性と食の正義の実現に向けた有機学校菜園の現状と課題、可能性――米カリフォルニア州サンタクルーズのライフラボを事例に」(『農業と経済』88(4)、2022年)など。

    黒田 真 (クロダ マコト)
    フリーランス研究者
    修士(農学・京都大学大学院農学研究科)
    専門は東アフリカ地域研究、農業経済学。タンザニアにおける農業の商業化と小農社会の変化に関する研究を行う。主な論文に「タンザニア,イリンガ州高地農村における商業的トマト栽培の拡大過程」(『アフリカ研究』59:33-51、2001年)など。

    鶴田 格 (ツルタ タダス)
    近畿大学農学部教授
    博士(農学・京都大学大学院農学研究科)
    専門はアフリカおよび東南アジアの農村社会研究。近年は日本の農村部で在来作物の種子システムの研究なども始めている。編著に『アフリカから農を問い直す――自然社会の農学を求めて』(京都大学学術出版会、2023年)ほか。

小農経済が変える食と農―労働と生命の再生産(グローバル時代の食と農〈5〉) の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:ヤンダウェ ファンデルプルフ(著)/池上 甲一(監訳)/松平 尚也(訳)/山本 奈美(訳)/黒田 真(訳)/鶴田 格(訳)
発行年月日:2024/10/25
ISBN-10:4750358355
ISBN-13:9784750358352
判型:A5
発売社名:明石書店
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:177ページ
縦:21cm
他の明石書店の書籍を探す

    明石書店 小農経済が変える食と農―労働と生命の再生産(グローバル時代の食と農〈5〉) [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!