ふたつ星―出直し神社たね銭貸し(ハルキ文庫―時代小説文庫) [文庫]

ふたつ星―出直し神社たね銭貸し(ハルキ文庫―時代小説文庫) の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  お蔵茶屋“くら姫”の主・お妙の後見役で骨董商を営む蝸牛斎は、お妙の門出を祝うために催した茶席を機に、金儲けだけがすべての男・播磨屋呉公に恨まれ、ひどい災難に見舞われる。一方、出直し神社の手伝いの娘・おけいは、ムカデに足を咬まれて痛がるお妙のために、“なめくじらの婆”と呼ばれる評判の薬師のもとを訪ねることに。薬師が住む蔵に通ううち、おけいは神楽鈴のごとき美しい音色を耳にして…。千里眼を持つうしろ戸の婆は、人知れずもつれ合った人生をするするとほどいていく。懐の深い貧乏神を祀る神社にやってくる人々を濃やかに描く、人情×謎解き時代小説。

• 内容（「BOOK」データベースより）

  古物を買った男へ―たね銭貸し銀三粒也；帰ってきた邪魔者へ―たね銭貸し金三両也；井戸の底から甦った妖怪へ―たね銭貸し金一分也

• 内容紹介

  お蔵茶屋〈くら姫〉の主・お妙の後見役で骨董商を営む蝸牛斎は、お妙の門出を祝うために催した茶席を機に、金儲けだけがすべての男・播磨屋呉公に恨まれ、ひどい災難に見舞われる。
  一方、出直し神社の手伝いの娘・おけいは、ムカデに足を咬まれて痛がるお妙のために、〈なめくじらの婆〉と呼ばれる評判の薬師のもとを訪ねることに。
  薬師が住む蔵に通ううち、おけいは神楽鈴のごとき美しい音色を耳にして……。
  千里眼を持つうしろ戸の婆は、人知れずもつれ合った人生をするするとほどいていく。
  懐の深い貧乏神を祀る神社にやってくる人々を濃やかに描く、人情×謎解き時代小説。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  櫻部 由美子(サクラベ ユミコ)
  大阪府大阪市生まれ。銀行員、鍼灸師などを経て、２０１５年に『シンデレラの告白』で第７回角川春樹小説賞を受賞。２０２１年、『くら姫　出直し神社たね銭貸し』で第１０回日本歴史時代作家協会賞文庫書き下ろし新人賞を受賞

ふたつ星―出直し神社たね銭貸し(ハルキ文庫―時代小説文庫) の商品スペック