日欧文化比較と国家表象―「花の国・日本」の文明化と「ゲイシャ」イメージ [単行本]
    • 日欧文化比較と国家表象―「花の国・日本」の文明化と「ゲイシャ」イメージ [単行本]

    • ¥3,850116 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年7月25日金曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009003991725

日欧文化比較と国家表象―「花の国・日本」の文明化と「ゲイシャ」イメージ [単行本]



ゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済で「書籍」を購入すると合計12%ゴールドポイント還元!合計12%還元書籍の購入はゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済がお得です。
通常3%ゴールドポイント還元のところ、後日付与されるクレジット決済ポイント(1%)と特典ポイント(6%)、さらにご利用明細WEBチェックにご登録いただくと2%追加して合計12%ゴールドポイント還元!詳しくはこちら

価格:¥3,850(税込)
ゴールドポイント:116 ゴールドポイント(3%還元)(¥116相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年7月25日金曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:彩流社
販売開始日: 2025/01/11
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可
店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

日欧文化比較と国家表象―「花の国・日本」の文明化と「ゲイシャ」イメージ の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    欧米と日本、洋の東西の対立構造をめぐる比較文明論。「ゲイシャ」が「日本女性」さらには「日本」を表象することになる経緯に焦点をあて、開国から不平等条約の解消に至るまでの日本の文明化の過程と欧米と日本の交流の足跡を辿る。
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    序章 「花の国・日本」の文明と非文明
    第一章 ゆがんだ「ゲイシャ」イメージの苗床
    第二章 ジャポニスムと「日本女性」への関心
    第三章 「ゲイシャ」と「ムスメ」の国・日本
    第四章 世界に躍り出た「ゲイシャ」たち
    終章 日本の近代化と「ゲイシャ」イメージ
  • 出版社からのコメント

    「女に貞節のない国」、ゲイシャの日本、この独断と偏見を含んだ俗言の由来、これを生み出す欧米の日本観を考察した民衆文化論
  • 内容紹介

    本書は、幕末の不平等条約によって開港された港湾である条約港において、来日欧米人の間で流布した俗言「日本は、花に香り、鳥に歌、男に道義心、女に貞節のない国である」に注目し、日本女性および日本人についてのステレオタイプを拡散させたこの流言飛語の由来、そして、この俗言に内包されている欧米人の日本観の顕在化と言える「ゲイシャ」イメージの意味を考察している。これらに費やされた言説を史的に辿るにあたっては、根拠のない俗言を生み出すことになった史資料を収集検証し、客観的に「資料に語らせる」という実証的な方法を用いることとした。また「ゲイシャ」イメージの考察においては、その拡散の過程が視覚化されている図版や写真を用い、欧米人の視線を気にしながら西洋に倣い近代化を図った明治日本において、このイメージが、いかに欧米人の日本観と日本人の自国意識の相克を浮き彫りにするものであったかを明らかにした。しかしながら、史的事実の確認を辿る歴史学の方法に厳密に拘ることはせず、この俗言のような独断と偏見を含んだ、恣意的ともいえる言説や出来事について、しっかりと検証を行うことにした。それは「そのような噂や流言飛語が存在した」という事実からも、その文化総体の成立背景がより良く認められると考えたからである。一般には、こうした論を立てて行く場合、自らの使命としてキリスト教による文明化を第一に考えるヨーロッパ中心主義や帝国主義、植民地主義、そしてイングリッシュネス、ジャポニスムなどの様々な思潮との関連を考察する社会学的な視点が不可欠ではあるものの、この分野にはあえて深入りせず、開港交渉の記録、欧米使節団や外交官の報告書、日本の海外使節団や万国博覧会関係者の記録、新聞や雑誌などの定期刊行物の記事、世界漫遊家たちの残した日本見聞記、小説や演劇台本等、様々な分野における関連資料を渉猟することで、本書を民衆文化論として成り立たせるよう、より総体的にこうした事象を論じることにした。【図版多数収載】

    図書館選書
    幕末の来日欧米人の間で流布した俗言「女に貞節のない国」、「ゲイシャ」の日本……こうした独断と偏見を含んだ流言飛語が作り出す恣意的言説や出来事の由来、この俗言に内包される欧米の日本観の意味を考察する民衆文化論
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    飯田 操(イイダ ミサオ)
    1946年兵庫県生まれ。広島大学名誉教授。大阪教育大学大学院教育学研究科(英語教育専攻)修了。博士(学術)取得(広島大学)。広島大学大学院総合科学研究科教授(平成21年3月退職)
  • 著者について

    飯田 操 (イイダ ミサオ)
    いいだ・みさお 1946年兵庫県生まれ。広島大学名誉教授。大阪教育大学大学院教育学研究科(英語教育専攻)修了。博士(学術)取得(広島大学)。広島大学大学院総合科学研究科教授(平成21年3月退職)。著書に『シェイクスピア―喜劇とその背景』『エドワード・トマス―人とその詩』『エドワード・トマス ラフカディオ・ハーン』(以上文化評論出版)『釣りとイギリス人』『川とイギリス人』『パブとビールのイギリス』(以上平凡社)『エドワード・トマスとイングリッシュネス』(渓水社)『イギリスの表象―ブリタニアとジョン・ブルを中心として』『それでもイギリス人は犬が好き―女王陛下からならず者まで』(以上ミネルヴァ書房)『忠犬はいかに生まれるか―ハチ公・ボビー・パトラッシュ』(世界思想社)『ガーデニングとイギリス人―「園芸大国」はいかにしてつくられたか』(大修館書店)等がある。

日欧文化比較と国家表象―「花の国・日本」の文明化と「ゲイシャ」イメージ の商品スペック

商品仕様
出版社名:彩流社
著者名:飯田 操(著)
発行年月日:2025/01/10
ISBN-10:4779130158
ISBN-13:9784779130151
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:488ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:3cm
重量:435g
他の彩流社の書籍を探す

    彩流社 日欧文化比較と国家表象―「花の国・日本」の文明化と「ゲイシャ」イメージ [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!