日本弁護士総史―奉行所の世話人から渉外ローファームまでの200年余 [単行本]
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日本弁護士総史―奉行所の世話人から渉外ローファームまでの200年余 [単行本]



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出版社:勁草書房
販売開始日: 2024/12/14
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日本弁護士総史―奉行所の世話人から渉外ローファームまでの200年余 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    江戸期から近現代まで、その萌芽期から現代の「5万人時代」に至る流れを通観する。江戸から明治の間の知られざる継続、代言人から弁護士へ、戦後の新憲法・新司法制度・弁護士法、臨時司法制度調査会、司法制度改革に関する議論・関係法令の制定及び施行、そして今後の展望について。なぜか語られなかった弁護士の通史を令和に示す。
  • 目次

    はじめに
     弁護士制度の原点 繰り返した「二の次」扱い
     近代化がもたらした司法・弁護士制度の「特異性・ゆがみ」
     「在野」「在朝」奇妙な区分けと格差
     初めから圧倒的に少なかった担い手
     狭小なまま100年過ごした活動領域・職域
     歴史に挑んだ司法制度改革

    第1章 「江戸から明治へ」司法の断絶と継続
     弁護士の元始をたずねる
     江戸時代の司法と裁判
     公事宿・公事師とは
     開化を焦り過去の全てを切り捨て
     探り起こした法実務家の働き
     強固に繋がった江戸と明治

    第2章 圧縮した近代化の始まり
     江藤新平による急進策 代言・代書の公認
     訴訟代理─実態は江戸から地続き
     難関は裁判所全国配置
     法典の整備と法律家の創出

    第3章 法律専門職としての制度づくり
     代言人規則で免許制に
     「官」の監督下に─政治目的はらむ規則改正
     弁護士会の祖型が生まれる
     私立法律学校の台頭と「在朝」「在野」格差の固定化
     代言人、刑事弁護に

    第4章 代言人から弁護士へ
     立憲政体と法典近代化の完成
     代言人20年─高評得た「玉」嘲笑浴びた「石」
     自由民権の先頭に立って
     第1回帝国議会に弁護士法案
     玉石混交を曝け出した混乱

    第5章 隆盛期に至る地位の確立
     なぜ「弁護士」にしたか
     統治機構に根を張り、日本弁護士協会を発足
     水平運動に乗り出す
     偉才・花形が彩った黄金時代
     地位確立の面目躍如 米騒動で全国に出動
     隆盛期が産んだ陪審法

    第6章 衰微へ向かうなかの「三百」追放
     玉石混交から「大家」対「小家」に
     臨界点に達した階層分化
     東京弁護士会・日本弁護士協会が分裂
     昭和恐慌が広げた格差、堕ちる輿望
     難航した法案づくり─全面改正の中身
     「三百」再考 跳梁跋扈なのか求められたのか

    第7章 戦時へ 統制と抑圧に薄れゆく存在
     押し流される司法
     狭まり失われる居場所
     弾圧された抵抗、あげ続けた声
     人権蹂躙、総動員政策で調査と告発
     自由法曹団と労農弁護士団
     粛軍演説・腹切り問答・翼賛会違憲論
     「正業に就け」の叱声を浴びて
     司法街に焼け残った3棟の会館

    第8章 新憲法と新司法制度と新弁護士法
     弁護士が法相に 終戦2日後に幕開く新時代
     「稀有の脱皮」と呼ばれた法曹一元人事
     岩田法相の退場、司法部に起きた内紛
     日本国憲法の誕生
     2人の弁護士の働き
     急ごしらえを強いられた新しい司法
     最高裁人事で沸騰した内部衝突
     再度の置き去りを越え完全自治を獲る
     新弁護士法の概要と日弁連の発足

    第9章 臨時司法制度調査会という曲り角
     裁判遅延で早々にきしむ司法機構
     日弁連の宿題と意識した法曹一元化
     臨司は葬儀式場だったのか?
     広範な〝官製提言〟をした意見書
     割れた受けとめ─絶対拒否と是々非々と

    第10章 政治が揺さ振った司法の独立と弁護士自治
     荒れる公判が招いた法廷秩序法
     弁護士倫理策定と法廷秩序法改廃をめぐる意見対立
     偏向裁判批判から〝司法の危機〟へ
     弁護士界に飛ぶ火の粉
     突如出現した弁護人抜き裁判法案
     路線を転じた日弁連

    第11章 現代型職業像の形成過程
     産業経済の成長につれて
     中産層が産む法的需要
     のびる人権の外延
     共同化と専門化へのみち
     変容した自己定義と帰属意識
     タレント弁護士─現代型職業像の補論

    第12章 時代が求めた変革
     司法制度改革「前夜」の諸相
     旧態依然の綻び─刑事手続
     旧態依然の綻び─試金石となった刑法改正論議
     旧態依然の綻び─監獄法
     旧態依然の綻び─民事裁判
     旧態依然の綻び─弁護士の数と機能

    第13章 司法制度改革審議会への道
     先駆けは司法試験の門戸拡大
     「外圧」で外国弁護士受け入れ
     波立ち変化する職業理念
     日弁連、3度の宣言
     政府・経済界の行革と規制緩和
     審議会設置法が成立

    第14章 司法制度改革を一望する(総論)
     審議会の発足
     議論の経過
     最終意見書への評価
     推進本部から立法まで

    第15章 司法制度改革を一望する(各論)
     基盤を変える─裁判官制度とゼロ回答の法曹一元
     基盤を変える─法科大学院・法曹養成
     基盤を変える─法テラス誕生
     裁判を変える─迅速化法
     裁判を変える─民事手続と人事訴訟法
     裁判を変える─知財高裁を創設
     裁判を変える─仲裁とADR
     裁判を変える─労働審判の導入
     裁判を変える─行政事件訴訟法を初改正
     刑事司法を変える─目玉となった裁判員制度
     刑事司法を変える─検察審査会の強化
     刑事司法を変える─整理手続と証拠開示
     刑事司法を変える─被疑者にも国選弁護
     刑事司法を変える─光が当たる犯罪被害者
     変えられなかった捜査取調べと身柄拘束
     弁護士の制度・業務を変える─「社会生活上の医師」に
     弁護士の制度・業務を変える─アクセス改善
     弁護士の制度・業務を変える─倫理と懲戒
     弁護士の制度・業務を変える─執務態勢

    第16章 「21世紀を支える司法」はどこまで実現したか
     一気に押し寄せた新制度の大波
     躓いた大増員計画
     目論見外れた新養成制度
     ようやく手をつけた「新時代の捜査・公判」
     拡充が進まない法律扶助
     姿浮かぶ「社会生活上の医師」

    第17章 5万人時代の未来
     遅ればせの進展 職域・活動領域の開拓拡大
     変貌する景色─ポスト改革世代・女性・事務所の有りよう
     急速に、かつ深く進行するIT化
     歴史の轍とすぐそこに見える課題

    あとがき
    引用文献一覧
    事項索引
  • 内容紹介

    これまでなかった弁護士史。多彩な文献を引用しつつその全体像を描き出す。江戸期から、司法制度改革、そして5万人時代の未来まで。

    江戸期から近現代まで、その萌芽から現代の「5万人時代」に至る流れを通観する。江戸と明治の間の断絶、代言人から弁護士へ、戦後の新憲法・新司法制度・弁護士法、臨時司法制度調査会、そして司法制度改革に関する議論・関係法令の制定および施行、そして今後の展望について。なぜか語られなかった弁護士の通史を令和に示す。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    安岡 崇志(ヤスオカ タカシ)
    1951年東京都生まれ。1974年、早稲田大学政治経済学部を卒業し日本経済新聞東京社会部記者に。2011年、論説委員で退社。同年から2017年まで日本司法支援センター(法テラス)理事を務め、2011~14年に設置した法制審議会・新時代の刑事司法制度特別部会で取調べ録音録画の義務付けなど法改正の検討に加わった
  • 著者について

    安岡 崇志 (ヤスオカ タカシ)
    安岡 崇志(やすおか たかし)

    1951年東京都生まれ。1974年、早稲田大学政治経済学部を卒業し日本経済新聞東京社会部記者に。2011年、論説委員で退社。同年から2017年まで日本司法支援センター(法テラス)理事を務め、2011~14年に設置した法制審議会・新時代の刑事司法制度特別部会で取調べ録音録画の義務付けなど法改正の検討に加わった。

日本弁護士総史―奉行所の世話人から渉外ローファームまでの200年余 の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:安岡 崇志(著)
発行年月日:2024/12/20
ISBN-10:4326404450
ISBN-13:9784326404452
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:法律
言語:日本語
ページ数:336ページ
縦:21cm
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