ブック・ウォーズ―デジタル革命と本の未来 [単行本]
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ブック・ウォーズ―デジタル革命と本の未来 [単行本]



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出版社:みすず書房
販売開始日: 2025/01/25
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ブック・ウォーズ―デジタル革命と本の未来 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    ベストセラー小説『火星の人』の作者ウィアーに幸運をもたらしたのは、デジタル革命だ。彼は、ウェブサイトに作品をアップロードしたり、Kindle版を自ら出版したりしたことで多くの読者を得た。グーテンベルク以来、出版社という門番に認められない限り、原稿が本として広く読まれるチャンスはほとんどなかったが、今や、作品を読んでもらうために、出版社や実店舗書店を通す必要は必ずしもなくなっている。社会学者にして、独立系出版社Polityの経営にも携わる著者は、デジタル革命が書籍サプライチェーンを破壊して創りかえた歴史を、膨大な統計資料、約180件の出版・テック業界関係者インタビューから論じる。本の全ジャンルで印刷書籍が電子書籍に追い出されることはなかった。従来型書籍産業は、GoogleやAmazonといった巨人たちと「ブック・ウォーズ」を闘う羽目になった一方で、マーケティング新技術やクラウドファンディング型・サブスクリプション型出版モデルを手にしてもいる。オーディオブックという新形式も生まれた。さらに、小説をアップロードできるソーシャルメディアで、作者と読者が直接交歓して新たな作品が創られるようにもなっている。本の未来を憂う、すべての書籍産業関係者・読者のための新たなる基本書。
  • 目次

    まえがき
    序論

    第1章 電子書籍のためらいがちな出足
    電子書籍の起源と出現/電子書籍の売上パターンを細分化――水面下の状況を調べる/なぜばらつきがあるのか?/形態フォームと形式フォーマット/アメリカ以外の状況

    第2章 本の再発明
    デジタルショートの栄枯盛衰/大胆な試み/アプリケーションとしての電子書籍/本をアプリケーションとして再発明する/偽りの夜明け

    第3章 既刊本をめぐる戦い
    先制の一撃/名作をよみがえらせる/既刊本だけの電子書籍出版の限界

    第4章 グーグルの乱
    検索エンジン戦争/つきそうでつかない決着/スニペットの大きさ/グーグルブックスはどこへ向かうのか?

    第5章 上り調子のアマゾン
    アマゾンの台頭/司法省が参戦/アシェットとの対立/市場のパワー/心休まらない休戦

    第6章 可視性への闘い
    実店舗世界の可視性/メディアを介した可視性の変貌/アルゴリズムの勝利/読者へリーチする/出版界のスイス/ディスカウントによる可視性/デジタル時代の可視性

    第7章 自費出版の大爆発
    バニティプレスから独立系出版へ/電子書籍時代の自費出版業/あなただけの美しい本/自費出版というフィールドに参入したアマゾン/出版サービスという連続体スペクトラム/隠れた大陸/独立系の電子書籍の出版数を推定する/パラレルな世界と複数の経路

    第8章 本のクラウドファンディング
    クラウドファンディングの隆盛/直販型出版としてのクラウドファンディング/読者によるキュレーション/メインストリームの引力

    第9章 ブックフリックス
    スクリブドの賭け/オイスターの栄枯盛衰/キンドルアンリミテッドがシーンに登場/本のエコシステムにおけるサブスクリプション

    第10章 新たな声の文化オラリティ
    オーディオブックの発展/オーディブルの誕生/オーディオブックがルーティンに/オーディオブックのサプライチェーン/オーディオブックの制作/ページ上の演技/オーディオ・ビジュアル・コンテンツに埋もれる本

    第11章 ソーシャルメディアでのストーリーテリング
    物語のためのユーチューブを構築/無料で物語を共有する/物語からスタジオへ/物語から本へ

    第12章 オールドメディアとニューメディア
    クリエイティブ業界のデジタルディスラプション/データパワー/コンテンツプロセスの育成、文化の植民地化/デジタル時代の出版/読者のことを本気で考える/デジタル時代の本

    結論――流動する世界

    付録1 米大手商業出版社の売上データ
    付録2 調査手法についてのメモ
    原注
    索引
  • 出版社からのコメント

    原稿が書かれてから本が読者のもとに届くプロセスの全てに、デジタル技術が及ぼす影響を描きつくす。21世紀のメディア論の決定版。
  • 内容紹介

    〈アンディ・ウィアーは自分の幸運に目を疑った。ずっと作家になりたかったのだ。9歳のとき……以来ずっと〉(本書より)。
    ベストセラー小説『火星の人』の作者ウィアーに幸運をもたらしたのは、デジタル革命だ。彼は、ウェブサイトに作品をアップロードしたり、Kindle版を自ら出版したりしたことで多くの読者を得た。グーテンベルク以来、出版社という門番に認められない限り、原稿が本として広く読まれるチャンスはほとんどなかったが、今や、作品を読んでもらうために、出版社や実店舗書店を通す必要は必ずしもなくなっている。
    社会学者にして、独立系出版社Polityの経営にも携わる著者は、デジタル革命が書籍サプライチェーンを破壊して創りかえた歴史を、膨大な統計資料、約180件の出版・テック業界関係者インタビューから論じる。
    本の全ジャンルで印刷書籍が電子書籍に追い出されることはなかった。従来型書籍産業は、GoogleやAmazonといった巨人たちと「ブック・ウォーズ」を闘う羽目になった一方で、マーケティング新技術やクラウドファンディング型・サブスクリプション型出版モデルを手にしてもいる。オーディオブックという新形式も生まれた。さらに、小説をアップロードできるソーシャルメディアで、作者と読者が直接交歓して新たな作品が創られるようにもなっている。
    本の未来を憂う、すべての書籍産業関係者、読者のための新たなる基本書。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    トンプソン,ジョン・B.(トンプソン,ジョン・B./B.Thompson,John)
    社会学者。ケンブリッジ大学名誉教授。アンソニー・ギデンズのもとで学び、Political Scandalではアマルフィ賞を受賞。商業出版・学術出版のそれぞれを対象とした研究でも知られ、本書はその集大成。ギデンズと共に出版社Polityの経営に携わる

    久保 美代子(クボ ミヨコ)
    翻訳家。大阪外国語大学卒業
  • 著者について

    ジョン・B・トンプソン (ジョントンプソン)
    社会学者。ケンブリッジ大学名誉教授。アンソニー・ギデンズのもとで学び、邦訳のある『批判的解釈学――リクールとハーバマスの思想』(山本啓・小川英司訳、法政大学出版局、1992)や、Political Scandal: Power and Visibility in the Media Age(2000)などの著作がある。Political Scandalではアマルフィ賞を受賞。Books in the Digital Age: The Transformation of Academic and Higher Education Publishing in Britain and the United States(2005)、Merchants of Culture: The Publishing Business in the Twenty-First Century(2010、2012)など、商業出版・学術出版のそれぞれを対象とした研究でも知られ、本書はその集大成。ギデンズと共に出版社Polityの経営に携わる。

    久保美代子 (クボミヨコ)
    (くぼ・みよこ)
    翻訳家。大阪外国語大学卒業。おもな訳書に、ヤンシー・ストリックラー『2050年を生きる僕らのマニフェスト――「お金」からの解放』(早川書房、2023)、アリ・ラッタンシ『14歳から考えたい レイシズム』(すばる舎、2021)、カーラ・ヴァレンタイン『殺人は容易ではない――アガサ・クリスティーの法科学』(化学同人、2023)などがある。
    *ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

ブック・ウォーズ―デジタル革命と本の未来 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:みすず書房
著者名:ジョン・B. トンプソン(著)/久保 美代子(訳)
発行年月日:2025/01/23
ISBN-10:4622097494
ISBN-13:9784622097495
判型:B6
発売社名:みすず書房
対象:一般
発行形態:単行本
内容:経済・財政・統計
言語:日本語
ページ数:704ページ
縦:20cm
重量:690g
その他: 原書名: BOOK WARS The Digital Revolution in Publishing〈Thompson,John B.〉
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