尊厳概念の転移 [単行本]
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尊厳概念の転移 [単行本]



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出版社:法政大学出版局
販売開始日: 2024/12/27
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尊厳概念の転移 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    尊厳とともに人間観を再構築する。本居宣長、中江兆民、和辻哲郎、丸山眞男から、仏教、イスラム教、朝鮮朱子学、東学、現代の韓国、中国、台湾の哲学思想、そして文学まで。非欧米圏の伝統思想の内実に入り込み、「人間観」の再構築を目指す。
  • 目次

    編者前書き 比較研究による人間観の再構築に向けて(小島毅)

    第Ⅰ部 文化伝統のなかの人間観
    1 日本群島と総合的人間(小倉紀蔵)
    2 伝統思想における尊厳概念──十七・十八世紀の日本思想とその方法から(清水正之)
    3 「揺れる情(こころ)」の緩和ケア──病棟で本居宣長を考える(土屋宣之)
    4 人間と動物の本性は同じか異なるか──朝鮮朱子学の人物性同異論争(金光来)
    5 イスラム教における人間観──カラーマと義務賦課の観点から(菊地達也)
    6 イスラームにおける尊厳と尊厳死(消極的安楽死)──ファトワーの分析を中心に(青柳かおる)

    第Ⅱ部 尊厳概念の転移(日本)
    1 中江兆民思想における尊厳と自由・平等観──フランス共和主義の導入を中心として(エディ・デュフルモン)
    2 近代仏教における縁起と尊厳(前川健一)
    3 〈弱さ〉の尊厳の提起──日本の「私小説」における日常生活の実相に導かれて(ギブソン松井佳子)
    4 和辻哲郎における尊厳概念──人間存在の否定性(犬塚悠)
    5 自由と徳性──丸山眞男の尊厳認識(商兆琦)

    第Ⅲ部 尊厳概念の転移(東アジア)
    1 東学の気化的人間観(趙晟桓)
    2 朴鍾鴻哲学の創造的人間観における尊厳の問題(郭旻錫)
    3 唐君毅の「自作主宰」──人格尊厳の根拠として(小島毅)
    4 張君勱の憲法制定活動からみる「人間の尊厳」の思想的基盤(中村元哉)
    5 周作人「人間の文学」に見る中国近代知識人の「人間」観(牧角悦子)
    6 「科学と人生観」論争とその綻び──一九二〇年代中国における尊厳の位置(石井剛)
    7 日本統治時代の台湾人の尊厳とは?──『台湾民報』系の言論を中心に(陳文松/原口直希゠訳)
    8 戦後台湾における尊厳の概念史(陳建守/古谷創゠訳)
    9 教育学者張彭春の思想過程とその「世界人権宣言」に対する影響(一九二三~一九四八)(劉蔚之/胡華喩゠訳)

    編者後書き 「尊厳学」の中の非欧米圏(加藤泰史)

    執筆者・訳者紹介
  • 出版社からのコメント

    非欧米圏の伝統思想を「尊厳」という観点から分析し、人間の捉え方の異同を明らかにして比較研究による「人間観」の再構築を目指す。
  • 内容紹介

    以前から「尊厳」という概念が西洋文明由来の特殊なものであることは指摘されてきた。本論集は、本居宣長、中江兆民、和辻哲郎、丸山眞男らの哲学思想から、仏教、イスラム教、朝鮮朱子学、東学、現代の韓国と中国、台湾の哲学思想、そして文学まで、非欧米圏の伝統思想を「尊厳」という観点から分析する。単なる語彙比較ではなく、その思想の内実に入り込み「人間観」の再構築を目指す。

    図書館選書
    非欧米圏の伝統思想を「尊厳」という観点から分析する。その思想の内実に入り込み、「人間」の捉え方の異同を明らかにして、「人間観」の再構築を目指す。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    小島 毅(コジマ ツヨシ)
    1962年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。東京大学大学院人文社会系研究科教授。中国思想史

    加藤 泰史(カトウ ヤスシ)
    1956年生まれ。名古屋大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。椙山女学園大学外国語学部教授、一橋大学名誉教授。哲学・倫理学
  • 著者について

    小島 毅 (コジマ ツヨシ)
    小島 毅(コジマ ツヨシ)
    1962年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。東京大学大学院人文社会系研究科教授。中国思想史。『近代日本の陽明学』(講談社学術文庫、2024年)、『儒教の歴史』(山川出版社、2017年)、『朱子学と陽明学』(ちくま学芸文庫、2013年)、ほか。

    加藤 泰史 (カトウ ヤスシ)
    加藤 泰史(カトウ ヤスシ)
    1956年生まれ。名古屋大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。椙山女学園大学外国語学部教授、一橋大学名誉教授。哲学・倫理学。『人文学・社会科学の社会的インパクト』(共編著、法政大学出版局、2023年)、『スピノザと近代──ドイツ思想史の虚軸』(編著、岩波書店、2022年)、Kant’s Concept of Dignity, Berlin/Boston: De Gruyter, 2019 (Gerhard Schönrichとの共編著)、ほか。

尊厳概念の転移 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:法政大学出版局
著者名:小島 毅(編)/加藤 泰史(編)
発行年月日:2024/12/31
ISBN-10:458815141X
ISBN-13:9784588151415
判型:A5
発売社名:法政大学出版局
対象:教養
発行形態:単行本
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:534ページ
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