新・道徳教育はいかにあるべきか―道徳教育学の構築/次期学習指導要領への提言 [単行本]
    • 新・道徳教育はいかにあるべきか―道徳教育学の構築/次期学習指導要領への提言 [単行本]

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新・道徳教育はいかにあるべきか―道徳教育学の構築/次期学習指導要領への提言 [単行本]



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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2024/12/09
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新・道徳教育はいかにあるべきか―道徳教育学の構築/次期学習指導要領への提言 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    道徳教育学フロンティア研究会による論集第三弾。文部科学省・中央教育審議会では、二〇二八年頃の次期学習指導要領の改訂に向けて準備が進められている。本書では、これまでの二冊に続き、学際的な道徳教育学の「最前線」を提示するとともに、道徳科成立後の動向をふまえ、その課題と問題点を明らかにしながら次期学習指導要領の改訂案を具体的に提言していく。
  • 目次

    はじめに

    序 章 これからの道徳教育の方向性(荒木寿友)
     1 学校教育に課せられた役割と道徳教育の位置づけ
     2 学校で身につける知識や技能をどう用いるのか
     3 コンピテンシーとしての批判的思考と道徳との関連
     4 学校に文化としての道徳教育を位置づけていくということ


     第Ⅰ部 道徳教育学構築に向けて
      
    第1章 昭和戦前期における修身教授改革論の諸相――松本浩記の修身教育認識(江島顕一)
     1 修身教授改革論――問題の所在
     2 松本浩記の修身教育認識――一九三〇年前後
     3 松本浩記の修身教育論――『新修身教育論』
      
    第2章 戦後中学校道徳副読本の変遷――道徳教科書の前史として(緒賀正浩)
     1 副読本研究の現状と本章の問題設定
     2 副読本の残存状況と本章で使用する範囲
     3 特設道徳設置前後の副読本
     4 文部省資料と副読本
     5 副読本の三五資料掲載へ
     6 今後の副読本史研究に向けて
      
    第3章 「特別の教科 道徳」の制度論的再考――課題と提言(貝塚茂樹)
     1 道徳科の制度的再考の必要性
     2 教員養成の充実と「専門免許」の創設
     3 教育法規を基準とした内容項目の厳選
     4 道徳科と「行動の記録」の関連性
      
    第4章 配分的正義とメリトクラシー――アリストテレス倫理学の視点から現代の道徳教育を捉え直す(酒井健太朗)
     1 問題の所在
     2 学習指導要領及び『解説』における「公正、公平、社会正義」に関する記述とその問題点
     3 アリストテレス『ニコマコス倫理学』における配分的正義に関する記述
     4 アリストテレスの配分的正義はメリトクラシーか
     5 学習指導要領及び『解説』に対する提案
     6 道徳教育はいかにあるべきか――アリストテレス倫理学を参照軸として

    第5章 道徳的価値の理解と自覚(小池孝範)
     1 道徳教育における自覚について
     2 「人格の完成」と道徳
     3 「自覚」について
     4 道徳的価値の理解と自覚について
      
    第6章 道徳的主体としての自己はいかに立ち現れるのか――「現代的な課題」に向き合う自己のありよう(走井洋一)
     1 道徳教育における自己の問題
     2 教科化に向けた議論の中での自己の扱われ方
     3 これまでの自己概念にどのような問題があるのか
     4 道徳的主体としての自己をどのように捉えるのか
     
    第7章 エージェンシーの発揮と対話する道徳教育 ――ウェルビーイングの実現に向けて(荒木寿友)
     1 エージェンシーとウェルビーイングの台頭
     2 教育の目的としてのウェルビーイング
     3 ウェルビーイングが内包する矛盾
     4 ダイナミックな二重局面としてのウェルビーイング
     5 エージェンシーを構成する要素とエフィカシー(効力感)
     6 対話によるウェルビーイングの実現

    第8章 倫理学の知見に基づく道徳科の単元開発(高宮正貴)
     1 道徳的諸価値の本質的な関連を捉える必要性
     2 道徳的諸価値の本質的な関連を捉える単元構想
     3 「本質的な概念」に基づく単元構想
     4 「多様性」の概念に基づく単元開発と授業実践
     5 道徳的諸価値の関連を捉える単元開発、教材開発、授業実践のために

    第9章 道徳科学習における言語活動の充実についての一考察(木下美紀)
     1 問題の所在
     2 言語活動の充実が求められる社会的背景
     3 言語活動について
     4 具体的な構想


     第Ⅱ部 次期学習指導要領に向けての提言

    概 説(貝塚茂樹)
      
    第10章 目 標――道徳教育、道徳科の目標の課題と今後の方向性(荒木寿友)
     1 教育政策の流れ
     2 第四期教育振興基本計画で何が提起されたか
     3 新たな教育施策から導かれる道徳教育、道徳科の目標
    第10章座談会――目標(荒木寿友)
      
    第11章 内 容――学習指導要領「道徳」の内容構成の課題と検討の方向性(西野真由美)
     1 内容構成をめぐる課題
     2 「内容」の構成要素の見直し
     3 OECD Education 2030 のカリキュラム研究における「態度・価値(観)」
     4 内容の構造化――見方・考え方に基づく概念基盤型カリキュラムの構想
    第11章座談会――内容(西野真由美)
      
    第12章 教科書――道徳科教科書の成果と課題(走井洋一)
     1 道徳教育における教科書制度と検定制度
     2 学習指導要領における内容の取り扱いに関する記述の変遷
     3 道徳科教科書の現状
     4 道徳科教科書の成果と課題
     5 学習指導要領の改訂案
    第12章座談会――教科書(走井洋一)
      
    第13章 方 法――二〇一七(平成二九)年告示学習指導要領「道徳」の方法論的観点からの検討(足立佳菜)
     1 方法に関する動向
     2 学習指導要領改訂案の骨子
     3 学習指導要領の改訂案
    第13章座談会――方法(足立佳菜)
      
    第14章 評 価――「評価」の課題と新たな方向性に向けて(関根明伸)
     1 評価の現状
     2 現行の評価への主な批判
     3 学習指導要領改善の方向性
     4 学習指導要領及び『解説』の改訂案
     5 次期学習指導要領改訂へ向けて
    第14章座談会――評価(関根明伸)

    おわりに
    事項索引
    人名索引
  • 出版社からのコメント

    目標・内容・教科書・指導法・評価…各カテゴリーでこれまでの学習指導要領を検証し、次期学習指導要領の具体的なモデルを描き出す
  • 内容紹介

    日本の道徳教育の未来を提言する
    道徳教育学フロンティア研究会による論集第三弾。文部科学省・中央教育審議会では、2028年頃の次期学習指導要領の改訂に向けて準備が進められている。本書では、これまでの二冊に続き、学際的な道徳教育学の「最前線」を提示するとともに、道徳科成立後の動向をふまえ、その課題と問題点を明らかにしながら次期学習指導要領の改訂案を具体的に提言していく。
  • 著者について

    道徳教育学フロンティア研究会 (ドウトクキョウイクガクフロンティアケンキュウカイ)
    道徳教育学フロンティア研究会
    会  長 貝塚茂樹
    事務局長 江島顕一
    会  員 約30名(2024年9月現在)

新・道徳教育はいかにあるべきか―道徳教育学の構築/次期学習指導要領への提言 の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房
著者名:道徳教育学フロンティア研究会(編)
発行年月日:2024/11/10
ISBN-10:4623098427
ISBN-13:9784623098422
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:教育
言語:日本語
ページ数:308ページ
縦:21cm
横:15cm
厚さ:2cm
重量:520g
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