有機ラジカル反応の基礎―その理解と考え方 改訂2版 [単行本]
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有機ラジカル反応の基礎―その理解と考え方 改訂2版 [単行本]



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出版社:丸善出版
販売開始日: 2025/01/31
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有機ラジカル反応の基礎―その理解と考え方 改訂2版 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    ラジカル反応は、ラジカル種の不安定性から有機合成での利用は難しいと考えられる傾向があるが、正しい知識を身につければ、反応機構も明らかにでき、合成の制御も可能となる。本書は、学生に定評のある著者の集中講義の内容・講義資料をもとに、講義では触れられなかった最新の動向を盛り込んだテキストである。改訂2版では、進展が目覚ましい光レドックス触媒をはじめとした一電子移動がからむラジカル反応の記載を大幅に拡充。研究を進めるうえで必要な基礎を平易に、かつ丁寧に解説した。また、演習により理解度を確かめることができ、自習用としても活用できる。
  • 目次

    1 ラジカル種とその安定性
       炭素ラジカル種と関連する炭素活性種
       安定なラジカル種とは
       酸素分子のラジカル種としての反応性
       炭素ラジカルの構造:πラジカルとσラジカル
       置換基によるラジカルの安定化:σ-π超共役とπ共役
       【コラム1】ラジカル反応と人名反応
       演習で理解しよう ラジカル反応のメカニズム:1

    2 ラジカル反応の種類と制御ファクター
       代表的なラジカル反応のまとめ
       ホモリシス
       カップリングと不均化反応
       ラジカル付加反応
       β開裂反応
       α開裂反応
       ラジカル置換反応
       ラジカル反応を理解するのに重要な性質1:ラジカル極性効果
       ラジカル反応を理解するのに重要な性質2:炭素ラジカルの性質
       ラジカル反応を理解するのに重要な性質3:persistent radicalとtransient radical
       【コラム2】たくさんのBarton反応
       演習で理解しよう ラジカル反応のメカニズム:2

    3 連鎖型ラジカル反応
       トリブチルスズヒドリドを用いるラジカル連鎖反応
       ラジカル連鎖反応における生成物の生成段階
       臭素ラジカルによる連鎖型ラジカル反応:水素引抜き反応と付加反応
       【コラム3】ラジカル反応の速度決定に対するKeith U. Ingold教授の貢献
       演習で理解しよう ラジカル反応のメカニズム:3

    4 ラジカル環化反応とその応用
       原子およびグループ移動を伴う環化反応
       分子内ラジカル置換による環化反応
       イミン結合へのラジカル環化反応
       【コラム4】ラジカルクロック
       演習で理解しよう ラジカル反応のメカニズム:4

    5 電子移動によるラジカル反応
       一電子還元によるラジカル反応
       【コラム5】酸化還元電位と電子移動:「上から下へ」のススメ
       SRN1反応
       BHAS反応
       一電子酸化によるラジカル反応
       【コラム6】サイクリックボルタンメトリー
       演習で理解しよう ラジカル反応のメカニズム:5

    6 連続型ラジカル反応の考え方
       連続ラジカル反応の考え方
       ラジカルメディエーターとしてはたらくUMCT試薬を用いる反応
       演習で理解しよう ラジカル反応のメカニズム:6

    7 光レドックス触媒によるラジカル反応
       光レドックス触媒としてはたらくRu錯体とIr錯体
       有機色素を光レドックス触媒とする変換反応
       光励起による強力な一電子還元剤の生成
       光触媒/遷移金属触媒協働型変換反応
       【コラム7】レドックスニュートラルとは
       プロトン共役電子移動を鍵とする変換反応
       【コラム8】Stern-Volmer解析
       量子収率と連鎖機構
       光照射系でのエネルギー移動やEDA錯体を活用する反応
       【コラム9】量子収率
       【コラム10】EDA錯体による反応戦略
       演習で理解しよう ラジカル反応のメカニズム:7

    8 C-H結合開裂を活用するラジカル反応
       C-H結合の強さと切れやすさ
       分子内反応による位置選択的なC-H結合の開裂
       分子間反応による位置選択的なC-H結合の開裂
       演習で理解しよう ラジカル反応のメカニズム:8

    9 制御ラジカル重合の考え方
       ラジカル重合反応
       リビングラジカル重合反応とその種類
       【コラム11】プラスチックの光触媒と酸素による分解

    10 有用な反応速度定数と酸化還元電位
       反応速度定数
       酸化還元電位

    11 さらなる学びのための参考文献

     略語一覧
     世界のラジカルケミスト(有機合成分野)マップ
     索  引
  • 出版社からのコメント

    集中講義の内容・講義資料をもとに、ラジカル反応の基礎から反応を制御するうえで鍵となる反応機構について、平易にかつ丁寧に解説。
  • 内容紹介

    ラジカル反応は,ラジカル種の不安定性から有機合成での利用は難しいと考えられる傾向があるが,正しい知識を身につければ,反応機構も明らかにでき,合成の制御も可能となる.
     本書は,学生に定評のある著者の集中講義の内容・講義資料をもとに,講義では触れられなかった最新の動向を盛り込んだテキストである.改訂2版では,進展が目覚ましい光レドックス触媒をはじめとした一電子移動がからむラジカル反応の記載を大幅に拡充.研究を進めるうえで必要な基礎を平易に,かつ丁寧に解説した.また,演習により理解度を確かめることができ,自習用としても活用できる.
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    柳 日馨(リュウ ニチケイ)
    大阪大学大学院工学研究科博士後期課程修了、工学博士。日本学術振興会奨励研究員、大阪大学工学部助手、同助教授を経て、2000年より大阪府立大学大学院理学系研究科教授。現在は大阪公立大学特任教授と台湾・国立陽明交通大学講座教授をつとめる

    川本 拓治(カワモト タクジ)
    大阪府立大学大学院理学系研究科博士後期課程修了、博士(理学)。大阪府立大学博士研究員、米国・ピッツバーグ大学化学科博士研究員(D.P.Curran教授)を経て2015年より山口大学大学院医学系研究科助教、2022年より山口大学大学院創成科学研究科准教授。専門は有機ラジカル種による合成化学、有機フッ素化学

有機ラジカル反応の基礎―その理解と考え方 改訂2版 の商品スペック

商品仕様
出版社名:丸善出版
著者名:柳 日馨(著)/川本 拓治(著)
発行年月日:2025/01/30
ISBN-10:4621310704
ISBN-13:9784621310700
旧版ISBN:9784621089231
判型:A5
発売社名:丸善出版
対象:専門
発行形態:単行本
内容:化学
言語:日本語
ページ数:200ページ
縦:21cm
横:15cm
厚さ:1cm
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