行政と司法のもたれ合い構造を問う 伊東市都市計画道路変更決定事件 逆転勝訴の記録 [単行本]

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行政と司法のもたれ合い構造を問う 伊東市都市計画道路変更決定事件 逆転勝訴の記録 [単行本]



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出版社:言叢社
販売開始日: 2024/11/25
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行政と司法のもたれ合い構造を問う 伊東市都市計画道路変更決定事件 逆転勝訴の記録 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    本書は、まちづくりにおける、住民たちの行政・司法への率直な疑問と強い怒り、抵抗する住民たちによる緻密な情報収集、そして粘り強い闘いの物語である。成熟社会に入った今日のまちづくりにおける、計画論(マスタープラン)、都市計画決定、市民参加のあり方を考えるための必見の書。
  • 目次

    序 なぜ本書刊行に至ったか
    一章 判例依存、思考停止の司法への疑問
    はじめに
    1 新・都市計画法の制定と「却下」判例について
    2 根拠のない「処分性無し」の法理
    3 一般的・抽象的決定、対象は不特定・多数という判決理由の問題点
    4 後続段階での権利回復は可能か―仙台高裁判決を事例に
    5 事情判決と「公共の利益」の関係をめぐって
    6 盛岡訴訟と最高裁の「受忍限度」判決
    7 まとめとして―払拭されない旧判例の残像

    二章 静岡地裁の訴訟指揮/判決の問題点
    はじめに
    1 弁護士探しから伊東市の行政訴訟参加、「10号事件」取下げまで   弁護士探しから「10号事件」取り下げ要請、「裁量権」による棄却判決まで
    2 地裁の裁判権侵害と司法不信
    3 都市計画道路の「裁量権」に関する論点
    4 高裁控訴のため「原判決取消の理由書」を提出
    5 まとめとして―行政と司法の「もたれ合い」を克服するために
    [参考資料1] 原判決取消の理由書

    三章 都市計画道路の変更内容の違法性について                 
    実態と乖離した合理性、妥当性なきデータ操作のカラクリ
    はじめに
    1 計画変更の理由・その1:将来交通量と人口予測の関係
    2 計画変更の理由・その2:道路構造令の解釈・運用
    [参考資料2] 無理強いする行政と業者等のモラルと責任
    [参考資料3] 関連の行政計画等             

    四章 計画変更手続における違法性
    原案作成・住民説明・最終決定段階の検証
    はじめに
    1 原案作成段階における手続無視・違反
    2 住民説明段階での手続の問題点
    3 最終決定段階における手続違反
    [参考資料4] 住民説明会の経過と変更決定の変遷記録
    著者の面影を追って

    生きた証 感謝にかえて

    年表:伊東市のまちづくり・道路づくりと都市計画道路変更決定事件の経緯
    《資料篇》
    東京高裁 判決文 
    静岡地裁 判決文(一部省略)
  • 出版社からのコメント

    成熟社会に入った今日のまちづくりにおける計画論(マスタープラン)、都市計画決定、市民参加のためのあり方を考える必見の書。
  • 内容紹介

    都市計画における道路建設の決定や変更は、まちづくりの骨格となる事業であり、市民の重要な生活・生涯設計の基盤をなす出来事である。
     1957(昭和32)年、静岡県伊東市は、市街地九路線の都市計画道路事業を決定。しかし、著者・島田靖久自身の実家が沿線にある、一部市道の未整備区間が、2024年現在もこの事業は放置されたままになった。沿線住民は拡張計画による自家の建築規制を長期にわたり、受け続ける現実に立たされることになった。
     早期着手の希望も空しく時代の変化により計画は二転三転。その間、行政の不誠実な対応、約束の不実行、記録の改竄、ウソの報告等、に怒った住民が、都市計画道路変更決定の取消訴訟に立ち上がる。1997(平成9)年、一審地裁では被告である行政を追認、2003年、住民の訴えは棄却となる。しかし、2005年、二審の高裁で「逆転勝訴」、2008年最高裁でも行政の主張は棄却、住民勝訴が確定された。この都市計画道路の裁判で却下されずに審理が進み、住民訴訟の「勝訴」が決定したのは、日本で初めてではなかったか。
     行政・司法への率直な疑問からはじまる存在的な強い怒りを土台に、対抗する緻密な情報収集、粘り強い意志の闘いの物語である。
  • 著者について

    島田 靖久 (シマダヤスヒサ)
    1940年、静岡県伊東市に7人兄弟の次男として出生。家は、江戸期には農業の傍ら持ち回り的な地元の八幡神社・禰宜(鍵取り別当:松月院・僧都)を務め、明治以降は世襲制の宮司職となる(祖父は旧村の村長を務め、父は教職を兼務)。
     県立伊東高等学校をへて、早稲田大学理工学部建築学科卒業、同理工学研究科修士終了。1級建築士収得。1971(昭和46)年、東京で環都市建築設計事務所を立上げ、㈱環設計代表・所長を32年間務めた。2007(平成19)年に伊東市に帰郷。2023年10月逝去。

行政と司法のもたれ合い構造を問う 伊東市都市計画道路変更決定事件 逆転勝訴の記録 の商品スペック

商品仕様
出版社名:言叢社
著者名:島田 靖久(著)
発行年月日:2024/11/23
ISBN-13:9784862090911
判型:A5
発売社名:言叢社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:法律
言語:日本語
ページ数:255ページ ※199,56p
縦:21cm
横:15cm
厚さ:1cm
重量:390g
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