都市の産学連携エコシステム [単行本]

都市の産学連携エコシステム [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  日本が参考にすべき都市の産学連携エコシステムは、郷土愛に裏打ちされた世代を超える人材育成のしくみと、科学技術への飽くなき探求心を育む地域の大学を中心とした欧米の第二第三の都市にあった。シャンペーン／アーバナ、マディソン、ロチェスター、ニュルンベルグ、リムリック…。

• 目次

  はしがき
  
  序論
  
  第1部　産学連携に関する不動産業の視点
  
  第1章　産学連携エコシステムとは
  　1．はじめに
  　2．産学連携の系譜
  　3．産学連携の不動産アセット
  　4．産業連携エコシステム
  　5．おわりに
  
  第2章　なぜ海外の地方都市に着目するのか
  　1．はじめに
  　2．海外の地方に着目する理由
  　3．どの都市に着目するか
  　4．大学について
  　5．おわりに
  　補論
  
  第3章　米国・日本の代表的なリサーチパーク──Stanford Research Parkを中心として──
  　1．はじめに
  　2．Stanford Research Park
  　3．インキュベータ・アクセラレータ
  　4．米国のその他のリサーチパーク
  　5．日本の代表的なリサーチパーク
  　6．日本のその他のリサーチパーク
  
  第2部　米国サンベルト
  
  第4章　高度人材を魅きつけるサンディエゴ
  　1．はじめに
  　2．サンディエゴの大学
  　3．サンディエゴの産業界
  　4．サンディエゴにおける財団などの主な諸団体
  　5．サンディエゴにおける主な産学連携の不動産アセット
  　6．おわりに
  
  第5章　企業・コンソーシアム誘致を発展の糧とするオースティン
  　1．はじめに
  　2．オースティンの主要産業
  　3．オースティンの大学
  　4．オースティンにおける民間のリサーチパーク・インキュベータ／アクセラレータ
  　5．オースティンにおける寄付
  　6．オースティンの生活・事業環境
  　7．おわりに
  
  第3部　米国ラストベルト
  
  第6章　大学と産業構造の転換をはかったピッツバーグ
  　1．はじめに
  　2．ピッツバーグの大学
  　3．ピッツバーグの産業界
  　4．ピッツバーグにおける財団などの主な諸団体
  　5．ピッツバーグにおける主な産学連携の不動産アセット
  　6．おわりに
  
  第7章　Deep techに向かうシカゴ
  　1．はじめに
  　2．シカゴの主要産業
  　3．シカゴの大学
  　4．シカゴの産業界
  　5．シカゴにおける財団などの主な諸団体
  　6．シカゴにおける主な産学連携の不動産アセット
  　7．おわりに
  
  第8章　Micro-Urban Communityとして新産業創造に取り組むシャンペーン／アーバナ
  　1．はじめに
  　2．シャンペーン／アーバナの大学
  　3．シャンペーン／アーバナの産業界
  　4．シャンペーン／アーバナにおける財団などの主な諸団体
  　5．シャンペーン／アーバナにおける主な産学連携の不動産アセット
  　6．おわりに
  
  第9章　大学とともに成長するマディソン
  　1．はじめに
  　2．マディソンの大学
  　3．マディソンの産業界
  　4．ウィスコンシン州における財団などの主な諸団体
  　5．マディソンにおける主な産学連携の不動産アセット
  　6．おわりに
  
  第10章ミネソタの奇跡を礎とするミネアポリス／セントポール（MSP）
  　1．はじめに
  　2．ミネアポリス／セントポールの主要産業
  　3．ミネアポリス／セントポールにおける産業発展の要因
  　4．ミネアポリス／セントポールにおける産業発展の広義の要因
  　5．おわりに
  
  第11章メイヨクリニックとロチェスター（MN）
  　1．はじめに
  　2．メイヨ家とメイヨクリニックの沿革
  　3．DMC initiativeの背景
  　4．DMC initiativeの構成
  　5．おわりに
  　補論　クリーブランド
  
  第4部　欧州ブルーバナナ
  
  第12章地域分散型ネットワークのニュルンベルグ都市圏
  　1．はじめに
  　2．ニュルンベルグ都市圏の大学
  　3．ニュルンベルグ都市圏の産業界
  　4．ニュルンベルグ都市圏における財団などの主な諸団体
  　5．ニュルンベルグ都市圏における主な産学連携の不動産アセット
  　6．おわりに
  
  第13章再開発により悪循環を断ち切ったトリノ
  　1．はじめに
  　2．トリノの大学
  　3．トリノの産業界
  　4．トリノにおける財団などの主な諸団体
  　5．トリノにおける主な産学連携の不動産アセット
  　6．おわりに
  　補論
  
  第14章米国とつながるリムリック都市圏
  　1．はじめに
  　2．リムリック都市圏の大学
  　3．リムリック都市圏の産業界
  　4．リムリック都市圏における財団などの主な諸団体
  　5．リムリック都市圏における主な産学連携の不動産アセット
  　6．おわりに
  　結論
  
  付表
  
  参考文献
  
  事項索引
  地名索引
  人名索引
  組織名索引

• 出版社からのコメント

  日本が参考にすべきは世代を超える人材育成のしくみと科学技術の探求心を育む地域の大学を中心とした欧米の第二第三の都市にあった。

• 内容紹介

  日本が参考にすべき都市の産学連携エコシステムは、郷土愛に裏打ちされた世代を超える人材育成のしくみと、科学技術への飽くなき探求心を育む地域の大学を中心とした欧米の第二第三の都市にあった。シャンペーン／アーバナ、マディソン、ロチェスター、ニュルンベルグ、リムリック・・・。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  湯川 俊一(ユカワ シュンイチ)
  １９６７年１２月東京都に生まれる。１９９０年４月三井不動産株式会社入社。住宅・オフィスビル事業および金融機関の不良債権処理や法人の資産活用営業に従事。２０２０年４月より、産学連携推進部長としてアカデミアからイノベーションの種を探索
  
  藤塚 和弘(フジツカ カズヒロ)
  １９７３年８月新潟県新潟市に生まれる。２００９年２月三井不動産株式会社入社。日本国内外市場におけるブランディング、マーケティング調査業務に従事したのち、商業施設や物流施設の開発に従事、２０２２年４月より、産学連携推進部
  
  太田 耕史郎(オオタ コウシロウ)
  １９６５年１月静岡県天竜市（現浜松市天竜区）に生まれる。２０１０年８月‐２０１１年８月サウスオーストラリア大学Ｃｅｎｔｅｒ　ｆｏｒ　Ｒｅｇｕｌａｔｉｏｎ　ａｎｄ　Ｍａｒｋｅｔ　Ａｎａｌｙｓｉｓ，Ｖｉｓｉｔｉｎｇ　Ａｃａｄｅｍｉｃ

• 著者について

  三井不動産　産学連携推進部 (ミツイフドウサンサンガクレンケイスイシンブ)
  三井不動産　産学連携推進部
  
  2020年4 月に設立以来，共同研究をはじめとするアカデミアとの協働を通して，イノベーションの創出に挑戦。当社自らのイノベーションのみならず，大学と連携して先端技術開発に挑戦するさまざまな企業のイノベーション創出の支援を行う。
  
  
  湯川　俊一 (ユカワ　シュンイチ)
  湯川俊一（ゆかわ　しゅんいち）
  
  1967年12月東京都に生まれる。1990年3月東京大学経済学部卒業。1990年4月三井不動産株式会社入社。住宅・オフィスビル事業および金融機関の不良債権処理や法人の資産活用営業に従事。2020年4 月より，産学連携推進部長としてアカデミアからイノベーションの種を探索。
  
  藤塚　和弘 (フジツカ　カズヒロ)
  藤塚和弘（ふじつか　かずひろ）
  
  1973年8月新潟県新潟市に生まれる。1996年3月東京大学工学部卒業後，学士入学。1998年4月株式会社電通入社。2005年1月2005年9月北京電通廣告有限公司　出向。2005年10月2008年12月DENTSU SINGAPORE PTE LTD 出向。2009年2月三井不動産株式会社入社。日本国内外市場におけるブランディング，マーケティング調査業務に従事したのち，商業施設や物流施設の開発に従事，2022年4月より，産学連携推進部。
  
  
  太田　耕史郎 (オオタ　コウシロウ)
  太田耕史郎（おおた　こうしろう）
  
  1965年1月静岡県天竜市（現浜松市天竜区）に生まれる。1992年3月青山学院大学大学院経済学研究科博士後期課程満期退学。広島修道大学経済科学部専任講師，助教授などを経て2003年4月同大学教授。著書：『地域産業政策論』（勁草書房，2016），『ラストベルト都市の産業と産業政策──地方都市復活への教訓──』（勁草書房，2019），『地域振興と慈善活動──慈善・寄付は地域を呼び覚ます──』（勁草書房，2022），黒川和美著『官僚行動の公共選択分析』（勁草書房，2013（編集代表者）），The Application of Economic Sciences to Civic Life and Local Economies（九州大学出版会，2024（共編者）），など

都市の産学連携エコシステム [単行本] の商品スペック