華ふぶき―鳴神黒衣後見録(祥伝社文庫) [文庫]

華ふぶき―鳴神黒衣後見録(祥伝社文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  鳴神座一同は、狂言作者松鶴の言に驚愕した。二十五年前、一座が大失敗した演目「雪中白狐華宴」をやると宣ったのだ。父を殺された狐の兄弟が、雪原で仇討ちする話である。作者見習いで一座の力になりつつある狸八は、“雪衣”を務めることに。だが、凝った衣裳と道具が要り、緻密な立ち回りを求められる難儀な芝居だった。そんな折、主役ふたりの確執が明らかとなり…。

• 出版社からのコメント

  一日だって忘れたこたぁねぇ。鳴神座一同は因縁の芝居を成功させるため、命懸けで稽古する。芝居への熱き想いを描く時代小説第3弾！

• 内容紹介

  一日だって、忘れたこたぁねぇ。
  鳴神座にかけられた四半世紀前の「呪い」……。
  若き役者と裏方たちは「因縁の芝居」を成功させるため、命を懸けて稽古する。
  芝居への熱き想いが心を揺さぶる好評シリーズ第3弾！
  
  鳴神座一同は、狂言作者松鶴の言に驚愕した。二十五年前、一座が大失敗した演目「雪中白狐華宴」をやると宣ったのだ。父を殺された狐の兄弟が、雪原で仇討ちする話である。作者見習いで一座の力になりつつある狸八は、〝雪衣〟を務めることに。だが、凝った衣裳と道具が要り、緻密な立ち回りを求められる難儀な芝居だった。そんな折、主役ふたりの確執が明らかとなり……。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  佐倉 ユミ(サクラ ユミ)
  群馬県出身。『応挙の虎、古井戸の月』で２０１８年度ノベル大賞を受賞し、『うばたまの　墨色江戸画帖』と改題、同作でデビュー

• 著者について

  佐倉ユミ
  群馬県出身、在住。 『応挙の虎、古井戸の月』で2018年度ノベル大賞を受賞し、『うばたまの 墨色江戸画帖』と改題、同作でデビュー。著書に『霜雪記 眠り姫の客人』『ツギネ江戸奇譚 藪のせがれと錠前屋』 『螢と鶯』『ひとつ舟』がある。本書は、江戸三座を目指す芝居一座を舞台に、若い役者と裏方の熱い想いを描く「鳴神黒衣後見録」シリーズ第3弾。

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